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Yamareco

記録ID: 143665
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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

残雪の日光白根山と戦場ヶ原散策

1998年04月30日(木) 〜 1998年05月01日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
28.8km
登り
1,521m
下り
1,527m

コースタイム

4/30 7:00日光湯元-7:50白根沢出合-9:50外山のコル-11:00前白根山
   -13:00-30白根山山頂-14:30前白根山-15:10外山のコル
   -16:20白根沢出合-16:50日光湯元

5/1 7:20日光湯元-10:20小田代が原-12:20赤沼-15:20日光湯元
天候 4/30 晴れのち曇り
5/1 曇り時々晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
東京より東武電車で日光まで。
東武日光駅より日光湯元まではバスを利用。便数は少ない。
コース状況/
危険箇所等
・白根沢からの登り、途中から残雪あり、
 外山のコルから先は完全に残雪の世界。アイゼン、ピッケル必要。
 トレースは所々はっきりしていなかった。
快晴の朝、日光湯元より白根山を望む
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
快晴の朝、日光湯元より白根山を望む
白根沢の登りより、稜線は遠い
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
白根沢の登りより、稜線は遠い
外山のコルから先は、残雪の多い道となった
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
外山のコルから先は、残雪の多い道となった
前白根山付近より、ようやく白根山山頂部が望めた。まだまだ遠い
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
前白根山付近より、ようやく白根山山頂部が望めた。まだまだ遠い
避難小屋付近より、眼下に五色沼を望む。半分凍っている
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
避難小屋付近より、眼下に五色沼を望む。半分凍っている
凍りついた五色沼
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
凍りついた五色沼
五色沼湖畔のアップ
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
五色沼湖畔のアップ
白根山山頂付近より、遠く男体山が望めた、上空は雲が増えてきて寒い
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
白根山山頂付近より、遠く男体山が望めた、上空は雲が増えてきて寒い
白根山山頂到着。霞んだ空の中、遠く尾瀬の燧ケ岳がうっすらと見えた
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
白根山山頂到着。霞んだ空の中、遠く尾瀬の燧ケ岳がうっすらと見えた
5/1は戦場ヶ原のハイキング。まずは湯滝
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
5/1は戦場ヶ原のハイキング。まずは湯滝
小田代が原にて、倒木の奇妙な姿
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
小田代が原にて、倒木の奇妙な姿
小田代が原より、前山の奥に、白根山付近の雪の稜線が望めた
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
小田代が原より、前山の奥に、白根山付近の雪の稜線が望めた
戦場ヶ原より、男体山
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
戦場ヶ原より、男体山
枯れ草に覆われた戦場ヶ原より、男体山
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
枯れ草に覆われた戦場ヶ原より、男体山
戦場ヶ原より、太郎山など遠望
2011年10月22日 17:26撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
10/22 17:26
戦場ヶ原より、太郎山など遠望

感想

【山行No 254】

・ここ数年、まともな春山登山をやっていないので、
 ゴールデンウイークを利用して、日光の山に行ってみることにした。

4月29日(水)
 ・今日は移動日。朝、大阪を出発し、東京(浅草)より東武電車で日光まで、
  日光駅から湯元まではバスで行く。
 ・16時に湯元温泉 着。予約していた「カマヤ ガーデンハウス」というところに泊まる。
  値段は安いが、新築の宿でいい感じ。しかしまだシーズンオフなのか、
  宿泊客はわずか3名だった。

  
4月30日(木)
 ・今日は目標の日光白根山に登る日。
  昨晩は少し雨も降っていてどうなるかと思っていたが、朝になると雨も上がって、
  青空が広がり、登山日和になっていた。

7:00 湯元温泉 発
 ・スキー場の中を緩やかに登ってゆく。しかし大した登りでもないくせに、
  少し風邪気味のせいか、はたまた、温泉から流れてくる硫化水素臭のせいか、
  息がなぜか苦しく、ゼイゼイいう。風邪薬を飲み、一休みする。
7:50-8:00 白根沢出合(標高=1670m)
 ・ここから本格的な登りが始まる。いきなりの急登で、木の根にすがりながらの
  登りが続く。
  標高=1800m付近でようやく道も穏やかになり、通常ペースで登れるようになった。
  標高=2000m付近より、道に雪が現れてきた。
9:50-10:00 外山のコル(標高=2150m、気温=15℃)
 ・ようやく急登が終わり、これでやっと登りの半分くらいか?
  ここから先は、緩やかな登りだが、雪が約50cmと比較的多い。
  しかも、通常の春山ならトレースがついているが、ここは登山者がよほど
  少ないのか、トレースがはっきりしない。林の中、所々にある赤布を頼りに登る。
  雪は割と締っていて、潜ることがないのが救い。
11:00-10 前白根山
 ・大きな展望が広がった。尾瀬の山々や、眼下には五色沼、目前にはめざす
  日光白根山が、ずいぶんと大きい姿を現している。
  ここから少し道はトラバースぎみとなり、雪の量も結構多い。
11:40-50 避難小屋
 ・ここからいよいよ白根山本体への登りにかかる。
  前半は雪の急な斜面で、ゼイゼイ言いながら登る、後半は一転して
  岩のガラガラした登りで、なかなか足が重く、ペースが上がらない。
  山頂直下で、ガマンの限界にきて、ザックをおろし、空身で山頂に向かう。
 ・この付近でようやく本日初めての登山者に出会う。
  裏手の菅沼方面から登ってきたとのことで、えらく軽装だった。
  (この日の登山者は結局3名で、えらく静かな春山だった)

13:00-30 日光白根山 山頂
 ・登り6時間と、これまたえらく時間を要したが、なんとか山頂に着けた。
  頂上(三角点の場所)からは、北側の展望が開けており、
  尾瀬の至仏山、燧ケ岳のほか、遠方には白い越後駒ヶ岳も見える。
  東のほうは、雲間に、男体山と中禅寺湖が見えた。
  山頂付近はアマツバメが多い。50羽ほどが、うじゃうじゃといった感じで
  乱舞している。
  人影のない山頂での鳥の乱舞、なんか圧倒的な感じがした。

 ・下りは、天気もどんよりしてきているし、時間もかなり遅くなったので、
  シリセードを交えながら、どんどんと下る。
13:50 避難小屋(気温=21℃)
14:30 前白根山
 ・行きのトレースをたどりながら、どんどん下るのみ。
15:10 外山のコル
 ・ここからの下り、登りとは段違いのハイペースでガンガン下った。
16:20 前白根沢出合
 ・スキー場に出て、一安心。あとはぶらぶらと宿に戻る。
16:50 湯元温泉 着
 ・山頂での時刻から、帰着は18時くらいかと覚悟していたが、
  下りはペースも良く、なんとか3.5時間で下れた。

 ・さすがに10時間の行動で疲れた。
  温泉に入って一息入れ、夕食はビールをがぶがぶ飲んで、食欲も旺盛。

5月1日(金)
 ・今日は、男体山に行くことも当初考えていたが、朝起きると天気はドンヨリして
  いるので、のんびりと、戦場ヶ原を、バードウオッチングを兼ねて歩くことにした。

7:20 湯元温泉 発
 ・湯の湖沿いの道を行く、釣り人が多い。
  曇天のせいか、鳥のさえずりは少ない。キビタキ、シジュウカラ、ヒガラ、ウグイス、ゴジュウカラ。
8:10 湯滝
 ・水量が多く思ったよりは立派な滝だった。滝のなかにカワガラス。
 ・滝から先、樹林帯を行く。マガモ、コゲラ、キセキレイ、アオジ。
9:30 小田が原分岐
 ・小田が原は、人も少なく、静かな湿原だった。春というより、晩秋のような雰囲気。
  アカゲラ、キビタキ、ノスリ、ノビタキ、ホオアカ。
  ノビタキは初めて見る。キビタキに鳴き声も似ている。灌木の先端でさえずっていた。
 
12:20-50 赤沼分岐
 ・ここで車道にでたので、軽く昼食。
 ・この後は、三本松方向まで歩いてみたが、あまり鳥もいなく、寂しい道だった。
  車道脇に、アカハラ。
14:40 湯滝

15:20 湯元温泉 着
 ・今日は鳥は合計、15種。種類数は少なかったが、
  見たことのないノビタキや、久しぶりのアカハラ、ノスリ、ホオアカなど見れて、満足。 
 ・ほとんど平坦な道を歩いただけたったが、計18kmほどで、昨日の白根山の
  疲れも残っていたのか、一日歩いて結構足が疲れた。
  また、妙にお腹が空いた一日だった。今日も夕食はモリモリ。

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