日向山、紅葉の錦滝、ハードな尾白川渓谷道
- GPS
- 07:02
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
8:50尾白川駐車場-9:30矢立口9:43-10:33日向山頂上11:20-12:50矢立口-13:20竹字駒ケ岳神社-14:30神蛇滝-15:40尾白川駐車場
(15:50尾白川駐車場-16:20自宅)
コースタイム、尾白川駐車場-1:00?-矢立口-1:30-日向山-1:10-矢立口-0:30?-神社-1:30-神蛇滝-0:45-駐車場、計6:25ぐらい
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日向山の錦滝コースは林道が通行止めです。ただ、人が通ることは可能です。再度土砂崩れがあるリスクがあきらかにあります。通るなら自己責任で、すばやく通り抜けましょう。 尾白川の渓谷道は、かなりハードな登山道です。山登り装備は必須で、かつ、初心者や中学までのお子さんは避けたほうがいいでしょう。また、神蛇滝まで行かずに、中間地点の三の滝で引き返すのもお勧めです。私的には、三の滝がまじかで見れて最高でした。その先は、さらにハードな山道となります。 |
写真
感想
本日は曇りですが、八ヶ岳も南アルプスも見えています。迷いましたが、2度目の日向山に行きます。尾白川駐車場を起点とした、日向山への道、黒戸尾根への道、を確認し、尾白川渓谷の滝と紅葉も見物する目的です。
尾白川から矢立口への道は、結構な傾斜です。心拍数140程度で、600-700m/Hの高度スピードで登りますが、37分かかりました。地図に載ってませんが、標準コースタイムなら60分程度いきそうです。
矢立口から錦滝コースで登ろうと思いましたが、ゲートに通行禁止と強く表示があり、お上のお達しに弱い私は、そこで引き返します。矢立口から、通常の木の階段ルートで登ります。山は黄葉で染まってます。ダンコウバイの黄色の他、コナラの黄色も美しいです。1450m付近からモミジの赤も混じってきます。1時間ちょうどで山頂到着。
天気が曇りのため、せっかくの魔宮もすっきりしない感じ。それでも、八ヶ岳、雨乞岳、甲斐駒、地蔵岳オベリスク、富士山と展望はあります。家族づれ、女性グループ、団体さん、と人は結構います。
大岩山への分岐を見に、錦滝コースを降ります。錦滝行こうか、来たコース帰ろうか迷いましたが、他にも錦滝コースを降りる人がいて、私も行きます。錦滝コースは、あいかわらず、急な山道です。スピードは出せません。慎重に降ります。
錦滝コースは、急登から林道まで、予想外の美しい紅葉が満喫できました。小さい葉っぱの真っ赤なモミジの他、ウリハダカエデ、ハウチワカエデ、と大きな葉のカエデも競演しています。
林道は、台風のため数箇所崩壊しています。また、まだ水が流れているところが多数あります。通れないというより、再崩壊リスクがありますので、お上の立場としては通行禁止処置はやむなしと思いました。
矢立口から尾白川までは、20分以下で駆け下り、尾白川に行きます。観光客相手の場所だろ、と思い正直なめてました。水も残り少なかったのですが、大丈夫だろ、と思ってました。神社を通り、つり橋を渡ると渓谷開始です。
つり橋は、定員5名まで、かなり揺れて怖いです。まずは、最初は千ヶ淵。ここまでは、観光客もおっかなびっくりで来れます。が、ここで登山装備必須との看板が。確かに、そうだ、と思いながら歩きます。が、どんどんハードに。渓谷なので、かなりのup,downが始まります。かなり消耗、汗もかき、水が底をつきます。正式な水場ではありませんが、川へ注ぐ水を飲みます。また、中間地点ぐらいからは、わき見をしたら渓谷へ100m滑落死しそうな場所だらけとなります。GPSで見てもなかなか距離が稼げません。この短いコースでコースタイムが1:30は伊達ではなかった、と思い知ります。また、終点より尾根道で楽に帰れるように地図では書いてますが、そんな表示も気配も微塵もありません。途中で母と息子が引き返してゆくのとすれ違いました。同感です、私も帰りたい。
と心が何度も折れそうになりながらも、ところどころに鑑賞ポイントがある、渓谷の迫力ある風景、美しい緑色の淵、澄んだ水、を心の支えにして、なんとか1時間10分程度で終点の神蛇滝到着。特に、この直前の道が木の根の急坂ですが、すごかった。雨の日に下りで使ったら足を滑らせて、滑落して死にそうです。消耗しました。3時間ぐらい歩いた気分です。蓼科山で間違った川床を雨の中、10数回転倒しながら30分歩いた時に次いで心理的に厳しかったです。八ヶ岳の横岳の鎖場の波状攻撃のほうがよっぽど気が楽でした。歩く前は、冬、凍った滝を見に来ようかな、とのんきなことを考えていましたが、冬は閉鎖のようです。たしかに、こんなところを冬歩いたら、滑落して死にます。
とはいえ、錦滝ルートで予想外の紅葉が満喫でき、尾白川渓谷の迫力/美しさ/厳しさに接し、日向山の魔宮も2度目の、安全で楽しい登山でした。
お疲れ様でした。
渓谷散策の言葉に騙された人です
旭滝は、岩のクラックをつかって河原におり、さらに上流側に行くと現れます。
案内板は無いので、滝の音を頼りにたどり着く感じですね。
圧巻ですので、次回は是非ご覧になってください。
sa104komiさん、こんにちわ。
私の前の日に、不動滝まで行かれたのですね。スラブクライミングの写真を見て、びびってしまいました。私の登山キャリアを超えてます。ここは、るるぶレベルの観光ガイドにも載っている散策路ですが、すごい散策路ですね。
旭滝は、上流に隠れていたのか!! ぱっと見て、大きな岩に隠れて、気がつきませんでした。次回、チャンスがあれば、探して見ます。情報、ありがとうございます。それと、不動滝も、いってみたいかな。
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