残雪の奥会津・荒海山
- GPS
- 09:15
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 932m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
仮登山口からの新コースは尾根取り付ければほぼ問題無しで旧登山に合流する迄はテープ多数です 仮登山口〜尾根取付点…渡渉を2回します 尾根取付点〜旧道合流…尾根に沿ってで枝尾根も無く問題無し 旧道合流〜荒海山…問題無(*積雪期の登山では山頂直下の急登はかなり注意が必要です) |
写真
感想
あまりにも天気が良い日が続いて先週に引き続き山に行きたくなった。どうせなら初めての山がいい。ヤマレコの記録で3月に荒海山に登っているのを知ってチャレンジ。
荒海山は確か一昨年の水害で登山道が廃道になったが仮の新道が作られている様だ。前日に道の駅番屋で仮眠させてもらい、仮の登山口迄歩く。入口に標識も何もないが此処が入口のはず。作業場みたいなところを過ぎると早速雪が出て来た。余り歩く人もいない様で踏み跡ははっきりしない。雪がやわらかいのでワカンをつけて歩き出す。ところが、やがて2回沢を渡り、尾根に取り付くと直ぐに夏道が出て来た。ワカンだと歩きにくくて仕方ないのだが、きっと稜線に出ると素敵な雪の道に変わるはず、そう信じてガチャガチャしながら登る。稜線近くになると果たして雪が多くなって来た。
『いいじゃない!』
稜線に出て旧登山道と合流。目の前に荒海山がバーン!ところが稜線に雪が余りない!此処でも夏道が出て来ている。しかも稜線はシャクナゲとかが茂り雪がないと歩けない。仕方なく、稜線の少し下につけられている夏道を歩くがワカンが木の根っことかに引っ掛かりコケそうになる。
『もうワカン無理』
ワカンを外してツボ足作戦に切り替え。しかし、そうすると雪がだんだん増えてくる。でも苦労しながら山頂間近迄進む。
そして山頂間近の雪の急斜面を見て絶句。『此処で滑ったら死ぬな…』。正直にビビりまくりながら、アイゼンを装着し、急斜面をよじ登る。
なんとか無事に山頂に着いたが、帰りにまた彼処を降るのかと思うと展望を楽しむ余裕がない。360度の絶景だったが、三角点峰も寄らず(こっちの方が高いからね)、そそくさと下山開始。
急斜面は何とか無事に降り切ったと思った瞬間、滑り、咄嗟に木に抱きつく始末。
後は下るのみのはずだが、雪が更に緩くなり、何度も踏み抜く。しかし、雪と夏道が交互に出てくるので、ワカンを付けず下る。自分のトレースを見失ったりして、結構下りも時間がかかった。
無事に登山口に着いた時はホッとした。
正直、荒海山の雪山登山は余りお勧めしません。
PS 八総からの赤線は赤線つなぎのお遊びです。
コメント
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こんばんはー
どうでした?荒海山
多分、尾根上は自分達が歩いた時のほうが雪が多くて歩きやすかったのでは?
それにしてもナイスな景色ですよね
人が入ってないっていうのが何より魅力!
それゆえに熊さんのリアルな足跡、コワイコワイ(*_*)
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