記録ID: 1436661
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
大峯奥駈道(玉置神社〜熊野本宮大社)
2018年04月22日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 738m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:20
公共交通機関を利用しての行動です。
16時台のJR紀伊田辺行きのバスに乗りたかったので、
玉置神社と大斎原参拝以外はほとんど休憩なしです。
生活路でもあり観光化されている他の熊野古道と違って、
このコースはところどころ荒れているところがあります。
残置ロープのある急坂、木の枝を掴まないといけないところ、落ち葉で滑りやすくなっているところが何ヶ所かありました。
玉置神社直下では大きな倒木が道を塞いでいますが、何とか越えることができます。
植林帯や樹林帯を行くため、崖のところや伐採地くらいしか眺望はききません。
そのかわりツツジやシャクナゲが単調な歩きを慰めてくれました。
花の周りは小さな虫が飛び回って、近づくと顔にまとわりついてきますが…。
高度が下がるにつれ、木の間越しに熊野川が近づいていくのが実感できますが、
アップダウンの繰り返しは精神的に堪えます(苦笑
基本的に稜線上を歩くため、この区間は水場は1カ所しかありません(未確認)
最後は熊野川を徒渉せず、備崎大橋経由で国道を歩いて大斎原に向かいました。
16時台のJR紀伊田辺行きのバスに乗りたかったので、
玉置神社と大斎原参拝以外はほとんど休憩なしです。
生活路でもあり観光化されている他の熊野古道と違って、
このコースはところどころ荒れているところがあります。
残置ロープのある急坂、木の枝を掴まないといけないところ、落ち葉で滑りやすくなっているところが何ヶ所かありました。
玉置神社直下では大きな倒木が道を塞いでいますが、何とか越えることができます。
植林帯や樹林帯を行くため、崖のところや伐採地くらいしか眺望はききません。
そのかわりツツジやシャクナゲが単調な歩きを慰めてくれました。
花の周りは小さな虫が飛び回って、近づくと顔にまとわりついてきますが…。
高度が下がるにつれ、木の間越しに熊野川が近づいていくのが実感できますが、
アップダウンの繰り返しは精神的に堪えます(苦笑
基本的に稜線上を歩くため、この区間は水場は1カ所しかありません(未確認)
最後は熊野川を徒渉せず、備崎大橋経由で国道を歩いて大斎原に向かいました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
翌日早朝に玉置神社駐車場までタクシー。 下山後は本宮大社バス停から龍神バスで紀伊田辺駅に出て、紀勢線の特急くろしお号に乗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
他の熊野古道と違って山道です。 枝や残置ロープを掴みながら下りるところも多いですし、 落ち葉の坂は、乾いていても滑りやすくなっています。 山慣れた人には問題ないですが、ハイキング気分の人には手厳しいと思います。 |
その他周辺情報 | 本宮町には湯の峰、渡瀬、川湯などの温泉があります。 また本宮大社前から18時台の十津川温泉行き村営バスが運行されています。 ですので温泉宿やキャンプ場で宿泊という手もあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
すべての道は「熊野本宮」の聖地につながる。
和歌山からの紀伊路、田辺からの中辺路、那智山からの雲取越え、
そして高野山からの小辺路はすでに踏破したので、
今回は奥駈道で本宮を目指すことにしました。
ところが吉野から本宮まで一気に歩ききる体力と時間を持たないため、
区切り区切りでの歩きとなります。
個人山行やツアー参加などで吉野〜八経ヶ岳、前鬼〜行仙岳〜玉置山は終了しており、
あとは八経〜前鬼と玉置山〜本宮の二区間となりました。
そこで今回は公共交通機関を利用して、玉置山〜熊野本宮間にチャレンジです。
ただ日帰りは困難なので、十津川温泉に前泊しました。
思えば50年近く前、学校行事で山上ヶ岳と稲村岳に登り、
大学の新入部員時代に重いキスリングを背負って、
洞川〜山上〜行者還〜弥山〜川合を歩きました。
そしていつかは奥駈道を歩ききることを目標にしたものの、
社会人となり結婚、子育てなどで登山から離れてからは、
いつの間にかその思いも薄れてしまいました。
50歳前に身体を壊してリハビリがてら始めた街道歩きから登山にレベルを上げ、
還暦にしてようやく奥駈道へのチャレンジが叶いました。
山に登る度に大自然の畏怖と同時に、その奥深さや四季ごとの美しさを感じます。
紀伊山地の霊場と参詣道として世界遺産に指定されているこの地域は、
苔むした石仏や「靡(なびき)」と呼ばれる拝所が各所にあって、
敬虔な気持ちで人生を振り返ったり模索したりすることができます。
今回も大鳥居を無事にくぐれたことに感謝し、
気を引き締めて残った一区間に臨みたいと思います。
奥駈道には登山というスポーツを越えた、何か不思議な感覚がありました。
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