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Yamareco

記録ID: 1459897
全員に公開
ハイキング
比良山系

蛇谷ヶ峰(桑野橋-朽木栃生)

2018年05月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:03
距離
14.6km
登り
1,130m
下り
1,079m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:34
休憩
1:04
合計
8:38
距離 14.6km 登り 1,130m 下り 1,095m
9:06
70
スタート地点
10:16
116
猪の馬場
12:12
12:33
34
13:07
13:09
13
13:22
13:26
40
14:06
14:08
40
14:48
15:00
7
15:07
68
16:15
16:26
17
16:43
16:47
9
16:56
16:58
38
17:44
ゴール地点
ゴール地点から、桑野橋の駐車場所までは、朽木栃生に置かせて頂いた折り畳み自転車で、帰りました。歩けば、1時間強のところを、15分位で、戻りました。一日の行程の最後に、舗装路を、重いリュックを背負って帰るのは、あまり気分の良いものではありませんので。
天候 曇りのち晴
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桑野橋バス停の近くに、数台。桑野橋河川公園には、数十台以上は、駐車出来る様です。(キャンプ利用の際は、清掃協力金 500円)が必要の様です。利用した事がありませんので、詳しくは、係の方にお尋ね下さい。
コース状況/
危険箇所等
 最初に、4月19日に、朽木栃生に駐車して、蛇谷ヶ峰に登られたらしい大阪のご夫婦が、遭難された様です。朽木栃生の旧庄屋さんの方から、教えて頂きました。このお方の御先祖が朽木栃生から、高島側の畑集落までの、コメカイ道の朽木側を開かれたそうです。
 桑野橋から、先ず、コンクリート舗装の林道を登り、地道になると、左折します。蛇谷ヶ峰2.7kmの標識があります。ここを、左へ、山道に入り、蛇谷ヶ峰に登ります。
 蛇谷ヶ峰手前と山頂周辺で、開けた視界を楽しめます。安曇川が琵琶湖に注ぐ辺りが、東方眼下に見えます。空気の澄んでいる時ならば、武奈ヶ岳・釈迦岳・福井県との県境の山々・伊吹山・鈴鹿山系の山々がほゞ、360度見渡す事が出来ます。
 山頂より、標識に従い、南下を始めます。釣瓶岳方向に、樹林に蔽われた稜線を、イクワタ峠まで、進みます。途中には、標識が整備されていますので、GPSや地形図・コンパスで、確認をしながら進めば、イクワタ峠まで、安全に到達出来ると思います。地形図をみれば分かりますが、途中、複雑に稜線が繋がっていますので、間違ってルートを外さない様に気を付けます。不安な時は、GPSや地形図で、確認をされた方が安全だと思います。
 イクワタ峠は、蛇谷ヶ峰よりも標高が高く、開けていて、素晴らしい眺望を楽しむ事が出来ます。直ぐ南側には、釣瓶岳へ登る急斜面が迫っています。
 イクワタ峠からは、先ず、北西に、稜線を下って行きます。比較的緩い傾斜なので、楽に下れます。ササ峠分岐から、ほゞ西方に、コメカイ道分岐へ向かって下って行きます。かなり下りが続きますので、足首・膝関節に、あまり負担が掛からない速度で、進まれた方が良いと思います。朽木栃生の直ぐ手前の449ピークには、間違って入らない様に、標識が設置されていますので、左折します。この標識が無いと、通常の場合、449ピークに向かって進むと思われる場所です。この標識を設置された方の見識に、敬意を表します。
 この後、写真・GPXを追加します。所用で少し、中断します。
 写真・GPXを追加致しました。追加している間に、5/11から、5/12に、日付が変わりました。
 5/12・5/13に、コメカイ道について、加筆しました。他にも、修正・加筆を行いました。
 5/15 加筆 「比良山:レスキュー比良」で検索されると、遭難されたと思われる(4/19に蛇谷ヶ峰に、朽木栃生から、下見に入られたと思われる御夫婦)を発見するする為に、懸命の捜索が続いている事が、ブログに記されています。本当にご苦労様です。有難う御座います。
 5/17 21:25 レスキュー比良のブログに、「本日、4/19より、遭難されていると思われる、原さんがシシ谷(地蔵峠西方の谷)で、発見された。」との一報が載せられました。
5/17(木)19:25 ABC TV 配信  
 滋賀県高島市の山中で、一部が白骨化した2人の遺体が見つかりました。行方不明になっている70代の夫婦の可能性があります。
 正午ごろ、高島市朽木村井の山中で、沢登りをしていた大学生の男性(21)が、一部が白骨化した2人の遺体を見つけ、警察に通報しました。遺体は、谷底の沢に一部つかった状態だったということです。現場付近では先月19日以降、大阪市内から登山に出かけた男性(75)と妻(70)が行方不明になっていて、警察は、遺体がこの夫婦の可能性もあるとみて、あす朝から遺体を運び、身元などを確認することにしています。
 5/22 22:50〜 追記
「比良山:レスキュー比良」のブログ(5/21 15:54) に、5/17に、シシ谷(猪谷)発見された御遺体が、4/19に、朽木栃生から、蛇谷ヶ峰登山の下見の為に入山されたと思われる、大阪の原さん御夫婦である事が、警察に依って確認をされたとの詳細な報告が、記載されています。同じ様に山登りを趣味とする一人の人間として非常に残念です。ご夫婦の御冥福をお祈り致します。合掌。
 5/23 11:36 追記
京都新聞 2018/05/21 23:31
 滋賀県警高島署は21日、高島市朽木村井の山中で17日見つかった2体の遺体は、4月以降行方不明になっていた大阪市平野区の夫=当時(74)=と妻=同(70)=だったと発表した。司法解剖の結果、死因は頚髄(けいずい)損傷と推定。遺体は最寄りの登山道から南に約300メートル離れたがけの下の沢で見つかっており、同署は登山中に滑落したとみている。  
 
 
 
 
その他周辺情報 蛇谷ヶ峰の北側に、「グリーンパーク想い出の森」と云う公園があり、こちらに「くつき温泉 てんくう」があります。
桑野橋南の公衆トイレです。いつも、綺麗に掃除がされています。このトイレの少し北にバス停があり、数台駐車出来ると思います。
2018年05月10日 08:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 8:55
桑野橋南の公衆トイレです。いつも、綺麗に掃除がされています。このトイレの少し北にバス停があり、数台駐車出来ると思います。
今回、トイレから、南に下り、林道に入りました。少し上ると北側からの林道と合流します。右に折り返す様な感じで、アスファルト舗装の林道を登ります。
2018年05月10日 09:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:26
今回、トイレから、南に下り、林道に入りました。少し上ると北側からの林道と合流します。右に折り返す様な感じで、アスファルト舗装の林道を登ります。
直ぐに、蛇谷ヶ峰登山口の墨書された標識が、左側にあります。
2018年05月10日 09:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:28
直ぐに、蛇谷ヶ峰登山口の墨書された標識が、左側にあります。
タニウツギの咲いている、落ち葉の積もった林道を進みます。
2018年05月10日 09:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 9:41
タニウツギの咲いている、落ち葉の積もった林道を進みます。
望岳所の倒れた標識があります。釣瓶岳或いは、武奈ヶ岳の山塊でしょうか?木々の間に見えます。
2018年05月10日 10:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 10:00
望岳所の倒れた標識があります。釣瓶岳或いは、武奈ヶ岳の山塊でしょうか?木々の間に見えます。
きのこ研究所の看板がありますが、現在は、使用されていないのでは?と、感じました。
2018年05月10日 10:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 10:05
きのこ研究所の看板がありますが、現在は、使用されていないのでは?と、感じました。
燃えて、錆びついた廃車がありました。
2018年05月10日 10:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 10:09
燃えて、錆びついた廃車がありました。
地道に変わって少し進むと、左に折れます。これから登山道が始まります。
2018年05月10日 10:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 10:15
地道に変わって少し進むと、左に折れます。これから登山道が始まります。
この標識の左を通って進みます。林道に対して、折り返す感じです。
2018年05月10日 10:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 10:15
この標識の左を通って進みます。林道に対して、折り返す感じです。
山中に忽然と現れる、避雷針の付いたコンクリート柱です。この上にある無線中継所の避雷用でしょうか?
2018年05月10日 10:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 10:26
山中に忽然と現れる、避雷針の付いたコンクリート柱です。この上にある無線中継所の避雷用でしょうか?
猪の馬場です。ノタ場があるのかと見回しましたが、湧水は無い様です。泥浴びなら出来るかなと思いました。
2018年05月10日 10:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 10:27
猪の馬場です。ノタ場があるのかと見回しましたが、湧水は無い様です。泥浴びなら出来るかなと思いました。
無線中継所です。下の避雷針の付いたコンクリート柱と、セットなのでしょうか?
2018年05月10日 10:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 10:39
無線中継所です。下の避雷針の付いたコンクリート柱と、セットなのでしょうか?
剪定鋏を出しました。少し藪っぽくなって来たので、本日、登山道を使用させて頂いたお礼に、少しでも、枝切りをして進みたいと、思います。
2018年05月10日 11:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 11:07
剪定鋏を出しました。少し藪っぽくなって来たので、本日、登山道を使用させて頂いたお礼に、少しでも、枝切りをして進みたいと、思います。
旧朽木村の中心部が、眼下に見えます。
2018年05月10日 11:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 11:23
旧朽木村の中心部が、眼下に見えます。
蛇谷ヶ峰名物、電波の反射板です。遠くからも、確認出来ます。
2018年05月10日 12:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:05
蛇谷ヶ峰名物、電波の反射板です。遠くからも、確認出来ます。
蛇谷ヶ峰の山頂が見え始めました。こちら側には、木々が茂っています。
2018年05月10日 12:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:11
蛇谷ヶ峰の山頂が見え始めました。こちら側には、木々が茂っています。
右より、釣瓶岳・武奈ヶ岳、左に釈迦岳がみえます。少し霞が掛かっていますが、絶景です。
2018年05月10日 12:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:13
右より、釣瓶岳・武奈ヶ岳、左に釈迦岳がみえます。少し霞が掛かっていますが、絶景です。
蛇谷ヶ峰山頂です。ここからの眺望は、素晴らしいものです。
2018年05月10日 12:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:28
蛇谷ヶ峰山頂です。ここからの眺望は、素晴らしいものです。
安曇川が、琵琶湖に流れ込み、形成された扇状地が、一望出来ます。
2018年05月10日 12:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:28
安曇川が、琵琶湖に流れ込み、形成された扇状地が、一望出来ます。
ズミの木でしょうか?植物の専門家ではないので、分かりません。どなたか、詳しい方お願いします。
2018年05月10日 12:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 12:49
ズミの木でしょうか?植物の専門家ではないので、分かりません。どなたか、詳しい方お願いします。
鞍部のブナ等の新緑です。この季節ならではの楽しみです。
2018年05月10日 13:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:16
鞍部のブナ等の新緑です。この季節ならではの楽しみです。
標識が朽ちています。針金で補修してあります。右に、間違って入り易い稜線が伸びていますので、とりあえず針金で、結わえてある様です。有難う御座います。
2018年05月10日 13:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:25
標識が朽ちています。針金で補修してあります。右に、間違って入り易い稜線が伸びていますので、とりあえず針金で、結わえてある様です。有難う御座います。
ボボフダ峠の標識です。
2018年05月10日 13:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:35
ボボフダ峠の標識です。
アラ谷峠の標識です。
2018年05月10日 13:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 13:51
アラ谷峠の標識です。
ここも、鞍部の美しい新緑が楽しめました。
2018年05月10日 14:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 14:14
ここも、鞍部の美しい新緑が楽しめました。
ヨコタニ峠の標識です、この鞍部は広く、素晴らしい新緑です。
2018年05月10日 14:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 14:19
ヨコタニ峠の標識です、この鞍部は広く、素晴らしい新緑です。
同じヨコタニ峠の鞍部を少し南から、写しました。
2018年05月10日 14:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 14:19
同じヨコタニ峠の鞍部を少し南から、写しました。
ブナの花です。秋に沢山の実がなると良いのですが。
2018年05月10日 14:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 14:33
ブナの花です。秋に沢山の実がなると良いのですが。
地蔵峠近くです。少しの間隔で連続して、同じ標識が並んでいます。
2018年05月10日 14:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 14:50
地蔵峠近くです。少しの間隔で連続して、同じ標識が並んでいます。
前の標識の余り離れていない所に、同じ内容の標識がありました。向こうに、リトル比良が見えます。
2018年05月10日 15:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 15:06
前の標識の余り離れていない所に、同じ内容の標識がありました。向こうに、リトル比良が見えます。
古いお地蔵さんがありました。地蔵峠の名の由来でしょうか?昔、この地蔵峠を行き来された方々が、祀られたのでしょうか?
2018年05月10日 15:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 15:11
古いお地蔵さんがありました。地蔵峠の名の由来でしょうか?昔、この地蔵峠を行き来された方々が、祀られたのでしょうか?
少し離れて、地蔵峠の標識があります。
2018年05月10日 15:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 15:11
少し離れて、地蔵峠の標識があります。
地蔵山です。
2018年05月10日 15:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 15:16
地蔵山です。
登山道と並行して伸びている作業用の林道が、左右に分岐しています。登山者が、作業用の林道に入らない様に、ガイドロープが張ってあり、テープも下がっています。
2018年05月10日 15:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 15:30
登山道と並行して伸びている作業用の林道が、左右に分岐しています。登山者が、作業用の林道に入らない様に、ガイドロープが張ってあり、テープも下がっています。
栃生への標識がありますが、「危険、道不明瞭」の警告メッセージが、付けてあります。今は、使われていない山道の様です。
2018年05月10日 15:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 15:41
栃生への標識がありますが、「危険、道不明瞭」の警告メッセージが、付けてあります。今は、使われていない山道の様です。
釈迦岳の雄姿が、木々の間に見えます。
2018年05月10日 16:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 16:02
釈迦岳の雄姿が、木々の間に見えます。
蛇谷ヶ峰も、見えます。
2018年05月10日 16:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 16:07
蛇谷ヶ峰も、見えます。
釣瓶岳も、見える様になりました。
2018年05月10日 16:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 16:11
釣瓶岳も、見える様になりました。
もう少し登った所から、蛇谷ヶ峰を振り返ります。
2018年05月10日 16:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 16:21
もう少し登った所から、蛇谷ヶ峰を振り返ります。
釈迦岳が、青空の下、近くなって来た様に、感じます。
2018年05月10日 16:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 16:21
釈迦岳が、青空の下、近くなって来た様に、感じます。
イクワタ峠・釣瓶岳が、直ぐ近くに見えて来ました。
2018年05月10日 16:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 16:25
イクワタ峠・釣瓶岳が、直ぐ近くに見えて来ました。
イクワタ峠(923m)本日の、最高地点です。
2018年05月10日 16:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/10 16:27
イクワタ峠(923m)本日の、最高地点です。
イクワタ峠より、蛇谷ヶ峰への、稜線ルートを振り返ります。
2018年05月10日 16:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 16:28
イクワタ峠より、蛇谷ヶ峰への、稜線ルートを振り返ります。
ササ峠への分岐です。「危険、道不明瞭」の警告が付けてあります。殆ど、踏み跡が無い様です。手入れがされていない様に見えます。ヤマレコマップにも、トラックログがありませんので、殆ど、通る方は無い様です。
2018年05月10日 16:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 16:54
ササ峠への分岐です。「危険、道不明瞭」の警告が付けてあります。殆ど、踏み跡が無い様です。手入れがされていない様に見えます。ヤマレコマップにも、トラックログがありませんので、殆ど、通る方は無い様です。
地蔵峠への分岐です。ここにも、「危険、道不明瞭」の警告文があります。この地蔵峠への最短ルートであったであろう「コメカイ道」の名が、標識の柱に、記されています。此処からも、矢張り、ヤマレコマップには、トラックログがありません
2018年05月10日 17:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 17:15
地蔵峠への分岐です。ここにも、「危険、道不明瞭」の警告文があります。この地蔵峠への最短ルートであったであろう「コメカイ道」の名が、標識の柱に、記されています。此処からも、矢張り、ヤマレコマップには、トラックログがありません
朽木栃生に近くなりました。ピーク449へ、直進し易い為、標識が設置してあります。素晴らしい感覚です。有難う御座います。
2018年05月10日 17:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 17:28
朽木栃生に近くなりました。ピーク449へ、直進し易い為、標識が設置してあります。素晴らしい感覚です。有難う御座います。
下山して来ると、右に、朽木栃生の旧集落跡が見えます。
2018年05月10日 17:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 17:48
下山して来ると、右に、朽木栃生の旧集落跡が見えます。
下山ルートを振り返ります。左に標識があります。国道367号へ、下ります。
2018年05月10日 17:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 17:48
下山ルートを振り返ります。左に標識があります。国道367号へ、下ります。
国道367号へ、出ました。地蔵峠・コメカイ道と墨書してあります。地蔵峠経由のコメカイ道が大切であった頃の、名残でしょうか?(コメカイは、米買いとの説明をして頂きました。)
2018年05月10日 17:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 17:54
国道367号へ、出ました。地蔵峠・コメカイ道と墨書してあります。地蔵峠経由のコメカイ道が大切であった頃の、名残でしょうか?(コメカイは、米買いとの説明をして頂きました。)
この折り畳み自転車で、桑野橋の駐車地点まで、帰ります。15分位で、桑野橋まで、帰りました。疲れた身体には、有り難い道具です。
2018年05月10日 18:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
5/10 18:04
この折り畳み自転車で、桑野橋の駐車地点まで、帰ります。15分位で、桑野橋まで、帰りました。疲れた身体には、有り難い道具です。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS2台 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ザイル30m スリング2本 カラビナ エイト環 携帯用鋸 剪定鋏 折り畳み傘
備考 ザイル30m・エイト環は、今回のルートを歩くのみならば、不要だと、思います。今回は、遭難者があると云うことなので、あえて携行いたしました。

感想

 今回の蛇谷ヶ峰・桑野橋-朽木栃生登山では、4月19日に、朽木栃生から、蛇谷ヶ峰に下見に登られたと思われる「75歳と70歳の御夫婦」が遭難されているのでは?と云う情報を、地元の方から頂いていましたので、ゆっくり周囲を見回しながらの山登りになりました。
 朽木栃生から地蔵峠を経由して、高島側の畑集落に抜けるルート(コメカイ道)は、以前は、役牛も通れる?立派な山道として存在した様ですが、現在では、地元の方が、高島側に、地蔵峠越えで行かれる事は、もう無い様なので、手入れをされる事は無いと思われます。これは時代の流れで、致し方が無いものと思います。
 滋賀県勤労者山岳連盟/滋賀山友会のメンバーの方が、2017/12/03に「コメカイ道を辿って」と云う記録を残されています。「滋賀山友会 コメカイ道を辿って」で検索すれば、表示されると思います。コメカイ道は、今では、もう廃道になっている状況が記されています。
 このコメカイ道は、昔の山林技術の一つである「木馬道」が使われていたのでは?と、「朽木栃生-地蔵峠」辺りの地形図を見ながら、考えています。急峻な山腹に桟道、谷に木橋を掛けて、奥山の材木を里の筏が組める所まで、木橇(きそり)(修羅)で運んだ木馬道ならば、朽木栃生-地蔵峠間に、物資輸送ルートを構築する事が可能であったと推察されます。また、全て周辺の木を伐採して、組上げているので、廃道になれば、朽ちて崩壊し、痕跡も、殆んど残らない筈なので、今、コメカイ道の痕跡が、ヒジキ滝-地蔵峠間で、殆ど確認されていない理由は、コメカイ道は、かなりの部分が木馬道で作られていたと、考えれば、納得が行きます。今後、専門家に依る調査が行われる事を期待しています。
 地形図には、古い山道が記載されている事が、多いのですが、戦後、自動車が普及すると共に、使用・手入れされずに、廃道になっている昔の生活道は多いので、地形図等の山道を過信するのでは無く、ヤマレコ等で、実際に登山者が歩いて確認をされている登山道を利用した方が、安全だと思います。
 2019/01/07加筆 コメカイ道については、その後、何度も、現地に入り、調査・手入れを致しました。かなり荒れた状態ですが、地蔵峠から、ヒジキ滝、コメカイ道出合を経て、朽木栃生へ通り抜ける事が出来ます。但し、ハイキングコース的な状態では無く、難路と云う状態です。両方の入口(地蔵峠、コメカイ道出合)には、「通行困難」の表示が昨年の秋くらいにされました。おそらく、昨年五月の、猪(シシ)谷での遭難者発見を受けての対策だと、考えています。コメカイ道については、何度か、ヤマレコに、記録を上げていますので、必要ならば、検索をしてみて下さい。
 

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