記録ID: 140177
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
紅葉の武尊山へ
2011年10月09日(日) [日帰り]


- GPS
- 08:55
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,323m
コースタイム
6:00旭小屋登山口-8:00不動岩-8:55前武尊-10:45武尊山11:25-12:45前武尊12:55-13:20オグナほたかスキー場・川場谷野営場分岐-14:00不動岳・川場谷野営場分岐-14:15川場谷野営場登山口-14:55旭小屋登山口
天候 | 晴れ、午後に向け雲が多くなる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○旭小屋登山道 この登山道は、時間はかかるものの、古く武尊山への山岳信仰の修験者の道と聞いたので選択しました。 ○登山道取付 旭小屋登山道は、マップでは3台駐車可能となっていますが、現在木材伐採作業場となっているようで平日は実際上使えないと思われます。(トラックやらパワーショベルやらが出入りしている雰囲気(写真1枚目ご参照)) 登山口入口には、きちんとした案内板あるものの、いきなり「危険」の赤旗がかかっています。(写真2・3枚目ご参照)登ってみて分かりましたが、これは旭小屋のあと登山道が木材伐採で重機やトラックが入っているためのようです。また、従来の登山道も搬出用臨時林道で切り裂かれて分かりづらくなっています。(写真7〜9枚目ご参照)私も出だしこのお蔭で川場尾根への取り付きが分からず、川場谷野営場への沢沿いの道を辿ってしまい引返しで時間ロスしました。 ○川場尾根 急登もありますが、とても気分よくハイキング気分で登れる良い尾根道と思います。登山口からはさほど登らずとも尾根に出るので、気分的に楽です。また木材伐採作業のお蔭か、間伐が入っており見通しも風通しも程よいなっています。ただし、この道はあまり使われていないらしく、踏み跡は明瞭ですが、木々や植物の萌芽が多いですし、フレッシュな獣の足跡や糞などもあり、クマが来ないか気が抜けませんでした。途中で黒い顔に鼻筋が白いイノシシみたいな動物を遠目に見ました。この辺りはクマが出るのでしょうか? ○武尊山の紅葉 この山は常緑樹と混交のようで、全面紅葉という感じではなく、赤・黄・緑それに岩が斑模様を描くような美しさです。今の時期が頂上付近から中段まで色づいておりなかなか良いのではないかと思います。 ○行程 武尊山はおそらく沼田側から登るとどのルートも往復かなりの時間を要しそうです。今回登った川場尾根-不動岳-前武尊-武尊山のルートは、不動岩を代表とした鎖場のある岩場がいくつかあり、持久力の他に筋力がある程度必要でした。 ○バッヂ 下山後、バッヂを探したのですが、そもそも沿道にお店などなく、ついぞ見つかりませんでした。どなたか沼田側でバッヂ販売しているところをご存知の方はいらっしゃいませんか? ○下山後の温泉 私は木賊の「とくさの湯」に入りました。家庭的な温泉宿で入湯料\500です。一昔前の温泉風ですが、小ざっぱりしていてノンビリできました。 ○本日のご褒美 今回は下山後のお楽しみ(カツカレー)もありませんでした。疲れていたこともあり、そそくさと高速に乗りましたが、これが何の天罰か大渋滞。乗ってすぐ赤城から鶴ヶ島まで恐ろしく時間がかかりました。 |
写真
ここが難渋しました。いま立っている岩から目の前の岩に移り、足元の鎖を掴みあげ、その向こう側にあるチムニー上の岩の間を垂直降下します。右側は切れ落ちています。たぶん反時計回りに体を反転させ、岩の反対側でザックを振ればよかったのですが、逆の動きをしてしまい、ザックが岩に引っかかる状態となり苦労しました。
大混雑でした。団体客も多く、さほど広くない山頂は昼飯で立錐の余地もない状況です。この季節、山頂目指して四方八方の登山道から人が上がってくるので当然といえば当然です。私もその一人。
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コメント
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いや〜、レコ拝見しましたが、見てるだけで手に汗握る山行。私も武尊に行きたいと思ってるのですが、このコースはとても手が出ません。カニのヨコバイ前後の大変さは特にですね。ほんとうにお疲れさまでした。
ShuMaeさん、コメントありがとうございました。お蔭様で筋肉痛が癒されました。チムニーの場面では、説明に書いた通りザックが引っ掛かり、見事に身動きが取れなくなってしまいました。
この山はいい山だったな、と思います。今回のルートは、静かな林間尾根歩き、スリルある岩場越え、紅葉鑑賞、常に眺望得られるピークつたいの縦走、そして池塘に沿い頂上までのアプローチと飽きさせませんでした。登山者が多いのも頷けました。ルートはともかくお薦めです。
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