中芝新道 〜静寂の堅炭尾根に大満足でした!〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,465m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道の状況】 旧道(登山指導センター〜芝倉沢出合) 一ノ倉沢まで舗装道路、その先は林道 芝倉沢手前で道が崩落しています。 設置してあるロープで降り、そして旧道へ登る必要あり。 ※総じて歩きやすい道 芝倉沢〜堅炭尾根取付き 芝倉沢出合の右岸に中芝新道への道標があり、まず右岸を登っていきます。 少しいくと道は左岸についていますので岩伝いに沢を渡ります。 左岸を注意していれば分かると思います。 左岸の道は狭く滑らないように注意。 中芝新道 沢を左にカーブすると堅炭尾根取付き地点です。 ペンキの目印があります。 稜線に登りあげるまでが難所です。 露岩のトラバースがありますが、ここが一番の危険箇所だと思いました。 稜線に上がると素晴らしい景色が楽しめました。 ※中芝新道を下るのは危険と感じました。 一ノ倉岳〜谷川岳 一般登山道 多くの登山者が行き交い、特に谷川岳付近はすれ違いに難儀しました。 谷川岳山頂は写真撮影の行列ができていました。 西黒尾根 岩稜帯の下りは気が抜けません。 【登山届】 谷川岳登山指導センターに用紙と筆記用具あり 用紙は下山後にも提出するようになっています。 |
写真
感想
静かに紅葉を楽しみたい。
そんな思いから中芝新道を歩いてきた。
休日は一ノ倉までマイカー規制が行われているのでロープウェイの駐車場が一番アクセスはいいのだが、無料の土合橋駐車スペースを選んでしまう。
まず、一ノ倉で朝日に染まる谷川岳を見ようと4:30に出発。
一ノ倉に着く頃にちょうど明るくなってきたが、残念ながら雲が多く、思ったような写真は取れなかった。
芝倉沢への旧道を歩いている途中、団栗が落ちていて、熊さんは今時分せっせと食べているのだろうなぁと想像していると、ふと獣臭が鼻をつき、うなり声のような低い音が聞こえた。
心の中で危険察知のアラームがなり、すぐさま鈴を意識的に鳴らし笛を吹きながら通過した。
熊なのか私の意識が作り上げた妄想なのか判然としないが、とても恐い思いをした。
さて、今日のメインディッシュの中芝新道。
堅炭尾根取付でお粗末なルートミス!
ここかな?と取付いたところは急勾配の笹薮で、笹を掴んでいないと転げ落ちてしまう。
笹を掴んでは身体を引き揚げる、行けそうなところを探し右に左に動き、そして引き揚げる。
完全に詰まったところで下を見るとハッキリとしたルートがあるじゃないか・・・。
身体を引き上げながら登ったほどだから急斜面なのは当たり前。
落ちたら死ぬなと思い必死に笹を掴みながら降りた。
バンザイ!笹薮サマサマだ。
1時間以上ロスしたが、それ以上に体力のロスが痛い。
正規ルートをちょっと行くと、ペンキでこれでもかといわんばかりに取付点を教えていた。
中芝新道は破線ルートだけど、先ほどミスしたルートに比べれば問題ない道。
ルートミスで経験値が上がったか?
それにしても景色が素晴らしい。
谷川岳はもちろん、馬蹄形の縦走路を望むことができる。
そして何より静かに紅葉を楽しむことができるのがいい。
一ノ倉岳に出ると、そこから谷川岳まではやはり多くの人。
逃げるように下山。
堅炭尾根は静かでよかった。
また歩きたい道だと思った。
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