白馬主稜 2018.4.21-22

2018年04月21日(土) 〜 2018年04月22日(日)

• GPS: 11:42
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,494m
• 下り: 2,180m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:10

12:50 二股駐車場
14:25 14:55 猿倉山荘
16:00 白馬尻幕営地

2日目

• 山行: 8:20
• 休憩: 3:00
• 合計: 11:20

3:50 テント場
4:25 0:00 主稜基部
5:40 0:00 ８峰
6:30 0:00 ６峰
8:30 9:30 最終ピッチ前テラス
10:30 11:30 全員山頂
12:30 13:10 テント場
13:40 14:00 猿倉山荘
15:10 二股

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二股に駐車。ゲート前がいっぱいで河原沿いの駐車スペースに駐車

コース状況／危険箇所等

猿倉まで雪なし。
主稜はクラックが横断している箇所多々。
これからもっと悪くなりそうです

その他周辺情報

温泉は倉下の湯６００円

写真

4/21 12:53

二股ゲート前満車のため河原まで下って駐車します。
谷間からみえる唐松と不帰の嶮がテンションあげてきます。

4/21 12:58

猿倉までは雪なし。

4/21 14:25

猿倉山荘は除雪作業の真っ最中でした。
ここからは締まった雪をツボ足でいきます。

4/21 15:25

沢は陥没しかけの箇所が多く見受けられました。
地雷原です。はまると腿までずっぽり。
下は川が流れているので恐怖です。

4/21 15:39

白馬大雪渓の末端までデブリ群が押し寄せてました。

4/21 16:56

白馬尻周辺の高台で幕営地探し。
白馬尻小屋の上部、杓子尾根の末端が地滑りでひどいデブリ群。尾根でも雪崩の危険はありますね。木が生えていないところは雪崩の履歴。幕営地は慎重に選びました。

4/21 17:03

明日のアタックは雪の締まった暗いうちからの行動となるのでいまのうちに偵察でアタックトレースを専用につけておく。
大雪渓の横断箇所は比較的安定していた。

4/21 17:09

主稜とりつき。二回目なので迷わなかった。

4/21 17:21

杓子尾根の土砂崩れ跡、横断。
締まって歩きやすい。実際どんな轟音と速さなのだろう。

4/21 17:29

テント場竣工までもうちょい。
今夜は無風の夜が楽しめそう

4/21 19:05

夜間ライトアップ中。
ちなみに防風壁は風で解けて一晩でなくなっていた驚

4/22 3:54

二日目アタック。
アイゼンハーネス登攀具をつけて3時50分行動開始

4/22 4:39

先行パーティがみえる。
ここは準備運動のためトレースをつかわず各々キックステップを決めながら行く。

4/22 4:59

クラックが横断している箇所多々。一度右に斜上してクラックをかわしてまた左にもどる大回りルート。そのルート上もぽっかり口を開けていた。

4/22 5:01

8峰までも急登です。

4/22 5:08

5時8分少し遅れた夜明け

4/22 5:27

8峰までの最後の登り

4/22 5:51

8峰　クラック横断
雪が締まっていてステップ崩さずいけました
崩しちゃうと後続は藪からですね

4/22 5:58

越えると気持ちの良いリッジ

4/22 6:06

7峰までのスパンの長い登り
トレースあるから楽勝です

4/22 6:09

6峰。始めの核心。
クラックが完全の横断。リッジ上の藪と雪の境界をいくが
不安定な崩れかけのブロックあり

4/22 6:16

ちかよってみると。
雪が信用ならないのでダイナミックなことはしにくい。

4/22 6:21

不安定なブロックの乗越し。なんかグラグラするぞ。優しく行け

4/22 6:23

別角度から6峰登り

4/22 6:43

6峰に立つと山頂までの展望が開ける。

4/22 6:48

美しい雪稜です。富士山も見えました。

4/22 7:01

休憩してたらライチョウがひょっこり

4/22 7:10

後からもう一羽。目の上が赤い。オスだね

4/22 7:17

驚かさないように雷鳥の跡を追って僕たちもトレースをいきますが途中で見失います。

4/22 7:24

本当にきれいなリッジです

4/22 7:45

雪稜上にテント整地発見。素晴らしいレベル出し。
ここは風強そうだなー

4/22 7:55

もう何峰かわからないけど急登です。
たびたび深い穴を見つけて恐怖

4/22 7:59

この乗り越しもクラックだらけでした。
行けそうだとトレースから外れると見えない上部にクラックが走っていたりするので注意がいります。

4/22 8:06

逆算して2峰の登り。ここは2番目に急かな

4/22 8:12

振り返れば竜の背のようなリッジ
こんなところ来たっけ？？

4/22 8:43

最終ピッチは渋滞でした。
白馬尻を出たのは僕らより先に1パーティ（3人）が並んでいます。登攀中はリッジ上で幕営されたと思われます。
それにしてもそんなところで並ばなくれも・・・💦

4/22 9:02

テラスで1時間の休憩でした。風がなくて本当によかった

4/22 9:57

貸切になったところでロープを出して登攀開始。

4/22 10:18

最終ピッチ。すご

4/22 10:28

下見るとブルります

4/22 10:34

よく手 離せるなー

4/22 10:48

主稜登頂記念

4/22 12:04

大雪渓はデブリの海でした。

4/22 12:29

テント場着。防風壁の残りはすっかり朽ちていました。

4/22 13:28

さらば白馬

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

備考

スノーバーを２本。登攀具は最後の１ピッチのみ使用