記録ID: 1400330
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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根
2018年03月04日(日) [日帰り]
nemussss
その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 15:42
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,523m
- 下り
- 2,255m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 15:05
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 16:52
17:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の状況は登り良好、下り緩み気味 <登山口〜> 橋を渡ったところから積雪あり。笹の平からアイゼンつけましたが、それ以前にもアイスバーンもあるので最初から着けた方が良かったかも。帰りも落ち葉が目立つので笹の平過ぎで外したが、橋手前のアイスバーンで転倒しそうになったので最後まで着けていた方が良かった。。 刃渡りやその上のハシゴ&五合目からのハシゴの登りは、雪はあるが締まって問題なし。下りは緩んでいたので気をつけた。 <七丈小屋〜山頂> 八合目までは状況によっては強烈ラッセル箇所だが天候に恵まれてよく踏まれていて登りやすい。 核心部の8合目から9合目は冬道もバッチリトレースあり。 暖かい日でルンゼの下りは緊張マックス。。 昨年も残雪期に滑落死亡事故があり、過去にも事故が多発していて足を滑らせると数百メートル落ちて助からない場所。 ダブルアックスで慎重に下りたが、この日のような暖かい日は午後になったらロープ以外での下山は危険だと感じた。 ここに比べると9合目から山頂までは問題なし。それでも8合目から先は、全体的に雪庇には注意して進んだ。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
撮影機器:
感想
黒戸尾根は昨夏以来だが、昨年の厳冬には吹雪で9合目撤退。中滑落が何度もあり下山はオールラッセルで低体温にもなり、生きているのが不思議な程の過酷な敗退だった。
リベンジの今年は終日温暖で風も穏やか。最高の景色を見せてもらった。
厳冬期の暖かな日は残雪期のようにここのルンゼは手強い。
連れは下山を案じて9合目直下のルンゼ登り手前で撤退。そこから山頂〜下山まではソロで進んだ。
ロープを使わずダブルアックスだったので、ルンゼの下山時はかなり緊張した。
踏み外せば数百メートル落ちて終了となる。昼近くで雪はかなり緩みアイゼンが刺さりづらく苦戦した。
刃渡り上&五合目上のハシゴは過去に木だったのを修復したのだろうが、プラスティック?のような素材でアイゼンが横によく滑り、特に下山は危ない(^_^;)
最高の天気だったが、残雪期や今回のような厳冬の温暖日には来たくないな〜(ルンゼとか特に)と思ったので、次回は雪がよく締まった冷えた日に来ようと思います。
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