鷲ヶ岳(桑ヶ谷林道終点より往復)


- GPS
- 02:42
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 502m
- 下り
- 487m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
桑ヶ谷林道はゴルフ場を過ぎると悪路が続くので注意。桑ヶ谷林道終点には数台の駐車スペースがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■桑ヶ谷林道終点〜スキー場分岐点 桑ヶ谷林道終点から林道跡のような荒れた道を登る。沿道は樹林帯からやがて笹薮に変わり、スキー場への分岐点に達する。 ■スキー場分岐点〜御堂 スキー場分岐点から笹薮を刈り払った道を進むと林道に当たる。林道を横切り、階段を登ると、藤原頼保公顕彰の御堂に行き当たる。御堂への道を進まなくても、林道で迂回することもできる。 ■御堂〜山頂 御堂から更に進み、急な階段を下ると再び林道に合流する。林道を進むと、再び階段が現れ、鷲ヶ岳に取り付く。林道に崖崩れの跡があるので注意。この階段が鷲ヶ岳の核心部。山頂まで登りになると階段が現れる。最も急な階段の手前に崩れかけのトラバース区間があるので注意。階段を辛抱して登るとやがて山頂に達する。山頂からは360度の眺望が楽しめる。 |
写真
感想
今回の高山遠征の締めくくりは鷲ヶ岳。大日ヶ岳の対面に聳える山なので、大日ヶ岳と続けて登った方が効率的でしたが、長丁場の位山〜川上岳縦走を最終日にしたくなかったので、行動時間の比較的短い鷲ヶ岳を最終日にしました。
前日に桑ヶ谷林道の偵察に出向きましたが、最初桑ヶ谷林道へのアクセスがよく分からず、別荘地に迷い込んでしまいました。GPSを頼りに探し当て、そのまま偵察に向かうと、そこはガタガタの悪路。何とか桑ヶ谷林道の終点までたどり着きましたが、あまりの悪路ぶりに元に戻る気も失せ、そのまま前夜泊してしまいました。
翌朝、桑ヶ谷林道終点から伸びる林道跡のような道からスタート。黙々と登るうちに林道との合流点に出ました。ここからが鷲ヶ岳登山の核心部、階段です。林道から階段を登ると藤原頼保公顕彰御堂のある一ぷく平に到着。そこから再び急な階段を下って再び林道に降り立ち、少し林道を歩いた後、再び階段の待つ鷲ヶ岳取り付き。ここからの登りは、平坦部を除くと、ほぼ全て木製階段の道でした。残雪もなく、ひたすら階段と格闘すればよかったのは幸いでした。
途中まで、北アルプスの鷲羽岳のような姿をした隣の1653m峰を鷲ヶ岳と勘違いしていました。そちらではなく、よりずんぐりとした山が鷲ヶ岳と気付いたときには、山頂のすぐ手前まで来ていました。最後の階段を終えると、360度の眺望が広がる山頂に到達しました。手前に少し残る固い残雪をゆっくりと渡ると、三角点と山座標のみがあり、山頂標は見当たりませんでした。
山頂からは春霞に浮かぶ御嶽山、乗鞍岳、そして北アルプスが広がっていました。反対側には圧倒的存在感のある白山、一昨日登った大日ヶ岳、荒島岳が座っていました。南東に目を凝らすと何やら独立峰が。山座標を見ると恵那山でした。その左にはよく見ると一連の山塊がありました。中央アルプスでした。川上岳にも勝る鷲ヶ岳の眺望は今回の遠征を締めくくるに相応しく、いつまでもそこに居たいと思いました。
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