多度山〜養老山脈 縦走34.8Km

2018年05月04日(金) [日帰り]

• GPS: 12:07
• 距離: 34.8km
• 登り: 1,810m
• 下り: 1,789m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:10
• 休憩: 0:55
• 合計: 12:05

4:46 スタート地点
5:01 5:02 養老線 多度駅
5:13 5:14 ポケットパーク駐車場
5:58 6:02 多度山
6:21 6:21 多度峡分岐
7:03 7:03 美濃松山
7:31 7:38 ハンググライダー発射場
7:48 7:50 石津御嶽
8:12 8:14 石津山
8:52 8:53 田代越
8:57 9:01 田代池
9:42 9:43 桜番所
12:17 12:21 二之瀬越
12:25 12:39 庭田山頂公園
12:41 12:41 二之瀬越
13:08 13:08 水場
14:09 14:11 志津山
14:20 14:21 川原越
14:29 14:29 川原越 東屋
15:02 15:10 津屋避難小屋
16:50 16:54 養老線 美濃津屋駅
16:54 ゴール地点

天候

快晴、15時過ぎに突然どしゃ降り、また快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自転車

行き 養老鉄道 多度 まで自転車乗り付け
帰り 養老鉄道 美濃津屋から多度まで単線列車

コース状況／危険箇所等

多度山頂までは、すべてアスファルトで残念。ただし、この山頂高さとは思えないほど展望は最高、濃尾平野一望出来ます。小学4年生ぐらいなら登れます。

庭田山頂公園までは、ヒノキの間引きなのか伐採なのか、はたまた別の目的あるのか分からないけど、林道開発が激しく、トレキングロードと林道が並走していて、かなり萎えます。また、マイナーロードなので仕方ないが、かなり荒れ果ててました。
目印はいっぱいあるんだけど、道から外れたところにもあったり、林道への誘導があったりで、目印だらけでわけわからないです。迷って遭難する事は有りませんが、トレッキングロードがどちらに進むのか把握し辛いのは問題かと思います。
景色の良い所、ほぼ無し。

庭田山頂公園からの養老山頂は、長すぎです、10.5キロ。この高さの山で、登山口から420分って、7時間なんだけど… かなり過酷。多度からここまで7時間掛けて歩いてきた人からすると目眩がします。更にそこから下りもあるわけで…

写真

5/4 5:01

今日の出発地点、自転車で来ました。
ゴールは養老駅、電車でここまで戻ってくるぞ！

5/4 5:02

ちょうど5時、もうすぐ日の出、
急がなきゃ

5/4 5:07

わかりやすい入り口

5/4 5:26

太陽のエネルギーは凄い

5/4 5:29

避難小屋かな、、、朽ち果ててる感じで、触ったら崩れそう

5/4 5:32

珍しい、藤棚がこんなところに

5/4 5:55

頂上付近、公園になってます

5/4 5:56

野生動物ではないです

5/4 5:59

濃尾平野一望！

5/4 6:02

三角点もチェック

5/4 6:54

縦走後、やっと抜ける感じのところに。振り返ると竜と藤、左のが釈迦ケ岳かな、違ってたら教えてください

5/4 7:35

ハンググライダーのレジャー施設でしょうか？
誰も居ない、これ以外に建造物は何もない。
機材を持ってくるのも大変だろう。
私は怖くて登ることさえ出来ませんでした。

5/4 7:50

石津神社手前の小屋、トイレも併設されてる。中に猫が居るのか？ 不気味な声らしきが聞こえてきて、そそくさと後にした

5/4 7:53

石津神社

5/4 8:14

うーん、読めない

5/4 8:49

ヤマツツジかな、この辺りは迷いやすい。

5/4 8:57

今回の道程で山頂付近に池とゆうか、湿地帯とゆうかを4箇所通過した。
どこも、田んぼから聞こえるカエルとは鳴き声の違う種類のが大合唱してました。

5/4 10:48

本日の昼食。見晴らしの良いとこで食べたかったけど、我慢できず。
にしても、人気のないルート、誰とも出会いません。

5/4 12:04

この山は林道をコンクリート舗装、趣きが壊れます。
更にトレッキングルートを並走してるので、登山家の我々の視界に入ってしまい、かなり萎えます。

5/4 12:16

藤です、季節的に旬です、綺麗。

5/4 12:21

県境越え

5/4 12:25

庭田山頂公園、サイクリングとバイク、クルマのドライブの方は居ましたが、登山靴の人は、ここでも出会いませんでした。ゆっくり休憩したいけど、先は長そうなので顔だけ洗って出発！

5/4 12:26

庭田山頂公園の道路渡ったところに登山道入り口。山頂まで420分と書いてある、7時間と案内板に書いたらどうだろう距離で10.5キロ。
かなりかなり悩んだけど、倍のスピードで小走りすれば頂上まで3時間半、下山に費やす時間が不明だけど、養老の滝側なら2時間、なんとか休憩時間含めても頂上で10分ぐらい楽しめると皮算用。
……山を舐めてました。

暗くなってからは思うように進めないだろうと思い、本当に小走りで河原越えまで。4掛けぐらいのスピードで進んだ代償でかなり体力消耗。
ここでエスケープも可能、行動食食べながら悩んだ末、男なら進めとささやく自分。
…残酷にもこの後、天気が急変します

幸いな事に、
どしゃ降りのタイミングで避難小屋。

絶対に降らないと思い込んでたからレインウェア持ってなかった。
本当に助かったけど、空は暗く、足元は湿って滑りやすく、勇気ある撤退を覚悟。
地図にも標識にも載ってないけど、ヤマレコに人が歩いた形跡有りのエスケープロードが小屋裏から麓まで続いてました。

5/4 15:41

案の定、このエスケープロードは沢下り。好んで誰も通らないのでしょう、完全に荒れ果ててます。岩、巨木倒木で、限界近い足膝に鞭打つ事に。

5/4 16:03

1時間弱の沢下り地獄から脱出〜、電波も入るようになった〜。

5/4 16:07

ありがちな終わりを告げる橋。

5/4 16:08

穏やかな川辺

5/4 16:10

「養老の滝」まで行けなかったけど、
「養老にある滝」をパシャ！
精神的に余裕出て来たゾ )^o^(

5/4 16:23

おーっと、出れんじゃん。
猿、鹿、猪が人里に来れないようにしてるらしい、俺は人間だぞ！！
高電圧注意って本当かどうか分からないけど、触る勇気はない。

柵づたいにまたもや獣道を歩く羽目に、足取り重い。

5/4 16:46

なんとか柵越えして振り向くと、皮肉にも最高に天気な太陽が。

5/4 16:47

単線って、興奮しちゃうのは私だけ？

5/4 16:53

出発駅の多度まで25分。改めて歩いて来た道のりの長さを感じる

5/4 16:51

自転車載せてもいいらしい。

5/4 17:23

多度駅到着

5/4 17:25

ちょうど出発時間から12時間と25分。
ここから自転車の旅〜( ?° ?? ?°)

撮影機器：

iPhone SE Apple

感想

WoodyYappi

いろいろな事が重なって、今回は初めて山の洗礼を受けました。
貰えるはずだったテントが使い物にならない状況で、急遽、行き先変更、歯車が狂い出す。
里山だから大丈夫とタカをくくって時間配分の予習は適当に流した。
全国的に晴天でレインウェア不要と思い込み、リュックに入れなかった。
途中で明らかに時間オーバーなの気付いたのに、オーバーワークで小走りならイケると過信した。
全てが仇となりました…
おそるべし、登山、舐めたら痛い目にあいます。

最後の避難小屋の直前で、
どしゃ降り〜(　ﾟдﾟ)
ただでさえ時間が足りず、オーバースピードで小走り気味でずっと歯を食いしばり進んできた気持ちを全部もぎ取られてしまいました…
あたりは薄暗く、足元も滑りがち、初めて山の危険に遭遇、明るいうちに下山出来ない、濡れた服と下がりだす体温…

エスケープコースは整備されてないだろうから嫌だとか言ってる場合じゃ無かったです。
でも、やっぱりエスケープコースは沢下り…ゴロゴロした岩だらけ、倒木がメチャクチャになっていて、歩ける雰囲気でも無い、泣きそうになりながらの下山でした。

皮肉にも、下山してしばらく経ったら、さっきまでの天気は何？？ってぐらいの快晴に戻りまして、「山の天気と女子の気持ち」って言葉を思い出しました。

でも、いい勉強になりました。
何より12時間も歩き続け、34.8キロも縦走したのは、いい経験になりました！！