御前山（3年ぶりにカタクリに再会：小河内ダム〜大ブナ尾根〜栃寄沢〜境橋）

2018年04月21日(土) [日帰り]

• GPS: 05:21
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,371m
• 下り: 1,538m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:19

7:53 水根バス停
7:56 7:56 奥多摩湖バス停
9:05 9:10 サス沢山
10:18 10:23 惣岳山
10:40 10:52 御前山
10:56 11:08 御前山避難小屋
12:07 12:07 トチノキ広場
12:42 12:42 栃寄大滝
12:53 12:53 御前山登山口（栃寄沢コース）
13:12 境橋バス停

天候

快晴！
まったく雲が無く、天気予報通り初夏の陽気でした〜。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・小河内ダム近くの水根駐車場(無料)にマイカーを駐車
・栃寄沢コースで下山したので、境橋バス停から水根バス停（水根駐車場）へ 西東京バスで帰還

コース状況／危険箇所等

・全体的によく整備された登山道で、要所に道標も設置されています。
今回は、残雪/凍結/泥濘ポイントは、全く有りませんでした。

・大ブナ尾根コースは、最初から急登で高度を稼げますが、お助けロープが張られたポイントもあります。また、落石が起きやすいと思われますので、落とす方と落とされる方の両方に注意が必要です。

・栃寄沢コースは、沢沿いに登山道が付けられていて、多くの木橋を渡りますが、老朽化している木橋もあり、悪天候時の通行には注意が必要と思います。

○トイレ
小河内ダム、御前山避難小屋、トチノキ広場

○水場
御前山避難小屋（生水での飲用は自己責任？）

○登山ポスト/登山計画書
青梅警察署および青梅警察署管内の交番/駐在所または奥多摩駅にあります。今回は小河内駐在所内の登山ポストへ持参した登山計画書を投函しました。
※遭難時を考慮して、車の登録ナンバーと車種(ボディーカラー)も合わせて知らせるようにしています。

○最終コンビニ
都心方面からだと、JR古里駅前のセブンが最終

その他周辺情報

飲食：小河内ダム隣接の水と緑のふれあい館にレストランがあります。
温泉：奥多摩湖畔の「鶴の湯温泉」やJR奥多摩駅近くの「もえぎの湯」など

写真

4/21 7:55

お早うございます！今回の山行は、3年ぶりに奥多摩三山 御前山の自生カタクリに会いに行くことにしました。まずは水根駐車場でサトザクラのお出迎えです。

4/21 7:58

ツツジ系も良い感じに咲いてました。

4/21 8:00

小河内駐在所内のポストに計画書を投函

4/21 8:02

月夜見山/大ムソ山方面
スカッと晴れています。

4/21 8:02

これから登る御前山方面
まさに雲ひとつない快晴です。

4/21 8:05

巨大な小河内ダムの堤体を渡ります。

4/21 8:08

奥多摩湖の南岸に沿って付けられている「奥多摩湖いこいの路」も開通していました。

4/21 8:10

大ブナ尾根コースの登山口

4/21 8:14

新緑がまぶしい季節ですね。

4/21 8:21

今日は急登をガッツリ登ります。

4/21 8:36

爽快な登山道を進みます。

4/21 9:00

日射しが強いですが、奥多摩の森が遮ってくれます。

4/21 9:06

本日最初のピーク サス沢山に到着！
相変わらず山頂を明示するものは見当たりませんでしたが、展望用のテラスが出来ていてビックリ。

4/21 9:09

そのテラスからの展望です。
奥多摩湖に関する展望としてはベストかと。

4/21 9:09

気温が高いので、展望は期待していなかったのですが、奥多摩湖の奥には、奥秩父の山並みも展望できました、

4/21 9:09

お馴染みの大菩薩連嶺
こちらも上日川峠までの県道が開通していますね。

4/21 9:09

黒川鶏冠山とのこと
たしかに鶏の鶏冠に似てますね。

4/21 9:10

テラスには山座同定案内板が備え付けてありました。

4/21 9:13

こんな感じで、結構なお金がかかってますね。
あと、休憩用のベンチも設置されていました。

4/21 9:33

大ブナ尾根をキョロキョロしながら登り、
ついに、第一カタクリを発見！

4/21 9:33

御前山の自生カタクリは、地面を覆い隠すほど群生していないボチボチ感が好きなのです。

4/21 9:33

好きなお花のひとつであるリンドウも、

4/21 9:36

沢山咲いていましたよ！

4/21 9:39

新緑のまぶしい明るい尾根です。

4/21 9:44

・・・

4/21 9:47

・・・

4/21 9:49

・・・

4/21 9:51

・・・

4/21 9:53

樹間ですが、富士山がクッキリ見えて、テンションが上りました。

4/21 10:04

少しだけ、ヤマザクラが残っていました。

4/21 10:06

恒例のバイケイソウエリアを通過

4/21 10:07

イチリンソウでしょうか。

4/21 10:07

今日は、祭りのごとく、たくさん見かけました。
好きなタイプのお花です。

4/21 10:23

直下の急坂をやっつけて、御前山のサブピーク 惣岳山の山頂に到着！ 写真には写ってないですが、沢山のハイカーさんが、休憩されていました。

4/21 10:39

御前山で唯一の展望ポイントから、
富士山をクッキリ眺望することが出来ました！

4/21 10:39

ちょっとアップで、
あちらも、雲が無く快晴のようです。

4/21 10:42

そして、奥多摩三山 御前山の山頂に到着しました！
こちらも、前回の三頭山と同様に新しい山頂標識の準備が進んでいましたが、標識自体はまだありませんでした。18年度予算の通過待ちでしょうか。

4/21 11:03

御前山避難小屋
なんと五年ぶりに立ち寄りました。

4/21 11:08

中を覗きましたが、相変わらずキレイに使われていました。

4/21 11:09

避難小屋となりの水場は、こんな感じで出てました。

4/21 11:08

と、ここでネコノメソウに遭遇です。

4/21 11:10

ヨゴレネコノメも一緒に群生していました。

4/21 11:16

”体験の森”と”栃寄沢”を繋いで、境橋を目指します。

4/21 11:29

・・・

4/21 11:31

・・・

4/21 11:35

スミレ系も沢山見かけました。

4/21 11:41

水気のない所にも群生していました。

4/21 11:43

これは、もう一つ蕾があるので、ニリンソウかな。

4/21 11:44

花弁が7枚？のイチリンソウ

4/21 11:48

こちらは花弁が6枚

4/21 12:05

基本は5枚

4/21 11:48

ヤマエンゴサク

4/21 12:05

時期的にフデリンドウ...かな

4/21 12:08

体験の森 トチノキ広場

4/21 12:15

新緑の世界に突入

4/21 12:21

ちょっと判り難い所には道標があります。

4/21 12:24

栃寄沢

4/21 12:27

まぶしい新緑

4/21 12:27

沢に沿って巨岩が出てきました。

4/21 12:29

巨岩に囲まれ神秘的な栃寄大滝

4/21 12:39

心使いが嬉しいですね。

4/21 12:53

山吹色のヤマブキ

4/21 12:53

花弁が5枚なのでヤマブキ
ショッキングイエローが目立ちます。

4/21 12:55

栃寄沢コースの登山口に到着
ここから境橋バス停までは舗装路歩きとなります。

4/21 13:13

お疲れ様でした！今回のゴール境橋バス停に無事到着しました。登山道を整備されている方々と山の神様に感謝いたします。ちなみに奥多摩湖方面に戻るので、今回のバス停はここではなくて、道路の反対側になります。

撮影機器：

FinePix F1000EXR 富士フイルム

感想

gutenmrgen

今回の山行は、奥多摩三山の御前山を、自生しているカタクリ目当てで、歩いてきました。
※御前山はカタクリで、花の百名山に選定されているのです。

御前山の自生カタクリは、毎年気にはしているのですが、天気や体調が悪かったり、他に登りたい山があったりで、タイミングが合わず 3年ぶりとなりました。

事前の予報通り、ちょっと気温が上がり過ぎでしたが、その分開花条件が良くなったのか、綺麗に花弁の開いた多くのべっぴんさんに出会いながら、新緑の春山歩きを満喫することができました。