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ヤマレコ

記録ID: 1424150 全員に公開 雪山ハイキング大台ケ原・大杉谷・高見山

白髭岳: 吹雪のショウジ山から快晴の山頂に

日程 2018年04月08日(日) [日帰り]
メンバー
天候晴れ、雪のち晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
神之谷林道、
東谷出合を越えて、谷を渡る橋の南詰に車一台分のみのスペースあり
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.9〜1.0(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち66%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
7時間10分
休憩
23分
合計
7時間33分
Sスタート地点07:3409:04ショウジ山09:0909:48切原09:5112:15白鬚岳12:2713:25小白髭岳13:2615:02東谷出合15:0415:07ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
ショウジ山〜白髭岳は一般登山路なし。踏み跡も不明瞭。所々に赤テープはあるものの、その頻度は少ないが、尾根筋をたどるので、ルート・ファインディングに苦心することは少ないと思われる。登山口の橋の南詰からは杣道の踏み跡が明瞭。登山開始時にヤマレコ ・マップのGPSを入れ損ねてしまったのだが、地図には記されていないものの登りやすいルートと思われる。
逆コースの時計回りの周回では小白髭岳を越えてから1峰〜4峰をこえて白髭岳まで、急峻なアップダウンでそれなりに体力を消耗することが予想される。白髭岳からショウジ山にかけての尾根筋は全般的には緩やかだが、ショウジ山の西稜から下りの分岐点が非常にわかりにくい。是非、今回のログを参考にされたい。
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図 [pdf]

写真

急峻な斜面につけられた杣道を登っていく。
2018年04月08日 07:32撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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急峻な斜面につけられた杣道を登っていく。
1
吉野杉の壮麗な林
踏み跡は不明瞭であるが、倒木を越えて急斜面を登っていく。
2018年04月08日 07:45撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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吉野杉の壮麗な林
踏み跡は不明瞭であるが、倒木を越えて急斜面を登っていく。
写真ではわかりにくいが、吹雪になる
2018年04月08日 08:30撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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写真ではわかりにくいが、吹雪になる
2
吹雪がきつくなる
2018年04月08日 08:59撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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吹雪がきつくなる
いつしか落葉樹林に
2018年04月08日 09:48撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いつしか落葉樹林に
2
あたりの地面もだんだん白く
2018年04月08日 09:50撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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あたりの地面もだんだん白く
1
三角点のある切原
2018年04月08日 09:52撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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三角点のある切原
1
樹間に1222m峰を望む
2018年04月08日 10:40撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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樹間に1222m峰を望む
晴れ間がさし、ようやく白髭岳が姿をみせる
2018年04月08日 10:56撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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晴れ間がさし、ようやく白髭岳が姿をみせる
1
縦走してきた尾根と切原を振り返る
2018年04月08日 10:57撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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縦走してきた尾根と切原を振り返る
1
1222m峰のピーク立派なブナの木、
ようやく晴れてきた
2018年04月08日 11:18撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1222m峰のピーク立派なブナの木、
ようやく晴れてきた
ピークには檜の大木も
2018年04月08日 11:25撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ピークには檜の大木も
3
すっかり冬山の雰囲気、曲がったブナの木
2018年04月08日 11:46撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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すっかり冬山の雰囲気、曲がったブナの木
1
山頂直下、神之谷左俣源頭から大普賢岳
2018年04月08日 12:00撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂直下、神之谷左俣源頭から大普賢岳
2
大普賢岳の山頂の左に雲の中から八経ヶ岳が姿を顕わす
2018年04月08日 12:01撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大普賢岳の山頂の左に雲の中から八経ヶ岳が姿を顕わす
1
大普賢岳の右手に山上が岳を望む
2018年04月08日 12:02撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大普賢岳の右手に山上が岳を望む
手前の尾根は切原(右手)から延々と登ってきた尾根、遠くに大台ヶ原
2018年04月08日 12:06撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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手前の尾根は切原(右手)から延々と登ってきた尾根、遠くに大台ヶ原
遂に白髭岳山頂
手前の碑は今西錦司1500座目の記念碑らしい
2018年04月08日 12:14撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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遂に白髭岳山頂
手前の碑は今西錦司1500座目の記念碑らしい
6
すっかり雪が積もった山頂
2018年04月08日 12:15撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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すっかり雪が積もった山頂
1
山頂より北側に台高山頂
ふと見ると、頂上のまわりの樹木には季節外れの霧氷が
2018年04月08日 12:16撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂より北側に台高山頂
ふと見ると、頂上のまわりの樹木には季節外れの霧氷が
1
右手は昨日登った白屋岳、遥か遠くに金剛山、葛城山のシルエット
2018年04月08日 12:18撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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右手は昨日登った白屋岳、遥か遠くに金剛山、葛城山のシルエット
手前の尾根が周回してきた尾根、その中心にショウジ山
2018年04月08日 12:32撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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手前の尾根が周回してきた尾根、その中心にショウジ山
4峰から白髭岳を振り返る
2018年04月08日 12:38撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4峰から白髭岳を振り返る
3
切原からの尾根
2018年04月08日 12:40撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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切原からの尾根
1
下山路の小白髭岳
2018年04月08日 12:40撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下山路の小白髭岳
1
再び白鬚岳を振り返り
2018年04月08日 12:40撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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再び白鬚岳を振り返り
2
北側に望む明神岳方面
右手に池木屋岳、左手の白く冠雪したピークが明神岳と薊岳、赤ぞれ山と思われる
2018年04月08日 13:06撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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北側に望む明神岳方面
右手に池木屋岳、左手の白く冠雪したピークが明神岳と薊岳、赤ぞれ山と思われる
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小白髭岳より台高山脈
2018年04月08日 13:27撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小白髭岳より台高山脈
檜のプロムナード
2018年04月08日 13:46撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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檜のプロムナード
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ヒトリシズカ
2018年04月08日 14:22撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ヒトリシズカ
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ヒトリシズカの群生
2018年04月08日 14:23撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ヒトリシズカの群生
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岩から湧き出る清水
2018年04月08日 14:28撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岩から湧き出る清水
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感想/記録

二日間続けての奥吉野の山行となるが、メインは勿論、この白髭岳である。赤倉山から西にのびる尾根の末端に位置するが、分県登山ガイドの記載を借用すると、支脈末端の山とは思えぬ峻険さをもち、山頂からの眺望もよいことから多くの登山者を魅了する・・とある。峻険さと眺望に関しては正しいと思われるが、果たしてどれほどの登山者がこの山に登るのか甚だ疑問である。一般的な登山道は神之谷林道の東沢出合または東沢右岸の尾根から小白髭岳を越えるルートのみであるが、分県登山ガイドに記されていた神之谷左岸のショウジ山を越え、谷を巡って周回するルートとした。

大迫ダムの手前、北和田口で吉野川を渡るとすぐに右折し、北和田の集落を越えて神之谷林道に入る。東沢出合を越えて、林道が神之谷川を渡る橋の南詰めに駐車スペースがあると紹介されていたが、車一台が辛うじて停められるほどのスペースがあるばかりだ。よくよく見ると確かに細い杣道が山の中へと続いている。時計回りと反時計回りか、周回の向きは直前まで悩んていたが、登山口の分かにくさを考えて、こちらからの反時計回りとしたが、様々な点において正解に思われる。

最初は杉の植林地の斜面の急登である。道は細いものの明瞭である。登り始めてしばらくしてヤマレコの登山開始ボタンを押し忘れていることに気が付くが、この杣道は二万五千分の一地図にも記載されていないルートのようである。ほどなく尾根筋に出ると、谷から吹き上がってくる風が冷たい。尾根から下る場合にはこの分岐が大変、分かり難いと思われる。もしもこのコースを辿られる方がおられれば小生のログを参考にしていただくのがよいように思われる。

尾根筋をたどると再び急斜面となる。このあたりは、吉野杉が立派に育ち、林相が壮麗である。散在する倒木を越え、わずかな踏み跡をたどりながら斜面を登っていくと尾根はようやくなだらかになる。右手に赤テープがつけられているので一瞬、迷いそうになったが、地図とコンパスを頼りに左手にすすむ尾根を進む。昨夜は雪だったのだろう。地面に降り積もった雪が目立ち始める。ショウジ山の手前の登りに差しかかると、風に白いものが混じりはじめたかと思うと、見る見るうちに吹雪となった。時折、樹林には北側に間隙が開け、本来、小白髭岳が望まれるところなのだろうが、見えるのはひたすら白い空間のみである。天気が午後には快復することを信じて道を進む。

ショウジ山の山頂は林間の開けた場所で、意外なほど多くの山頂標がかけられている。周囲は樹林に囲まれて眺望はなさそうだ。ゆるやかに尾根を登るといつしか植林地は終わり、ブナやヒメシャラ、コナラの落葉樹林となる。足元の雪は徐々に増え、あたりは一面、真っ白な状態となる。1132mの三角点があるピークに到達すると、いくつかの山頂標に切原と記されていたので、この場所がそう呼称されることを知る。ここも展望はない。ここで尾根は北向きに大きく曲がる。

雲の下から白髭岳への尾根が見えるものの、上のほうは完全に雲の中だ。アップダウンを繰り返す。一晩で降り積もった雪は高度が上がるにつれ徐々に厚みを増し、数センチに達する。新雪特有のミシミシという音が足元から聞こえる。

いつしか晴れ間がさし、ようやく樹間から次のピーク1222m峰とその向こうに白髭岳が姿を現す。地図から予想されるのと実際に目にする印象は大きく異なり、確かに峻険だ。

頂上からは東の方向以外、南から北に展望が開ける。北西の方向には昨日登った白屋岳が印象的な山容を広げている。風が吹くとパラパラと樹々か落ちていくものがある。ふと見上げると樹々が霧氷を纏っている。ここで軽く昼食の休憩を取るといよいよ下山である。

ショウジ山から白髭岳までは踏み跡程度で、登山路と呼べるようなものではなかったが、ここからはヤマプラでは実線の一般登山路となるので登山路は明瞭だ。しかし、喜ぶのも束の間、次々と急降が現れる。ロープの助けを借りて下る。登山ガイドの地図に小白髭岳から白髭岳の間に1峰から4峰と記載されていたのを思い出す。地図からは読めないが、小さいながらも急峻なピークが連続し、しかもかなりのヤセ尾根だ。小白髭岳は目の前に見えているのに、これらのピークの通過に意外と時間を要する。雪の季節は通過がかなり困難なことが予想される。

小白髭岳に着くと檜の植林の向こうにはカヤトが茂る好展望の伐採地が広がっていた。北側の台高山脈は明神岳のあたりは冠雪のためか、かなり白く見える。ここからは檜の植林の中を急降してゆく。登りの神之谷左岸の尾根では緩徐に積雪が増えていったが、尾根からの下りになると、雪が薄くなり始めたと思うと積雪は瞬く間に消えたしまった。地図で確認すると、わずかに3kmほどで600mほどの高さを一気に下ることになる。積雪がなくなるのが早いのも当然た。途中の水場では岩の間から水が溢れるように湧き出していた。岩から滴り落ちる水に濡れながら清水を汲む。やはり美味しい。涸れた沢筋を緩やかに下り、左岸につけられて林道を歩くと、ほどなく舗装された神之谷林道に出た。

3月の終わりから続いていた暖かな日々のせいで、ミツバツツジやアケボノツツジがあわよくば咲き始めていることを期待していたが、やはり花の季節には早すぎたようだ。新緑の季節に再訪したいものだが、この登り応えのありすぎる山にはそう簡単に再訪という訳にはいかなさそうだ。
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