烏ケ山《奥大山》
- GPS
- 05:03
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 590m
- 下り
- 581m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況-烏ケ山南峰直前から烏ケ山の間は急坂の狭い岩稜尾根、その他はミズナラとブナ林の緩やかな道。 |
写真
感想
烏ヶ山(からすがせん)は、鳥取県東伯郡琴浦町と日野郡江府町との境にある山です。大山山系の一つ。標高1,448m。大山主峰の南側に位置し、遠くから見ると烏が羽を広げたような姿に見えることからこの名が付いた。ピラミダルな山容は約2万年前の大山の火山活動でできた溶岩ドームで、山陰のマッターホルンと呼ばれ、山頂付近はガレ場が多く、足場も狭い崖がある。
平成12年の鳥取県西部地震で登山道が崩落し登山禁止となっていたが、平成28年7月30日より登山解禁となった。また平成28年10月に発生した鳥取県中部地震により、南嶺付近の岩場が崩落し、登山道が消失したため通行不能に。憧れの山であったが中々入ることのできない山でした。
5/12烏ヶ山、5/13甲山から矢筈ケ山の登山計画を立て8名で大阪からやって来ました。
最近では、ブナの生い茂る森、透き通る水が流れる渓流、この源流を辿っていくと、天然水の生まれるところへ辿り着きます…
「奥大山の天然水」のCMで宇多田ヒカルが登った山として知られている。
10時半に奥大山休暇村駐車場を出発し、新小屋峠登山口から山頂に向かいます。緩やかな登山道の周囲には新緑のミズナラやブナ林が拡がっています。花は少なく足元に白いミヤマカタバミ、樹林の中に赤いミツバツツジと白いタムシバが咲いている。
登山口から約1時間、標高1230mの分岐に到着します。漸く烏ヶ山山頂が見えてきました。
吹く風は心地よく一休息します。
ここから南側に大きなブナ林、北側は切り立った崖の狭い尾根道が続きます。
尾根道にはヤマザクラ、ミツバツツジ、オオカメノキとタムシバの群生し、イワカガミやイワナシの花が岩陰に沢山咲いている。
登山道は次第に傾斜を増し、急坂を登り切った所が展望の素晴らしい新小屋分れです。
ひと汗かいたところで最後の休息をとります。
烏ヶ山の南峰から一旦下り山頂直下の岩に取り付く。登山開始から2時間超で大きな岩の狭い烏ヶ山山頂に到達する。
風の無い暖かい山頂で昼食を摂り、大岩に登り写真を撮る。
北側には大きく崩落の進む雄大な大山南壁が、伸びる稜線の先には大山の外輪山として沢山の先の尖った溶岩ドームの山脈が展開している。
創造と崩壊を繰り返す大山の自然に思いを馳せながら山頂を後にする。
15時過ぎに奥大山休暇村駐車場に戻ることができた。
振り返ると山頂に雲がかかった烏ヶ山が見える。
明日は天気予報通り下り坂。雨模様だ。
明日の矢筈ケ山の山行に向けて香取集落を覗き、大山登山口近くの下山キャンプ場の駐車場にテント泊をする。明け方前からの激しい強風と雨で目を覚ます。
5/13の山行は中止に決定、途中の湯原温泉で入浴し帰阪する。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する