倉岳山〜高畑山

2018年05月20日(日) [日帰り]

• GPS: 04:31
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,074m
• 下り: 1,059m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:11
• 休憩: 0:21
• 合計: 4:32

9:50 梁川駅
10:05 10:07 倉岳山登山口
11:13 11:13 立野峠
11:38 11:54 倉岳山
12:11 12:11 穴路峠
12:14 12:14 天神山
12:31 12:31 雛鶴分岐
12:35 12:38 高畑山(楢山)
12:54 12:54 仙人小屋跡地
13:23 13:23 穴路峠分岐
13:42 13:42 小篠貯水池
14:22 鳥沢駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

■行き
JR梁川駅から徒歩。

■帰り
JR鳥沢駅まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

倉岳山と高畑山の山頂周辺は、いずれも急坂が多いのでスリップに注意が必要です。

その他周辺情報

下山後に鳥沢駅前の近江屋商店で、山梨の地酒「七賢」を買いました。
「七賢」以外にも、「笹一」「開運」などを扱っていました。

写真

5/20 9:47

乗ってきた下り列車を見送っていたら・・・

5/20 9:47

上りホームを新型のE353系が颯爽と通過！

5/20 9:48

ホームからは中央線沿線の山々が良く見えます。

5/20 9:49

ここは梁川駅。今日はここからスタートして、倉岳山・高畑山を目指します。

5/20 9:53

駅前の橋を渡って、倉岳山を目指します。

5/20 9:53

良い天気なので、今日は富士山の展望が期待できそう...

5/20 9:54

倉岳山に連なる山々が良く見えます。

5/20 10:01

梁川駅から登山口までの間は、車道（林道）を歩きます。

5/20 10:02

白い葉が特徴的なマタタビ。

5/20 10:03

キャンプ場の月尾根自然の森の入口まで来れば、登山口はもうすぐです。

5/20 10:05

倉岳山の登山口。登山届のポストがある・・・と思ったら、設置されていたのは「アナログな登山者カウンター」でした。

5/20 10:10

立野峠までは、しっかり踏み跡が付いた歩きやすい道が続きます。

5/20 10:15

イタヤカエデ。秋には黄色く色付くはず・・・

5/20 10:16

立野峠手前まで、涼しい沢沿いの道が続きます。

5/20 10:24

よく間伐されたスギ人工林。谷沿いなのに明るくて気持ちよいです。

5/20 10:27

斜面下には小さな滝が幾つもありました。

5/20 10:30

長〜いヘビだと思ったら、ツル植物でした(笑)

5/20 10:37

小さな滝ですが、癒やしパワーは抜群です。

5/20 10:39

この渡渉ポイントは、大雨の後には渡りづらくなるかもしれません。

5/20 10:40

倒れた木が、まるで倉岳山へのゲートのように見えます。

5/20 10:46

倉岳山麓の大トチノキ。樹齢200年以上はありそうです。

5/20 10:51

フタリシズカは林内のあちこちで花を咲かせていました。

5/20 10:52

梁川駅〜立野峠の間には、道迷いしそうなポイントに必ず標識があって助かりました。

5/20 10:53

ルイヨウボタン。茎の先に付いている丸いものが、蕾なのか実なのかが判別できませんでした・・・

5/20 10:57

ガクウツギ。今年は満開のガクウツギをまだ見ていません。

5/20 10:58

湿った日陰に生えるギンバイソウ。葉がバルタン星人みたいです(笑)

5/20 11:03

倉岳山水場。一応飲める水のようですが・・・

5/20 11:10

水場を過ぎて斜面を登り詰めると、ようやく尾根道に出ました。

5/20 11:13

立野峠に到着。ここまでは順調に来ましたが・・・

5/20 11:16

立野峠から倉岳山までの間は、心臓破りの急坂が何度か出現するので体力を徐々に削られていきます。

5/20 11:22

まだまだ登って行きます・・・

5/20 11:31

葉が毛だらけのイヌブナ。ブナと比べて葉が大きく、葉の厚みも薄い感じです。

5/20 11:32

ハクウンボク。そろそろ花の時期なので、花を見られると良いのですが・・・

5/20 11:37

わずかに咲き残っていたヤマツツジ。赤い花で林内がパッと明るくなります。

5/20 11:40

倉岳山に到着！

5/20 11:40

山梨百名山の標柱をパチリ。

5/20 11:40

おぉ・・・富士山のてっぺんが雲の中でした。

5/20 11:41

北側の展望も良好です。

5/20 11:42

富士山が綺麗に見えなかったので、早々に昼食モードに突入。今日は、駅弁の「深川めし」を頂きます。

5/20 11:43

ご飯の上にアサリとネギが乗っているだけかと思いましたが、アナゴも乗っていました。量は少なめでも味は良い駅弁です。

5/20 11:55

ついにハクウンボクの花を発見！ハクウンボクの仲間のエゴノキと同様に、真っ白な花は本当に綺麗です。

5/20 12:06

倉岳山の山頂直下の急坂を過ぎると、穴路峠まで歩きやすい道が続きます。

5/20 12:12

穴路峠。ここから一登りすると天神山に着きます。

5/20 12:15

天神山の山頂からの展望。北側の展望は上々です。

5/20 12:21

天神山から高畑山までは、急坂の連続でした。

5/20 12:27

特にこの急坂が、今日一番長くてキツかったです。

5/20 12:33

高畑山のすぐ手前には雛鶴峠方面への分岐がありました。

5/20 12:35

今日3つ目にして最後のピーク、高畑山に到着！

5/20 12:35

残念ながら、高畑山からも富士山がスッキリと見えませんでした・・・

5/20 12:49

高畑山から急坂を下って鳥沢駅を目指します。

5/20 12:53

マルバダケブキ。鹿の食害が酷い地域は、鹿が嫌うマルバダケブキが下草に増えてきます。

5/20 12:55

仙人小屋跡地。小屋跡と思われる痕跡はほとんどありませんでした。

5/20 12:59

鹿の樹皮剥ぎを防ぐために、樹皮にメッシュがかけてあります。

5/20 13:05

マルバウツギ。里山にも多い身近な低木ですが、花はとても綺麗です。

5/20 13:15

仙人小屋跡を過ぎると、よく見れば踏み跡が分かるものの、しばらく道標が無いので道迷いに注意が必要です。

5/20 13:22

穴路峠からの道との合流点。仙人小屋跡地からここまでは標識が一つもありませんでした。

5/20 13:33

沢を見ているだけで、何だか汗が引いていく感じがします・・・

5/20 13:36

"峠道文化の森入口"と書かれていますが、この"森"がどこまで続いているのかは分かりませんでした。

5/20 13:38

四角くて大きなクッピーを発見。

5/20 13:42

小篠溜池。小さなダムだと思ったら、正式名は「溜池」なんですね。

5/20 13:47

林道のゲートをくぐって、ここからは市街地の車道歩きになります。

5/20 13:47

山乃神神社。ここまでの無事を感謝してお参りしてきました。

5/20 13:49

扇山が見えてきたので、鳥沢駅まであと少しです。

5/20 13:51

爪研ぎ中の鳥沢ドラ猫を後ろから激写。

5/20 13:55

扇山（右）と百蔵山（左）。扇山は確かに「扇を広げたような」山容です。

5/20 13:59

オドリコソウ。この花を見て、"踊り子"を思い浮かべた人の想像力が凄いです・・・

5/20 14:18

日射しが強いので、車道歩きは少々キツかったです。

5/20 14:23

鳥沢駅に無事ゴールイン！

撮影機器：

PENTAX K-5 II s ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

ardisia

[ルート]
秀麗富嶽十二景の九番となっている倉岳山と高畑山を、一気に両方とも登ってみました。
倉岳山と高畑山は地図上で見ると近くに見えますが、穴路峠まで一気に下ってから登り返すため、直線距離よりもやや遠く感じました。
今回は雲取山へ登る前のトレーニングとして登りましたが、荷物が軽かった（4〜5kgほど）だけでなく、最大高低差も少なかった（700mほど）ので、意外にサクッと登れました。

[展望・景色]
・倉岳山：富士山の展望が素晴らしい上に、山頂がそれなりに広いので、ゆったり休みながら展望を楽しめます。
・天神山：富士山は見えませんが、代わりに北側の展望が開けています。倉岳山と高畑山の中間点なので、休憩ポイントにも良さそうです。
・高畑山：富士山の展望が素晴らしいですが、今日は少し雲が少しかかっていました。

[動植物]
倉岳山の山麓でオオルリ(♂)を見かけたほか、倉岳山山頂直下でカケスを見かけました。
ヤマツツジは大半が花期を過ぎていましたが、フタリシズカ・ニガナ・ガクウツギ・ハクウンボクなどが花を咲かせていました。

[飲食・お土産]
鳥沢駅前の近江屋商店で、山梨の地酒「七賢」の純米吟醸を買いました。

[その他]
倉岳山と高畑山は人気の山なので大勢の人とすれ違いましたが、暗くなりがちな北斜面の谷筋を通る道が多いので、早めの下山を心掛けた方が良いと思います。