比良山系縦走(平〜蓬莱〜北比良テン泊〜武奈〜蛇谷)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,102m
- 下り
- 2,299m
コースタイム
9:40平バス停出発〜10:55権現山〜11:55小女郎池〜12:30蓬莱山〜
14:30比良岳〜15:10烏谷山〜16:35金糞峠〜17:00北比良峠(泊)
《2日目》
7:10北比良峠出発〜7:25八雲ヶ原〜8:45武奈ヶ岳〜9:55釣瓶岳〜
11:30地蔵山〜14:00蛇谷ヶ峰〜16:00くつき温泉「てんくう」
※途中途中で小休止を挟み、ほぼ「山と高原地図」のコースタイムくらいで歩いています。
天候 | 二日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)朽木グリーンパークより朽木学校前まで無料シャトルバスあり グリーンパークの温泉「てんくう」で汗を流して帰りました。 http://www.gp-kutsuki.com/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし 2日目の笹峠以北はルート不明瞭な箇所あり 他の方のヤマレコを参考にして、テープを目印にして進みました。 今回は道迷いが一番心配だったのですが、 テープがなかったら迷ったであろうポイントがいくつもありました。 蛇谷ヶ峰への人気コースの一つ、カツラ谷は道が崩落していて通行止めとのこと。 |
写真
感想
3連休はどこに行こうかさんざん悩んだ末、
前から二人とも行きたいと思っていた比良山系全縦を決行することに。
車なし、金なしの私たちにはぴったりのチョイスでした。
今回はヤマレコのみなさんの記録がとても参考になりました。
比良縦走の記録を挙げてくださったみなさまに感謝感謝です。
(1日目)
堅田駅から平へ向けて、バスに乗り込みます。
3連休やし、臨時バスが出るかと思いましたが期待ハズレ。
ずっと立ちっぱなしはしんどかったです。(ヘタレハイカーです)
国道を少し戻ったところにある花折峠登山口から登山開始。
前日の寝不足と、重い荷物のため、最初からヒーヒー言います。
先日の3泊4日の後立縦走時よりも数キロ荷物が重いのは、
水を多めに持参しているからでしょう。
権現〜蓬莱は本当に気持ちの良い草原の道で、ここだけでもまた歩きに来たいと思いました。
びわこバレイでゆっくりお昼休憩にします。
Omaeさんは自販機で炭酸飲料を買って飲むのを励みに頑張っていたようで、
売り切れだったのがとても悔しそうでした。
蓬莱山から木戸峠まで、スキー場の斜面を下りますが、かなりの急斜面が続き、足が痛くなりました。
それでも途中まではいいペースで進んでいたのですが、私の足の裏がまた痛みだしたのでペースが落ち始めます。
(足がむくみやすいのと、それに対して靴が小さいのかもしれません)
15時過ぎてやっと烏谷山なのを見て、だんだん焦ってきます。
日没までに八雲ヶ原に着けるかな・・・。
焦っていらだち始める私に、Omaeさんが行けるところまで行って、
そこでテント張ればいいんやし、
と言ってくれるので、とりあえず落ち着いて先を目指します。
でもできれば八雲ヶ原まで行きたい。お会いしたい人がいるのです。
やっと金糞峠に着いたのですが、焦っていたためか、そこから八雲ヶ原へ行くつもりが北比良峠へ抜けてしまいました。
もう日没も近いし、ヘトヘトだしで、北比良峠もテントが張りやすそうなので、
今日はここまでにして、テント設営をここですることに。
でもここも案外いい場所でした。
夜は綺麗な星空を見ることができました。
(2日目)
5時起床。朝食を摂ったり、日の出を眺めたりした後、7時過ぎに出発。
八雲ヶ原で少し寄り道をして、武奈ヶ岳へ。
八雲ヶ原でお会いしたかったのは、以前ヤマレコで比良山に関して有益な情報を発信していただいていた方ですが、今回は残念ながらお会いすることができませんでした。
まぁ、登っていればまたいつかお会いできるでしょう。
前回、一人テント泊をした時は林間コースで武奈まで行ったので、今度はイブルギノコバを通って行くことに。
武奈ヶ岳直下の登りでヒーコラ言いますが、登りきると360度の大展望!
遠くは霞んでいましたが、なんとなく白山が見えるような見えないような。
充分に休んでから、次の釣瓶岳へ。
ここも高い木がなく草原の道。琵琶湖を見ながら歩くことができます。
釣瓶岳を過ぎて、しばらくは気持ちのいい道が続きますが、
途中で粘土質の急坂があったりするので、結構気を遣います。
この日は武奈ヶ岳で2人組の男の子、そのほかは蛇谷ヶ峰まで単独の男性2人とすれ違っただけ。
眼下に琵琶湖を見ながらの、とても静かな山歩きでした。
本当は涸沢とか、白山とか行きたかったなという気持ちが残っていたのですが、
そういう山はどこも人が多いだろうと思うと、
自分がとても贅沢な山歩きをしているような気分になりました。
ちょっとした優越感です。
笹峠から先はヤマレコのみなさまの記録を参考にして、慎重に進みました。
もはやルーファイならぬテーファイ(テープファインディング)です。
読図力をつければ、テープに頼らなくてもいいのでしょうが・・・。
地図を見ながらも、やはりテープが無いと不安になるような場所が何カ所かありました。
峠をいくつか越えて、(もういくつ越えたか分からなくなります)
やっと蛇谷ヶ峰に到着した時は、本当にホッとしました。
山頂に着いたら、恒例となったありがとうの握手です。
Omaeさん、いつもながら焦ってペースあげたり、
足痛いからって超スローになったりと、私のへんてこなペースに合わせて
よく歩いてくれました。
ありがとう!
山頂でゆっくり休憩して、お風呂を目指して下山開始です。
階段地獄でなかなか足に堪えました。
2時間弱かけて温泉「てんくう」に到着。
なかなかの混雑ぶりでしたが、お風呂はそれなりに広いです。
(お風呂¥600)
比良全縦、私にとってはハードでしたが、それでもまた歩きたいと思える魅力のあるコースでした。
紅葉の時期にまた歩いてみるのもいいかもしれません。
って、もうすぐか!?
この三連休、御嶽山か白山あたりに行こうかと思っていたが、お金も無く、計画もまとまらずで遠出は諦める。
そこで、手近で二人とも一度挑戦してみたいと思っていた比良山系縦走へ行くことに。
10月にもなると涼しくなって快適登山、暑さを警戒して二人で水、飲料を計11リットル程担いでいったが結局4リットルほど余るぐらいだった。
紅葉にはまだちょっと早かったようで、まだ色付き始めって感じでした。
初日、平からの登山はソコソコの人出、蓬莱山ではハイキングファミリー、カップルだらけだった。デカいザック担いでる我々は若干浮いてたかも。
その後、八雲ヶ原で一泊の予定が道を間違えて北比良峠で一泊することに。
北比良峠はひらけていて空が広く、琵琶湖の展望も良く、素敵な星空、日の出を戴けました。
二日目は八雲ヶ原を通って武奈ヶ岳へ。
武奈から蛇谷までは他の人ともほとんど出会わず、道もややこしく展望も悪く、テープに頼りながら歩かないと迷ってしまいそうだった。
蛇谷は団体さんもおり賑やかな山頂だった。
比良縦走もとりあえず完歩、今度は紅葉濃いときに登っていないピーク巡りでもしてみようかな。
コメント
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こんにちわ
時間差でほぼ同じ工程を歩いてました
akihoさんはいっしょに日の出を山頂で見ておられましたよ
crazyhouseさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
スタートもゴールも、そしてヤマレコアップもすべて早かったですね
栗原から登られたのですね、私たちも迷いましたが、
「関西周辺の山」という本を参考に平からにしました。
akihoさんにお会いしたかったのですが、
なるほど、日の出の時間は武奈ヶ岳にみなさんでいらっしゃったのですね
比良山系はなぜか縦走したくなりますね。
最近も、まだ歩いていないリトル比良側を狙っているのですが、
ガリバー側の通行止めでルートの再考が必要になってしまいました。
須川峠道標の「良い道です」には記憶があります。
7月に登ったときの写真を確認してみたところ、
「良い道です」だけで「わかりにくいよ!」は無かったです。
割と最近に付け加えられたようです。
きっと、「わかりにくいけど良い道」なのでしょう。
abeyさん、こんばんは。
点と点でいくつかの山を登ると、今度はそれを線でつないでみたくなり、
線でつないで歩いてみると、今度はそこから見える未踏の山へも行きたくなる。
ヤマヤの性分なのかと思います。
(私自身はまだまだ偉そうにヤマヤと言える程でもないのですが
道標の落書き、「須川峠」と書いてもいないのに、さすがですね
リトル比良狙いですか〜。
行くとしたら北小松〜近江高島の縦走になりそうですが、ここもなかなか歩きごたえがありそうですね
比良縦走・・・
私もまた行きたいなぁ・・・
前回は灼熱だったので涼しい時期にと思ってたんですけどね
いや〜、あのササ峠以降の道、尾根間違えると簡単に迷っちゃいますもんね。
釣瓶岳から蛇谷までの間っていくつもの峠を越えて、いったいいくつあったんだろう・・・
なんか昨日の事の様に思い出しちゃいます
今回はutaotoさんの記録をしっっっかり読み込んでから出発しました
おかげで気をつける所がよくわかり、特に迷うこともなく歩くことができました。
歩きながらutaotoシスターズの話をしていました
Omaeさん曰く、
「実際に歩いてみて、あの姉妹のスゴさがわかった」と。
そしてあの道を歩かせたパパもスゴいなぁと感心しあっていましたよ。
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