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Yamareco

記録ID: 1425385
全員に公開
山滑走
栗駒・早池峰

栗駒山・春を満喫するロングコース

2018年04月10日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:58
距離
20.1km
登り
1,543m
下り
1,529m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:44
合計
5:59
8:47
26
スタート地点
9:13
9:14
47
10:07
10:13
15
10:28
10:48
46
11:34
11:35
5
11:40
11:40
122
13:42
13:58
2
14:29
14:29
17
14:46
ゴール地点
ところどころで出会った人との会話以外、特段休憩はとっていない。
天候 晴れ 山頂付近は風強し
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
融雪のスピードにもよるが、いこいの村跡地駐車場の反対側にあるテニスコート跡地側に駐車したほうがスキーヤーにとっては便利。
いこいの村跡地駐車場からシール登高を開始するスキーヤーを見かけるが、あっという間に除雪された車道に出てしまうのでおすすめしない。
コース状況/
危険箇所等
ところどころワッフ音が聞こえる場所があった。
全層雪崩のリスクが高まっているので、気象条件には十分に注意して欲しい。
尾根を移動する分には、栗駒山はリスクは高くはないので、前日と当日の天候の差が著しい場合は沢地形には近づかないほうが無難である。
その他周辺情報 日帰り入浴と言えば、くりこま荘(500円)に限る
いこいの村跡地駐車場の反対側にあるテニスコートに駐車。
東栗駒山の山体がきれいに見える。
1
いこいの村跡地駐車場の反対側にあるテニスコートに駐車。
東栗駒山の山体がきれいに見える。
あっという間にイワカガミ平を過ぎる。
ここは避難小屋裏手にある新湯沢。
この時点ではほどよい雪質だった。
1
あっという間にイワカガミ平を過ぎる。
ここは避難小屋裏手にある新湯沢。
この時点ではほどよい雪質だった。
三角形の大地森と奥に鬼首カルデラ外輪山。
三角形の大地森と奥に鬼首カルデラ外輪山。
夏道でいうところの新湯沢徒渉点付近から。
栗駒山頂が待っている。
夏道でいうところの新湯沢徒渉点付近から。
栗駒山頂が待っている。
この斜面を求めてたくさんのスキーヤーが訪れる。
これを見たら滑りたくなるだろう。
それがスキーヤーのサガ。
正しい反応。
2
この斜面を求めてたくさんのスキーヤーが訪れる。
これを見たら滑りたくなるだろう。
それがスキーヤーのサガ。
正しい反応。
焼石連峰が見えてきた。
2
焼石連峰が見えてきた。
中央コースの尾根を振り返る。
中央コースの尾根を振り返る。
山頂まであと数メートルのところでスキーを担ぐ。
ここまで80分ほど。
1
山頂まであと数メートルのところでスキーを担ぐ。
ここまで80分ほど。
まずは鳥海山を同定。
これをやらずに栗駒登山は語れない。
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まずは鳥海山を同定。
これをやらずに栗駒登山は語れない。
神室連峰、月山、鬼首カルデラ外輪山を望む。
奥羽山脈の中心から眺める景色は、とにかく最高だ。
3
神室連峰、月山、鬼首カルデラ外輪山を望む。
奥羽山脈の中心から眺める景色は、とにかく最高だ。
山頂で女の子二人と少しお話しする。
鳥海山が大好きだと言うので、鳥海山バックに記念撮影のシャッターを切る。
思い出の写真になりますように。
8
山頂で女の子二人と少しお話しする。
鳥海山が大好きだと言うので、鳥海山バックに記念撮影のシャッターを切る。
思い出の写真になりますように。
スキーを担いだまま移動開始。
御沢へのファーストトラックは後続の方々のためにとっておく。
スキーを担いだまま移動開始。
御沢へのファーストトラックは後続の方々のためにとっておく。
樹氷生育中。
あっという間に落ちるのだろうけど、見られると嬉しい。
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樹氷生育中。
あっという間に落ちるのだろうけど、見られると嬉しい。
なんとなく絵になる柱。
遠くから見ると景観台無しなんだけどね。
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なんとなく絵になる柱。
遠くから見ると景観台無しなんだけどね。
天狗岩
当然、この位置から見ても天狗には見えない。
とある外国人に天狗について解説したところ、天狗という単語を初めて聞いたそうで、よく似た発音のアダルトグッズと勘違いされた。
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天狗岩
当然、この位置から見ても天狗には見えない。
とある外国人に天狗について解説したところ、天狗という単語を初めて聞いたそうで、よく似た発音のアダルトグッズと勘違いされた。
雪の状態を確認。
状態がよければ虚空蔵山に行ってみようと思い、ここからドロップイン。
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雪の状態を確認。
状態がよければ虚空蔵山に行ってみようと思い、ここからドロップイン。
ワッフ音がしたのですぐに中止。
2
ワッフ音がしたのですぐに中止。
イワウメロックガーデン
グリーンシーズンはこのアングルでは見られない。
4
イワウメロックガーデン
グリーンシーズンはこのアングルでは見られない。
栗駒山頂を仰ぐ。
1
栗駒山頂を仰ぐ。
焼石連峰に向かって!
じゃなくて、昭和湖に向かってドロップイン。
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焼石連峰に向かって!
じゃなくて、昭和湖に向かってドロップイン。
北斜面のため、いつもガリガリアイスバーンであることが多いこの斜面。
でも、今日は比較的滑りやすい楽しい斜面だった。
3
北斜面のため、いつもガリガリアイスバーンであることが多いこの斜面。
でも、今日は比較的滑りやすい楽しい斜面だった。
トイレ発見
この辺りは少し臭う。
トイレのニオイではなくて。
硫化水素が発生するポイントも近くにあるので、むやみやたらに移動することはおすすめしない。
高濃度の硫化水素は、ニオイを感じる間もなく意識を奪い、死に至らしめる毒性がある。
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この辺りは少し臭う。
トイレのニオイではなくて。
硫化水素が発生するポイントも近くにあるので、むやみやたらに移動することはおすすめしない。
高濃度の硫化水素は、ニオイを感じる間もなく意識を奪い、死に至らしめる毒性がある。
剣岳に登る
ダケカンバに霧氷がつき、なんだかいい景観。
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剣岳に登る
ダケカンバに霧氷がつき、なんだかいい景観。
この景色を眺めたくて、機会に恵まれれば登るようにしている。
2
この景色を眺めたくて、機会に恵まれれば登るようにしている。
天馬尾根の連なりと鳥海山。
今日はずっと鳥海山を眺めながらの山行だった。
4
天馬尾根の連なりと鳥海山。
今日はずっと鳥海山を眺めながらの山行だった。
本日訪れたエリアの中では最高の雪質。
ターンも決まる。
弧もきれい。
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本日訪れたエリアの中では最高の雪質。
ターンも決まる。
弧もきれい。
賽の磧付近から。
この付近も非常によく滑る雪質と無風で快適そのものだった。
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賽の磧付近から。
この付近も非常によく滑る雪質と無風で快適そのものだった。
名残ヶ原
どことなく北欧の景色のよう。
行ったことないけど。
1
名残ヶ原
どことなく北欧の景色のよう。
行ったことないけど。
グリーンシーズンによく見るアングル。
1
グリーンシーズンによく見るアングル。
絶賛除雪中。
知人がいたらあいさつに行こうかと思ったけれど、そもそも除雪作業しにはこないかと思い、特に近寄らず。
今年もたくさんのお客さんが訪れますように。
赤い屋根が岩手県側の須川高原温泉。
緑の屋根がビジターセンター。
黒い屋根が秋田県側の栗駒山荘。
個人的には、栗駒山荘をおすすめしたい。
展望露点風呂は、天馬尾根を仰ぎ見ながら入浴できる。
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絶賛除雪中。
知人がいたらあいさつに行こうかと思ったけれど、そもそも除雪作業しにはこないかと思い、特に近寄らず。
今年もたくさんのお客さんが訪れますように。
赤い屋根が岩手県側の須川高原温泉。
緑の屋根がビジターセンター。
黒い屋根が秋田県側の栗駒山荘。
個人的には、栗駒山荘をおすすめしたい。
展望露点風呂は、天馬尾根を仰ぎ見ながら入浴できる。
これを見て、どこだか分かる人は通。
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これを見て、どこだか分かる人は通。
剣岳北面の全貌
こちらも北欧風
剣岳を眺めながら、周辺を散策する。
剣岳を眺めながら、周辺を散策する。
ダケカンバの林の奥にある雪原を越えると…
ものすごい急坂が待っている。
そして、その急坂を乗り越えると、あの龍泉ヶ原が待っている。
その龍泉ヶ原を越えると、これまたものすごい急坂が待っている。
あーあ
ダケカンバの林の奥にある雪原を越えると…
ものすごい急坂が待っている。
そして、その急坂を乗り越えると、あの龍泉ヶ原が待っている。
その龍泉ヶ原を越えると、これまたものすごい急坂が待っている。
あーあ
この岩を越えると
1
この岩を越えると
龍泉ヶ原に出る。
栗駒山中でもそれなりの規模を持つ湿原だが、登山道はない。
進入口にあたるとある場所には、立ち入りを規制するための監視員がいることもある。
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龍泉ヶ原に出る。
栗駒山中でもそれなりの規模を持つ湿原だが、登山道はない。
進入口にあたるとある場所には、立ち入りを規制するための監視員がいることもある。
龍泉ヶ原をかっ歩する。
これをするために、今日はステップソールのスキーで来たのだ。
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龍泉ヶ原をかっ歩する。
これをするために、今日はステップソールのスキーで来たのだ。
展望岩頭直下の斜面をトラバース気味に登る。
展望岩頭直下の斜面をトラバース気味に登る。
見慣れた景色である天狗平に到着。
見慣れた景色である天狗平に到着。
改めまして栗駒山頂。
時間的に誰もいないと思ったら、テレマーカーの女性が一人。
私がテレマークの時に使用するブーツと同じものを履いていたので、しばし歓談。
滑りでは相当苦労したと予想する。
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改めまして栗駒山頂。
時間的に誰もいないと思ったら、テレマーカーの女性が一人。
私がテレマークの時に使用するブーツと同じものを履いていたので、しばし歓談。
滑りでは相当苦労したと予想する。
さ、山頂からドロップイン。
ドゾウ沢経由で下山。
さ、山頂からドロップイン。
ドゾウ沢経由で下山。
みんなのシュプール。
今日はたくさんのスキーヤーが訪れた。
よい日だったもの。
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みんなのシュプール。
今日はたくさんのスキーヤーが訪れた。
よい日だったもの。
名残惜しんで山頂を振り返る。
と書けばロマンチックだが、そろそろ太ももがパンパンなので、休み休み滑っただけ。
名残惜しんで山頂を振り返る。
と書けばロマンチックだが、そろそろ太ももがパンパンなので、休み休み滑っただけ。
ドゾウ沢。
ここで遊ぶ余裕はない。
登り返す体力があれば、遊んで行きたかった。
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ドゾウ沢。
ここで遊ぶ余裕はない。
登り返す体力があれば、遊んで行きたかった。
新湯沢右俣源頭部より。
ここからの景色が好きで、シーズン中は何度も訪れる。
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新湯沢右俣源頭部より。
ここからの景色が好きで、シーズン中は何度も訪れる。
大好きなクロベの森。
グリーンシーズンは、誰も気にとめないほど目立たない。
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大好きなクロベの森。
グリーンシーズンは、誰も気にとめないほど目立たない。
テニスコート跡地に帰還。
他のグループも続々帰ってきた。
今日の日よ、ありがとう。
テニスコート跡地に帰還。
他のグループも続々帰ってきた。
今日の日よ、ありがとう。

感想

今シーズン、いろいろと忙しかったり、天気に恵まれなかったり、なんとなく気持ちがのらなくて栗駒山に滑りに行けていなかった。
概ねこの時期にロングツアーで栗駒山を訪れている。
小学校の入学式があり、お店を開いても暇なので、休みにして山に出かけているのが最大の理由。

3月の春彼岸を過ぎると、春スキーのシーズンと位置づけている。
広義には、厳冬期は春彼岸くらいまでを差すので、概ね正しいかと思う。
新雪が積もる回数は減るけれど、ラッセルの労が減り、栗駒山にもたくさんのスキーヤーが訪れるようになる。

今朝は、風が強い予報だ。
実際、それなりに風が強かった。
午後からおさまる予報でもあったが、終始風は強かった。
風の当たらない場所を歩いていると、春の陽気を味わいながらの楽しい時間を過ごせるのだが、風に吹かれるとあまり長時間留まっていられないくらい寒い。

春は全層雪崩の起きやすい時期でもある。
記録的とも言っていいほど、3月の気温上昇が続いた。
昨日と今日の天候の差もかなり激しい。
雪崩リスクのありそうな場所を慎重に探ってみたが、ところどころワッフ音が聞こえるところがあった。
栗駒山で雪崩れに巻き込まれたという話しはあまり聞かないが、デリケートな場所は特に気をつけたほうがいいだろう。
特に、集団滑走の際、同時滑走は原則的にやめてもらいたい。
最悪のケースでは、全員が雪崩れに巻き込まれてしまう。

今日は、テレマークスキーのスキーヤーが多かった。
最近、テレマークブーツでスキーをする機会が減ったけれど、テレマーカーを見るとなんだか嬉しくなる。
特に、栗駒山の地形はテレマークに向いていると思う。
天気のいい日を選んで、もう一度テレマークで訪れたいと思った。
これを書いている時点では行く気満々だけど、本当に行くかどうかは…
行きたいな。

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