神々の峰を望む〜早春の上高地

2018年03月31日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.1km
• 登り: 904m
• 下り: 891m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:36
• 休憩: 1:17
• 合計: 4:53

8:58 中の湯バス停
9:00 釜トンネル
9:55 10:09 大正池
10:49 田代橋
11:25 12:09 河童橋
12:14 12:16 上高地バスターミナル
13:11 13:14 大正池
13:37 13:51 釜トンネル
13:51 中の湯バス停

天候

文句なしの快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

平湯バスターミナルから、8：50始発の松本行き濃飛バスで中の湯下車、釜トンネルへ。帰りは中の湯14：20発の高山行き　今回、困ったのは駐車場、BTの係りの方に確認したところ平湯バスターミナル前の駐車場は登山客に限らず長時間はバスや施設を利用しても原則駐車禁止とのこと。他もあたってみましたがいい返事は貰えず急遽、ネットで検索して、徒歩3分の旅荘つゆくさの駐車場に停めさせていただきました。1日/300円でお守り付き。

コース状況／危険箇所等

大正池ホテルまでに雪崩要注意区間があり。その他はハイカーの踏み跡も明瞭で危険個所も特にありませんが各所に凍結箇所あり。この時期、全行程ツボ足で十分、トレースを外さなければワカン、スノシューは必要ないでしょう。尚、ルートは手書きの為正確ではありません。

その他周辺情報

平湯バスターミナルの展望大浴場で笠ヶ岳を眺めながら貸切状態？の露天風呂でゆったりと疲れを癒しました。JAF割引で600円→400円

写真

3/31 8:20

駐車場確保ですったもんだはありましたが8：50始発に一番乗りで待つ。快晴ににんまりするsajiyome

3/31 9:00

中の湯ゲートから釜トンネルへ

3/31 9:16

はい！了解いたしました。

3/31 9:19

出口が見えた〜ずっと11％の緩やかな登りが続きます。
トンネル内は照明されていてヘッデンは必要なし。

3/31 9:22

うわぁ〜！釜トンネルを抜けてすぐに焼岳が見えた〜大興奮！思わず走り出す

3/31 9:40

真っ白な穂高だ〜一瞬、足が止まりじっと見つめる、穂高と目が合い何故か照れ笑い

3/31 9:47

上高地トンネルの前で大正池と鏡穂高がスタンバイしてました。

3/31 9:52

雪崩要注意区間を足早に通り過ぎる。除雪された圧雪がツルツルのアイスバーン状態

3/31 9:52

雪崩で鉄柵がグニャリ　こんなの見ちゃうと小心者はビビリます。

3/31 9:53

大正池ホテルの脇から池の畔へ降りると・・・

3/31 9:55

大正池とその奥に聳える穂高連峰の絶景が目の前に現れた。凄いでしょ〜とまるで自分の庭のように自慢したくなる。

3/31 9:56

大正池に鏡焼岳！湖面に映る高貴な姿を眺める。天候と入射角、水面の凪が絶好のタイミングでした。

3/31 9:56

凄い迫力！超弩級の焼岳にぼーぜんと見惚れる

3/31 10:05

キャー！とうるさいsajiyome　この景色を見れば誰でも歓声を上げてしまうことでしょう

3/31 10:06

絶景をバックに昭和のヤンキーポーズで一枚

3/31 10:06

湖面に映る穂高、山歩きを始めた頃の情熱がフツフツと湧き上がる。絶景がここ最近のモチベ低下に歯止めをかけるか？

3/31 10:11

遊歩道の上は50センチほどの残雪 上を歩くか下を歩くか揉めた・・・どうでもいいだろ

3/31 10:14

行きはヨイヨイ！河童橋を目指してハナ歌交じりに歩く 曲目は「涙のテディボーイ」

3/31 10:16

振り返ると焼岳の威容 なん度も見ちゃいます

3/31 10:17

静かなカラマツの林の中を無心で歩く

3/31 10:43

梓川の河原に降りてみる。形容しがたい美しい水の色、そして爽やかな空気。

3/31 10:49

田代橋で意味もなくチャラケルsajiyome

3/31 10:50

焼岳を撮るsajimoto キジ撃ちではありません

3/31 10:53

梓川沿いの道を歩く。ここから眺める奥穂、前穂と明神岳

3/31 10:57

川岸のケショウヤナギと穂高連峰。とにかくこんな景色が続きます

3/31 10:57

いきなりですが噴煙をあげる焼岳をup

3/31 10:57

清らかな梓川の前には六百山から霞沢岳にかけ、険しくいかつい山容。やはり神降地は最高だ！

3/31 10:59

梓川沿いの道を進むと・・・河童橋が見えてきた

3/31 11:24

定番の河童橋と明神岳

3/31 11:34

絶景を仰ぎながら特等席でランチをいただきました。

3/31 11:41

穂高に乾杯！空の青さが沁みるぜ〜ノンじゃつたんで帰路はsajiyomeに運転をまかせた〜

3/31 11:45

河童橋と焼岳、梓川、定番中の定番の一枚　人が居なさすぎて上高地って感じがしないな〜

3/31 11:45

河童橋から見る定番の穂高の風景・・・真っ青な空に白く輝く神々の峰々。残雪の上高地は完全無欠に素晴らしかった！

3/31 11:58

清水川の清流と鮮やかな緑の藻　

3/31 12:02

梓川に降りて穂高に挨拶、ありがとう、また来るよ
上高地に降り立つ神とほんの一瞬だけ出会えたような気がする

3/31 12:08

この情景は我々夫婦の記憶に永遠に残るであろう

3/31 12:15

オンシーズンは観光客で溢れ喧騒が途切れることのないターミナルも今はひっそりと静まり返っている。

3/31 12:20

出来れば14:20のバスに乗りたい 早い春の訪れに追いたてられながらペースをチョイとあげる

3/31 12:36

何度足を止めて振り返っただろう、バス時間がどうしても気になるsajimoto 、山が美しく彩られる頃またゆっくり来ような〜

3/31 13:37

疲れも出てブウたれ始めるsajiyome、もうちょいだで がんばろまい！

3/31 13:53

13：53にバス停着・・・ペースを上げたお蔭もあって余裕で間に合いました。帰りも一番乗り

撮影機器：

Canon PowerShot SX280 HS Canon

iPhone 5c Apple

iPad mini 4 Apple

iPhone 7 Apple

感想

sajimoto

物好きじゃないと行かないであろう雪に閉ざされたシーズンオフの静かな上高地、今回も天候に恵まれ素晴らしい残雪ハイクになりました。静まり返った早春の上高地はリアルに「神降地」だと思う。真っ白な穂高と青い空に魂を奪われた我々、ほんの少しだけですが神々のすむ領域を垣間見たような気がする。何故に白銀に輝く峰々はこんなに人を惹きつけるのだろう・・・今更ながらそんな事を思う。

ただただ美しい静寂な世界でしたが・・・残念なことに地元関係者を中心に”冬期は入山禁止にするべき”という意見が根強くあるらしい・・・ここもダメ、あそこもダメとたらい回し状態だった駐車場の件からも歓迎されてないことは薄々感じたが・・・入山の際には自然環境の保全と各所に提示してある冬期入山のルールを厳守し自己責任で楽しめばいいんじゃないかと私的には思うのです・・・今回は少なからず背徳感を背負ったハイクでした。快晴の青空が少しだけ寂しく見えたのはそのせいか・・・それでも三月最後のハイクは最高に煌めく上高地を楽しむことが出来ました 、来シーズンも変わらぬ絶景を見に行きたいな〜

もういくつ寝るとGW♪次の山行き楽しみに・・・ 相棒殿