高尾山〜陣馬山


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,216m
- 下り
- 1,184m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:10
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
10年ぶりに高尾山へ。
そのときも陣馬山を目指しましたが路迷いで下山してしまったので、リベンジができたらと思いロングコースチャレンジです。
朝早い高尾山口駅は静かで、川沿いを歩くとひんやり冷たい風が頬を撫でていきます。
なだらかな舗装路を進むとすぐに、ケーブルカー清滝駅の広場に到着。もちろん始発前のケーブルカーは、まだ静かにお客様が来るのを待っていました。
駅左手から6号路を登ります。沢沿いの路は新緑に彩られ、流れる音も涼しげに響いて清々しい雰囲気。
沿道にはシャガのお花が咲き乱れ、朝の散歩道が気持ちよく続いていきます。
フェンス越しに琵琶滝に挨拶したら、やや急坂を登っていき1号路に合流。
視界が開けたところが霞台園地。冬だと新宿副都心なんかも見渡せるであろう展望地ですが、今日は霞んで遠くは見えませんでした。
茶屋を過ぎるとすぐにたこ杉現る!で、くねくねたこ足のように根が張る杉が空に向かって伸びていました。
そこからすぐ、参道にかかる門をくぐりいざ薬王院へ。撮影で立ち止まっていると、次から次へと朝の参拝らしき人が私をぬかしていきました。日常的に参拝している人も多いのかもしれません。地元に根付いているんですね。
道が二又に別れたところで階段のある男坂をチョイス、登りきると右手に苦抜け門が見えました。
「煩悩から解き放たれよ」と念じながら黙々と階段を上がります。上がりきると、青空に仏舎利塔がまぶしく輝いていました。
そしていよいよ薬王院の中心部に入り、「高尾山」と書かれた門をくぐると、天狗の像が迎えてくれます。茶屋の奥の階段を登ると本殿があり、早速お参り。
神様に繋がっているという綱を握りしめて思いを念じるのは、「飯綱大権現」ならでは。
そして本殿の裏にある標識をたよりに、山頂方面へと歩くとあっという間に山頂到着!
そして晴天に恵まれた今日は、丹沢ごしに富士山がよく見えていました。新緑の眩しさと合わせて、景色を堪能できます。しばらくその景色から目を離せませんでした。特に丹沢の行ったことがある山を確認するのに夢中になってしまいました。
充分景色を楽しんでから、奥高尾縦走路へと入っていきます。看板の「陣馬山まで5時間」の文字に思わず計算してしまいましたが、そのために早立ちしてきたので大丈夫、ロングコースへの挑戦のはじまりです。
しばらく緑溢れる日当たりのいい木段を下っていき、城山との鞍部へ。少し登り返した展望地からは、またまた富士山と丹沢の山々の眺望が開けていたので小休止。そこから少し登り返すと、小仏城山山頂です。
城山茶屋を真ん中に、関東方面と富士山方面の眺望が開けている広い山頂。出発からすでに三時間なので、ここで名物なめこ汁で一服しました。高尾でつくったという豆腐がたっぷりの、醤油ベースの汁で、疲れた身体に染み入ります。目の前に富士山をみながらの贅沢な休憩となりました。
次なる景信山へは、一旦小仏峠まで下るとややしっかり登る感じの路でした。雑木林の路なので、またさっきまでとは違う雰囲気。
山頂手前の開けた路で振り返ると、ここまでの縦走路が見えて達成感も得られました。
景信茶屋の奥にある山頂標識まで行き撮影、時間的にも多くのかたがお昼休憩をしていました。
私はまだまだなめこ汁パワーがあるうちに先を急ぎます。
景信山から先はなだらかな尾根が続き、とても歩きやすい道でした。
途中堂所山への登りが急登で、頂上も眺望がなくちょっとがっかりしました。
そこからはいくつかの峠を尾根伝いにゆるやかに登っていく感じで、陣馬山がジワジワと近付いてきているように標識が増えていきます。
そして、白馬が見えてきました!はじめての陣馬山登頂です。
四方が開けて明るく開放感のある景色に、白い馬がすくっと立ち印象に残る山頂。
平日にもかかわらず白馬を囲うベンチも賑わっていました。
少し下るとこれまた気持ちのいい草原が広がり、私はそこで昼食タイム。目の前に富士山を見ながらのランチタイムとなりました。
日差しがあり暖かく、気持ちいいので横になりたくなってしまうほど。
座るとどっと疲れが出てきましたが、考えてみれば陣馬山まで14キロの道のりを歩いてきたので当然です。
しかしながら、これから下山まで気を抜くわけにはいきません。気持ちを奮い立たせて、下山すべく信玄茶屋に貼られていたバスの時間を確認。すると中からご主人が「どこのバス停?」と、声をかけてくださいました。
藤野駅に向かう予定だったので、「陣馬登山口から乗ろうかと。。」とお話ししたら、バスが来なければ、駅まで30分くらいで歩けるから、と教えて下さいました。
また、一ノ尾根と栃谷尾根とどっちのルートか悩んでいたので思いきって尋ねると、「一ノ尾根がいいよ」とも教えて下さいました!
お礼を言って、下山はご主人の言うとおり一ノ尾根を選ぶことに。
ちょうどよく高度を下げる山道は歩きやすく、日陰で時々冷たい空気がながれていくのが印象的です。道迷いほどではありませんが、踏みあとが分かれるところがあるので、テープをたどりながら下っていきました。
民家が見えてくると、足元は舗装道に変わります。そして、民家の間をさらに下っていくと、バス停の道に出ます。
バス停にはすでにハイカーさんが何人かいました。ただ次のバスまで約30分あるので、ここもご主人のアドバイス通り歩いてみることに。
一本道なのでひたすらまっすぐなのですが、途中から登り坂となるのが最後に辛かったです。
駅手前では車が一台しか通れないトンネルも出現。大きな音と排気ガスを散らして車が通る横を歩くのも、短い間とはいえ気分のいいものではありませんでした。
25分ほど歩いて藤野駅に着き、今度は電車の時間まであと15分くらい待ち時間があるので着替え等を済ませました。
一日しっかり歩いたので、帰りの電車で座れると疲れからうとうと。。。
長い長い縦走コースの達成感より睡魔、な帰り道で一日を締め括ることになったのでした。
ロングコース、お疲れさんです!
約20キロ、凄いです!
なめこ汁、美味しそうですね〜
これだけ歩ければ丹沢縦走できますね(#^^#)
こんにちは!
you629さんなら、軽々歩けるんだろうな〜(もしくは走る?)と思いながら、私は必死で完歩しました(笑)!
丹沢縦走まではまだまだ努力を要すると思われるので、とりあえず蛭ヶ岳最短ルートをよろしくお願いしますm(__)m♪
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