小金ヶ嶽とクリンソウの御嶽
- GPS
- 05:14
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 834m
- 下り
- 829m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
多紀連山は、丹波篠山の盆地の北側に東西に連なる700〜800m級の連山で、岩場が少しあります。最高峰の御嶽(三嶽)の山頂南の谷間には、クリンソウの大群落があり、これもぜひ見てみたいところです。この日は連山のうち、御嶽と小金ヶ嶽に登りました。
車を御嶽と小金ヶ嶽の鞍部にある大タワの駐車場に置き、まずは小金ヶ嶽へ。最初は檜や杉の植林を登りますが、途中から自然林になり、岩場も徐々に出てきます。鎖のついた岩場も何箇所か登っていくと、突然、標高725mの山頂広場に。眺望はなかなか素晴らしく、長老ヶ岳や地蔵山〜愛宕山の尾根が確認できました。天気が良ければ青葉山や六甲山まで見渡せるようです。ここからの下りも岩場の急降下。岩尾根を慎重に下っていくと、福泉寺跡。ここから谷に下っていきますが、その途中で今日最初のクリンソウに出会いました。ちょっとした群生地もあり、久々の出会いに嬉しくなりました。このあと谷をひたすら下ると、林道に出て、集落へ。小金口から、火打岩(ひうちわん)の集落を通り、御嶽登山口の方に向かっていきます。
御嶽登山口からしばらくは、かなりの急登。しばらく下りに慣れた体にはきつい登り。尾根に乗ってから先は登りも緩み、ほっと一息。鳥居堂跡で昼食タイムとしました。もう少し登ったところがクリンソウ群落への入口。パンフレットによると、日本列島西南限の分布だそうで、しかも日本有数の面積を誇るそうです。谷と谷に囲まれた傾斜地にある大群落は、きれいに咲いていました。他では見たことのない規模でした。一見の価値ありです。
登山道に戻り、御嶽の最後の登り。ここも少し岩が出てきますが、小金ヶ嶽よりは少ない目。最後に植林が出てきて、一等三角点のある793mの山頂へ。あとは、展望のよい尾根を東に下れば駐車した大タワに下りつきます。
(このレポートは、YAMAPのミラー(抜粋)です。)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する