4月23日藤原岳を歩く


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今回の旅のフィナーレは藤原岳。昨夜宿をとったゲストハウスでは、昨夜錦織がナダルに負けてマスターズ初優勝はまたまたお預け。眠い目をこすって4時過ぎに起き出し、支度を整えて宿を出てかなりの名古屋駅の新幹線改札付近のコインロッカーに不要な荷物を預け、近鉄富田に向かう。名古屋始発5時二十分、近鉄富田で三岐線に乗り換え、西藤原には7時着。登山口にある施設で登山届けを記入して投函する。左膝に依然として不安があり麻痺もあるので、今日は表登山道から入る。膝や足の調子を見ながらゆっくり進む。後からの登山者に次々に抜かれるが気にしないでマイペースを保つ。二合目から三合四合と道標が出る。一合あたり十五分前後というゆっくりペースで進むと標高を上げると共に次第に花が現れる。七合目に至ると稜線に近づき、八合目で裏登山道と合流し咲き終わった福寿草や咲き残りのカタクリが現れる。九合目を過ぎ最後の急登を越えると藤原山荘に出た。足と膝の具合はまあまあだが、すでにかなりの負荷がかかっているのでここで弁当を半分食べて考える。弁当は昨夜の夕食を取った名鉄ホテルのレストランのサミサカツ丼でボリュームたっぷり、半分食べて藤原岳最高峰の天狗岩を目指す。カルスト地形の面白い景観の中、花を探すがお目当てのアマナは天狗岩に近い緩やかな斜面で登山道の脇で見つかった。登山道付近には数ヶ所で数輪ずつといったところか?天狗岩花何度かの登リ返しの末何とかたどり着く。途中からガスが出てきて下界まではあまり見えないが藤原岳の各ピーク各見えてその全容がを見渡すことができた。天狗岩の先は絶壁となり、一気に谷に向かって落ち込んでいる。小休止して弁当の残りを食べる。藤原山荘に引き返し、フルーツゼリーを補給し、下山にかかる。現在の膝の調子では下山が一番の課題で、これまでも下山で足を滑らせて足が痙攣を起こしたりトラブルが多い。そこで今回は藤原岳の展望台ー山頂はカットしゆっくりと下山に入る。スピードを上げると心配というよりはスピードを中々上げられないのが実態で極力膝に響かないように歩くとかなりのスローペース。若いハイカーに抜かれるのはやむを得ないが高齢者のグループにも道を譲り、もはや昔のスピード登山の面影なし。やんぬるかなー。スピードを速めようにも足が言うことをきかないしミスって転倒でもしようものなら足のダメージが広がり痙攣など厄介なことになる。今日は屈辱を受け入れ最後までゆっくりペースで貫き通す。おかげで2時過ぎ下山予定が1時間以上も余計にかかったのはやむを得ない。はじめての藤原岳、はじめての鈴鹿山脈、足の調子が悪いなか、ともかく無事下山し花も適度に見られ、これ以上を望むとバチが当たると言うものだろう。
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