ミツバツツジとシロヤシオ満開の丹沢主脈縦走

2018年05月21日(月) [日帰り]

• GPS: 08:59
• 距離: 23.8km
• 登り: 2,087m
• 下り: 2,071m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:13
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:58

7:09 大倉バス停
7:33 7:33 観音茶屋
7:47 7:47 雑事場ノ平
7:51 7:52 見晴茶屋
8:06 8:06 一本松
8:29 8:29 駒止茶屋
8:44 8:47 堀山の家
9:04 9:04 天神尾根分岐
9:25 9:32 花立山荘
9:51 9:52 金冷シ
10:08 10:08 塔ノ岳
10:37 10:37 日高
10:52 11:02 竜ヶ馬場休憩所
11:22 11:23 丹沢山
11:53 11:53 不動ノ峰休憩所
12:07 12:07 棚沢ノ頭
12:17 12:18 鬼ヶ岩ノ頭
12:42 13:00 蛭ヶ岳
13:32 13:33 地蔵平
14:06 14:07 姫次
14:18 14:18 八丁坂ノ頭
14:27 14:27 青根分岐
14:33 14:33 大平分岐
14:47 14:47 平丸分岐
14:56 14:56 鳥屋分岐
15:07 15:08 焼山
16:00 16:00 焼山登山口
16:07 焼山登山口バス停

【補足】前半の大倉から蛭ヶ岳までは健脚者ペースで歩いていますが、後半の蛭ヶ岳から焼山登山口までは16:23のバスに間に合わせるため平坦に近い歩きやすい登山道では時々小走りで急いでいるので所要時間は参考になりません。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

バス時刻表（平日）
★渋沢駅北口・渋02「大倉行き」神奈中バス
6:48/7:16/7:40（所要時間15分、206円）
★焼山登山口⇒三ヶ木（329円、19分）
午後は16:23と17:53の2本のみ⇒三ヶ木16:42/18:12着
※休日祝日の午後は16:38のみ
★三ヶ木⇒橋本駅北口（430円、40分）
16時17時18時台は毎時00/10/20/30/40/50分の10分間隔で運行

コース状況／危険箇所等

・標識も多く、良く整備された登山道
・大倉から塔ノ岳まではトイレも随所にあり
・棚沢ノ頭から蛭ヶ岳に向かう途中にある鬼ヶ岩の通過が唯一鎖場があり要注意

その他周辺情報

・大倉バス停周辺は売店、駐車場、トイレ、登山届BOXあり
・焼山登山口バス停は諏訪神社の角にあり、神社裏手にトイレあり
・焼山登山口バス停のそばに酒屋があり、ペットボトル飲料の自販機あり

写真

5/21 7:10

平日も土日も渋沢駅朝一番6:48発の大倉行きで大倉の登山口に到着。この日は平日の月曜日で登山者は15人ほど。

5/21 7:09

大倉バス停前・レストハウスの正面にある登山届BOXで用紙に記入して提出。この時は蛭ヶ岳の往復、7:10スタート、18:30下山で記入したが、途中で主脈縦走に変更してしまった。

5/21 7:15

ここは真っ直ぐ行きます。車で来たら、この1日500円の駐車場に停めるのが良さそう。

5/21 7:16

大倉尾根には緊急時の通報番号が書かれた黄色い標識がきめ細かく配置されています。ここは最初の標識で0番。

5/21 7:22

通報番号2番の所で舗装道路から登山道になります。

5/21 7:37

大観望500m、大倉高原山の家への分岐。先を急ぐので遠回りはせず、塔ノ岳へ直進。

5/21 7:48

雑事場の平。ここで上記遠回りした道と合流。

5/21 7:50

見晴茶屋。チップ制のトイレ完備。

5/21 7:52

傾斜が増し、木の階段が続きます。

5/21 8:28

駒止茶屋

5/21 8:44

堀山の家。1泊2食付きで5000円、北アの山小屋の半分だ。

5/21 8:55

ヤマツツジ登場、でもこれで終わりだった。

5/21 8:58

木の階段が続く。良く整備された登山道だ。

5/21 9:02

戸沢から上がって来る天神尾根からの合流点

5/21 9:14

ミツバツツジ登場。もう終わりかけだが本日最初の花なので嬉しい。

5/21 9:20

歩いて来た大倉尾根を振り返ると麓の町や相模湾の展望が開ける

5/21 9:25

花立に到着。本日2回目の休憩。富士山も見えた。

5/21 9:38

フデリンドウ？

5/21 9:41

富士山、少し霞んでいるけど申し分ない展望。

5/21 9:44

ミツバツツジが咲いている斜面の遠方に蛭ヶ岳が見えた

5/21 9:47

金冷やしの少し手前から登山道脇にもミツバツツジが見れるようになった。

5/21 9:47

満開のミツバツツジ

5/21 9:48

ミツバツツジの向こうに富士山

5/21 9:48

鮮やかなミツバツツジ

5/21 9:50

金冷シ手前にある梯子が掛けられた登山道脇にもミツバツツジが沢山

5/21 9:51

金冷シ。鍋割山からの道と合流。

5/21 9:56

金冷シから塔ノ岳に向かう途中で山腹のムツバツツジの彼方に目指す蛭ヶ岳が見えます

5/21 9:57

どのミツバツツジも色が鮮やかでした

5/21 10:07

塔ノ岳山頂に着きました。富士山もバッチリ見えます。

5/21 10:07

尊仏山荘と塔ノ岳の頂上一帯。

5/21 10:15

塔ノ岳から丹沢山に向かうとシロヤシオも見られるようになりました

5/21 10:16

シロヤシオ満開

5/21 10:16

シロヤシオUP

5/21 10:16

ミツバツツジも負けていません

5/21 10:17

シロヤシオの向こうに丹沢山〜蛭ヶ岳の山並み

5/21 10:18

立派なシロヤシオの木

5/21 10:18

清楚なイメージ

5/21 10:21

華やかなイメージ

5/21 10:23

ミツバツツジの間から富士山

5/21 10:25

ミツバツツジの上に富士山

5/21 10:26

シロヤシオの白と新緑の競演

5/21 10:26

艶やかなミツバツツジ

5/21 10:27

ミツバツツジに囲まれた富士山

5/21 10:31

咲き誇るミツバツツジ

5/21 10:39

龍ヶ馬場に向かう草原状の道

5/21 10:41

玄倉川流域の向こうに富士山

5/21 10:45

シロヤシオと富士山

5/21 11:03

スミレ

5/21 11:04

他の記録によるとツルシロカネソウと言うらしい

5/21 11:07

？

5/21 11:20

ミツバツツジと富士山

5/21 11:23

丹沢山頂上と富士山

5/21 11:24

丹沢山・みやま山荘

5/21 11:34

ミツバツツジ

5/21 11:37

丹沢山から不動ノ峰に向かう途中の山腹に点在するミツバツツジ

5/21 11:38

ミツバツツジと塔ノ岳（三角の山）

5/21 11:52

シロヤシオ

5/21 11:53

丹沢山1.1km、蛭ヶ岳2.2km

5/21 11:54

不動ノ峰休憩所

5/21 12:05

棚沢ノ頭付近の山腹に咲くミツバツツジと富士山

5/21 12:08

棚沢ノ頭付近から望む蛭ヶ岳

5/21 12:13

棚沢ノ頭付近のシロヤシオ

5/21 12:13

シロヤシオUP

5/21 12:19

鬼ヶ岩からの富士山

5/21 12:20

鬼ヶ岩からの蛭ヶ岳

5/21 12:23

鬼ヶ岩付近からのミツバツツジと富士山

5/21 12:41

蛭ヶ岳山荘

5/21 12:41

蛭ヶ岳山荘入口

5/21 12:42

蛭ヶ岳山頂と富士山

5/21 13:00

蛭ヶ岳から姫次に向かいます

5/21 13:13

蛭ヶ岳の下りは木の階段が延々と続きます

5/21 14:06

姫次に着きました

5/21 14:06

姫次の休憩テーブル。棚沢ノ頭付近で一緒になった男性が休憩中。

5/21 14:12

姫次の先でもミツバツツジが咲いていましたが、終わった花も多かったです。

5/21 14:27

青根下降点。姫次1.9km、焼山3.0km

5/21 14:34

黍殻山頂上分岐。姫次2.4km、焼山2.4km

5/21 14:42

黍殻山頂上からの道と合流。姫次3.2km、焼山1.6km

5/21 15:03

焼山頂上手前の休憩ベンチ

5/21 15:07

焼山頂上

5/21 15:07

焼山頂上の展望塔

5/21 15:55

焼山3.0km、焼山登山口バス停0.8km

5/21 15:58

焼山登山口に下山。登る時はここで林道から登山道に入ります

5/21 15:58

バス停まで0.7km。標識には「ここから入山してください」と書かれています。

5/21 16:05

バス道路に出ました。

5/21 16:05

標識にはバス停まで100m、焼山には0.5km先で林道から登山道に上がると書かれています。

5/21 16:08

焼山登山口バス停に着きました！（諏訪神社の一角にあります、トイレは神社裏手にあります）

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サブザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

hina1048

・ヤマレコで5月16日の丹沢山塊に登られた"roadwalker"さんの記録 <https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1466381.html> と"yamabato2015"さんの記録 <https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1466042.html> を見て、塔ノ岳から丹沢山にかけてミツバツツジとシロヤシオが見頃であることを知り、計画を思い立ちました。
・最初の計画ではツツジ鑑賞を目的に大倉から丹沢山往復を考えており、山と高原地図「丹沢」の2008年版ではコースタイムが8時間で、仲間を誘って歩いて、下山後は宴会予定でいましたが、単独行となったのでトレーニングを兼ねて長時間行動をしようと蛭ヶ岳往復（11時間20分）に切り替え、登山届も蛭ヶ岳往復で提出しました。実際の所要時間を判断して、蛭ヶ岳への到達が遅くなりそうな場合は、途中で引き返す予定でした。
・ところが、丹沢山から蛭ヶ岳に向かう途中で追いついた自分よりは若い男性が主脈を縦走予定で、この時間ならバスには十分間に合いますよとの励ましの言葉があり、無謀ながら計画を変更しました（変更は自宅に伝えました）。
・電車・バス利用なので起点に戻る必要がない利点を生かせる主脈縦走には計画段階から魅力を感じてはいましたが、下山先のバスの便が2本しかないので躊躇していました。でもバスに間に合うなら心は主脈縦走に傾いてしまいました（バス時刻表は事前に調べていました）。
・もう一つ、蛭ヶ岳から往路を引き返す際の登り返しの辛さと長さ（4時間50分）に比べ、蛭ヶ岳から姫次を経て焼山登山口に下るコースは登り返しも少なくコースタイムも短い（4時間20分）ので、バスに乗り損ねる心配さえなければ最善の下山ルートでした。大倉から焼山登山口に向かう主脈縦走は10時間50分で蛭ヶ岳往復よりは30分短いのです。
・それでも蛭ヶ岳から姫次に向かう最低鞍部で登りに入った途端に両足の太腿が攣りそうになり焦りました。何とかなだめて姫次に着いたのが14時。地図を広げて残りのコースタイムを計算すると焼山まで1時間半、その先が1時間半で合計3時間でした。コースタイム通りだとバス停着が17時で、16:23には間に合いません。次の17:53までは1時間半も待たねばなりません。
・バス停でトイレに行ったり汗を拭いたりする時間も欲しいので、姫次から先は足場が安定した登山道では小走りすることにしました。焼山から先は傾斜がきついジグザグ道が多く小走りできなかったので早めに小走りに切り替えて正解でした。
・焼山到着が15時過ぎで、何とかバスに間に合う目途がたちました。焼山から先は一気に歩き通して1時間でバス停に着き、神社裏手のトイレで汗を流すことができました。
・16:23のバスに乗ったのは尊仏山荘から下山された男性と自分の2人だけでした。三ヶ木（みかげと読む）や橋本駅での乗り継ぎも分単位で済み、自宅最寄り駅に18:14に着いて長い1日が終わりました。

【参考】山と高原地図「丹沢」の2008年版コースタイム
大倉から蛭ヶ岳往復：11時間20分（標高差＝1383m）
大倉から丹沢山往復：8時間（標高差＝1277m）
主脈縦走（焼山登山口から大倉）：10時間20分
主脈縦走（大倉から焼山登山口）：10時間50分
主稜縦走（西丹沢VCから大倉）：11時間10分
主稜縦走（大倉から西丹沢VC）：12時間00分