越後三山中ノ岳〜届かず
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,156m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:47
天候 | 3/31快晴、4/1晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ピッケル
アイゼン
ワカン(使用せず)
ツェルト
ストック
|
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感想
当初清水〜清水峠〜巻機山を考えたが、謙信尾根取付への渡渉が可能かがわからず断念。
この時期1年前と3年前にエチコマ行ったから、今度は中ノ岳にしようと単純選択。
3/31(土)前泊地でまたもや寝過ごし、三国川ダムの出発は7時半に。右岸道路は8割方積雪。因みに左岸道路は落石や雪崩で通行は困難そうだ。十字峡[標高]から中ノ岳登山道に入る。すぐに雪が出てきてアイゼン装着、とともに暑くて半袖シャツにする。振り返ると巻機山が真っ白だ。いくつかの急登と雪庇とルーファイを経て四合目1269mに着く。ここから日向山まで300m、急傾斜だが広い雪面。だが、気温20度かつ直射日光を受けた雪面は潜り始めた。時折膝まで踏み抜く。所々小さいクラックが入っているので避けながらジグを切る。やがて緩斜面となって日向山に着く。中ノ岳が初めて姿を現した。でかい、遠い。12時到着予定が1時間遅れた。
身体はへとへとだ。中ノ岳へはCT4時間、たぶん5時間以上かかる。日が暮れるな。もともと6時間程歩いた後は途端に遅くなる俺。急斜面もある。もっと潜るよな。次々とネガティブが顔を出す。様子見に進んでみる。1548ピークまで行くとその後下りがあった。いやだな。こんな時はやめとけ、明日空身ピストンでもいいんじゃないか(と冷静な俺の声)。幸いツェルトを持ち合わせてるし風は弱いから大丈夫かな。と日向山泊り決定。日向山は中ノ岳を目前に、周囲を上越国境の山々が取り囲んで眺望がすごい。囲まれ感が半端ない。ツェルトを管理塔の横に張り、外で炊事をする。重い雪だから水もすぐにできた(苦笑)。陽が傾くまで焼肉と酒を堪能した。
4/1(日)夜半に寒いなと思ったら、顔がツェルトから出ていた(思わず笑った)。急いでツェルトの結び目を整えザックで蓋をする。風向きが変わってツェルトが風を受けている。でも張り綱は大丈夫そうだ。一応3:30に目覚ましかけて中ノ岳目指すつもりだったが、一応は絶対実現しないもの。起床は6:00。11時間寝た。下山決定。昨日の自分のトレースを辿るが、昨日以上に潜る。しかも急斜面ほど顕著。遅くまで西日を受けていたからか。十字峡に降り、ふきのとうを摘みながらとぼとぼと帰った。
コメント
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白毛門から巻機の縦走、ぼんやりとしてみたいなぁと思ってます。
もはや半袖ですか…さぞかし脚回り苦労されたかと思います。
撤退の心理状況、あ〜、そ〜そ〜と思いながら読んでしまいました。
( ´,_ゝ`)プッ
この週末、塩見再挑戦考えていたのですが、前の週に歩いた鳳凰が思いのほかの苦戦だったので諦めました。
土日は割り切って韮崎、北杜で花見、昨日は山岳会の基礎訓練、私の雪山シーズンはもうおしまいです。
雪国越後、下山して里に出て見る春の訪れは微笑ましいですね。
水割り飲み放題で何よりでした(笑)。
清水峠から巻機山は、僕の学生時代は道があったのですよ。実際一年生つれて一泊で普通に行きました。とはいえ、いまは積雪期、僕も行きたいルートです。
むちゃくちゃ暖かかったです。もっと寒ければ潜らないで行けたのかな。コンディションは様々ですね。来週は雪降る感じですからね。
雪山終わりは残念すぎです。GWや5月いっぱいは残雪を楽しめますよ。いまからがいい季節です。飯豊朝日とか上越とか。
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