御坂黒岳 (大石峠〜すずらん群生地)
- GPS
- 05:57
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 724m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/2/%23d_h01 すずらん群生地と芦川農産物直売所の間は「すずらんの里まつり」期間2日間限定で無料送迎バスがあります。 http://www.fuefuki-kanko.jp/detail/index_221.html |
写真
感想
河口湖の北側にそびえる御坂山塊を歩いてみました。
稜線歩きが楽しめればと思っていたのですが、図らずも「すずらんの里祭り」の週末で、無料バスが運行される日でしたので、スズラン群生地まで行ってみることにしました。
バスに乗って若彦トンネルの手前、「大石峠」バス停で下車し、本当の大石峠を目指して登って行きます。九十九折になった登山道は歩きやすく、植林地と明るい広葉樹林を交互に行き交いながら高度を上げて行きます。天気は良く、気温は低めで絶好の登山日和です。
大石峠で富士山とご挨拶。この日は午後になっても雲がかかることもほとんどなく、まだ残る雪をまとった富士の姿が裾野までずーっと見えていました。ツツジの花の向こうに見える富士山は良い絵になります。
そこからは長い尾根の稜線歩きになります。アップダウンも少なく、思わず鼻歌を歌いたくなるような天国的な道が続きます。不逢山、中藤山などのいくつかのピークと新道峠、すずらん峠などの峠を越えて最後登りをこなせば黒岳に到着です。
黒岳ピークは眺望がないので、200mほど離れた地点の展望台で昼食小休止としました。
その後はすずらん群生地を目指して下山ですが、群生地自体が標高1300mにあるため、下り標高差は500mほどで楽に下れます。
群生地でははお祭りが行われており、お土産販売のテントなどが立っているためやや興ざめではありますが、すずらんの群生地としては見事なものなのだろうと思います。ただし我々がすずらんと聞いて想像するドイツスズランではなく、ここに咲いている日本すずらんは大きな葉の下に隠れるように可憐で小さな花が咲いているため、なかなか「インスタ映え」するような写真にならないのが残念といえば残念ですが、それは人間の身勝手というべきなのでしょうね。
ここではたまたま出逢った自然観察員の方に花の説明を聞くことができました。すずらんだけでなく、マイズルソウ、イカリソウ、チゴユリなども咲いていましたし、ラショウモンカズラという花も教えていただけました。またここはすずらんの季節だけでなく、夏から秋にかけても種々の花が楽しめるそうです。
もっとゆっくり花を見たかったのですが、無料送迎バスに合わせて上芦川に移動し、そこからは再度路線バスで河口湖駅に戻りました。
新緑、ツツジ、富士の眺望、ずずらんなど春の花。
山から生気をもらったような山行になりました。
【Google Earth】
https://earth.app.goo.gl/wosig
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