JWV 残雪の燕岳
- GPS
- 26:10
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,464m
- 下り
- 1,464m
コースタイム
9:00第一ベンチ9:05‐9:35第二ベンチ9:45‐10:20第三ベンチ
10:35‐11:15富士見ベンチ11:35‐12:10合戦小屋12:30‐
12:55合戦沢の頭13:05‐14:15燕山荘14:35‐15:10燕岳15:30‐
16:00燕山荘(泊)
9日 燕山荘7:00‐7:20合戦沢の頭‐7:40合戦小屋7:50‐
8:10富士見ベンチ8:15‐8:32第三ベンチ8:40‐9:13第二
ベンチ‐9:33第一ベンチ9:40‐10:00登山口‐10:10駐車場
10:30=10:40有明荘11:30(解散)
天候 | 8日 晴のち曇 9日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
晴天に恵まれたために、コース全般心配はありません。 合戦沢の頭から、燕山荘までの稜線は吹雪くと考えます。 アイゼンは第三ベンチで着退しました。 登山ポスト、トイレは燕岳登山口にあります。 駐車場は、この時期ですので空いていました。 有明荘の温泉がお勧めです。 |
写真
感想
8日 晴れのち曇り
前夜、松本駅近くのビジネスホテルに参加者4名が宿泊する。昼過ぎは曇り雨でしたが、夕方から雲が切れ、陽が射し北アルプス、槍ヶ岳、後立山連峰が良く展望出来た。勿論常念岳、燕岳も望まれる。
早朝の安曇野は素晴らしい天気である。ホテルを早朝に出発し、中房温泉に向かう。駐車場は、まだゆとりがあった。
ここで朝食を食べ、準備をし、いよいよ燕岳へと向かう。登山口までは舗装道路を10分ほど歩く。登山口には立派なトイレも完備している。登山届を提出し、いよいよ出発である。最初から急な夏道を登る。今回はのんびり歩こうと言うことで、各ベンチで小休止をする。ベンチ間は30〜40分間隔である。第二ベンチを過ぎると残雪が現れ、第三ベンチでいよいよアイゼンを着ける。樹林帯の中をのんびりと登り、富士見ベンチで昼食とする。登山口から3時間だ。残雪はますます増え、合戦小屋附近はかなりの量である。ここには、ツアー客がかなり休んでおり賑やかである。合戦小屋からは細い竹に赤い布を付けた目印をたどって登る。冬道なので、直登である。合戦沢の頭に小屋から30分で着く。槍ケ岳が望まれる。これから槍は、いやになるほど現れる。燕山荘までは尾根道を登るが、小屋が見えるがなかなか着かぬ。展望を楽しみ、写真を撮りながら、1時間で燕山荘に到着する。360度の素晴らしい展望が我々を迎えてくれる。手続きを済ませ、燕岳に向かう。燕山荘でアイゼンを外し、花崗岩の砂礫の道を山頂に向かう。
イルカのオブジェにも出会うし、雪渓も二カ所ほど渡り、山頂に着く。後立山、剱、立山、裏銀座、表銀座、そして槍・穂高連峰が望める。素晴らしい景色を堪能し、満足して燕山荘に戻る。夕食は17時30分からである。やたらと床から天井につかえ棒があるので聞いてみると、雪の重さに耐えるようにしているとのことでした。玄関のドアも重くてなかなか開かないのは、雪の重さが原因とのことでした。今夜の宿泊者は、約40名とのことです。明日の天気を願いつつお休みなさいである。
9日 晴れ
4時過ぎに起き、日の出を見に外へ出る。素晴らしいご来光である。朝日に輝く槍・穂高連峰、表銀座、裏銀座の山々、後立山連峰、別世界の様相である。だから山はやめられないのだと、つくづく思う。6時の朝食を済ませ、名残惜しいが下山とする。昨日と異なり、残雪は凍結している。下りなので転倒に気をつけて下るが、アイゼンが気持ちよく利いてくれる。6本歯のアイゼンでこの時期、この山は十分で、前爪があるアイゼンはかえって危ない気がする。ピッケルもいらない、ストックで十分であるが、リングだけは雪用の方が潜らなくて良い様に思う。ルンルン気分で尾根道を歩き、振り向いては名残惜しげに山々を見る。合戦沢の頭からは、急な雪の斜面を一気に下りあっという間に合戦小屋に到着する。燕山荘からのんびり歩いて40分で着く。雪道は歩きやすいし、早い。第三ベンチでアイゼンを外し、下るが雪が無いので歩きづらい。苦しんだ道を噛みしめながら下り、登山口に到着。3時間で下って来たが、足並みがそろっていたのと、天気が良かったのでしょう。有明荘でのんびりと温泉につかり、解散とする。素晴らしい山行であった。
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