阿弥陀岳 中央稜 再訪
- GPS
- 06:48
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中央稜取り付きの急登は氷結カ所多数。ピッケルのピックを打ち込み、アイゼンの前爪を蹴り込んで登る。下部岩壁の巻き(前回、ラッセル敗退)は、雪が締まっていて問題なし。上部岩壁の巻きも問題なし。もちろん、滑ればアウトなので慎重に。 |
写真
感想
2週間前、ラッセル敗退した阿弥陀岳中央稜を再訪。雪は減って締まっているだろうから、前回のようなことはあるまいと思いつつ、2日前に八ヶ岳に降った雪の心配もしながら、舟山十字路に向かう。
舟山十字路周辺は雪はわずか。これなら大丈夫だろうと出発。林道の途中、南陵との分岐の先に足跡はなく、ちょっと心細い。しかし、林道を外れてもいたるところに「四区」の赤ペンキがあり、慎重に進めば迷うことはない。
中央稜への取り付きからすぐ急登となり、草付きと氷のミックス急斜面も多い。アイゼンの前爪をしっかり蹴り込んで登る。斜面が緩くなれば、楽しい尾根歩きだ。表面からは分かりにくいが、雪の下にはトレースがあり、それに乗っている限り踏み抜かない。
いよいよ前回敗退した下部岩壁に出る。前回は胸ラッセルになったが、今回は、雪の上を歩けるので、やや拍子抜け。時折、股下まで踏み抜きながらも、順調に岩壁を巻く。最後はルンゼをダガーポジションで登るが、これが楽しい。
上部岩壁は左に巻く。巻き終わりの稜上に出るあたりが怖いとの過去の記述も見かけたが、岩を巻いてしまったのではないだろうか。少し下の雪の部分で巻けば、何ということもない。
尾根上に出て振り返ると、遠くに南アルプスや諏訪湖が見える高度感のある風景が広がって、すがすがしい。御小屋尾根との合流まではあとわずか、に見えたが、意外に登りがいがあり、疲れる。最後の小ピークを登ると、目の前に御小屋尾根からのロープのルートがあった。後は、通常の登山道。
あー、楽しかった。いずれ、ほかのバリエーションにも行きたいが、その前に、ロープ確保の練習をしなければ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する