【丹沢】日向薬師〜浄発願寺〜大山〜阿夫利神社〜大山ケーブルバス停

2018年05月27日(日) [日帰り]

• GPS: 10:48
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,339m
• 下り: 1,171m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 2:56
• 合計: 10:45

7:30 日向薬師バス停
9:16 9:24 日向ふれあい学習センター
10:24 10:38 日向越(雷峠)
11:03 11:10 見晴台
12:26 12:34 不動尻分岐
12:51 14:44 大山
16:44 16:51 阿夫利神社下社
17:20 17:36 大山寺
18:12 18:15 大山ケーブルバス停
18:15 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

バス

0705 伊勢原駅 → 0725 日向薬師

写真

5/27 6:50

伊勢原駅北口・日向薬師行きの時刻表。0705に乗ったが他に乗客はいなかった。

5/27 7:47

浄発願寺・三重塔。今回のハイキングでは昭和13年の山津波で壊滅した昔の浄発願寺を訪ねた。現在の位置から1.5キロ離れた場所に跡地がある。

5/27 8:18

浄発願寺跡地は現在『奥の院』になっている。奥の院入り口の橋を渡った右手に立派な六地蔵が並んでいる。

5/27 8:20

六地蔵の見つめる先にはあまたの石塔がある。相棒にボラギ○ールと言わしめた、ひときわ大きな無縫塔。『當山中興十八世善明智眼上人早阿大和尚』と読める。寂れていた寺を再び活性化させた18代目のなんちゃら大和尚、の意。

5/27 8:21

山門跡をくぐる。

5/27 8:24

元の参道がどのようなものだったのか、歩いただけでは何もわからない。右手に沢がある。

5/27 8:27

参道脇には石仏や石塔が、ここかしこに並んでいる。おそらく発掘中に見つけたものを並べているのだろう。地蔵談義で盛り上がる。

5/27 8:29

どうやら沢沿いには数多くの石仏や石塔がまだ眠っているらしい。一際立派な石仏に合掌。

5/27 8:33

53人の罪人が作ったと言われる五十三階段（復元）を登る。

5/27 8:35

本堂跡地。山がすぐそこまで迫り、広大な建造物がかつてあったとはとても想像できない。

5/27 8:35

元の浄発願寺は山津波で壊滅し、今では山の一部になっている。

5/27 8:46

本堂跡の左手をしばらく登ると、無縫塔が立ち並んだ岩屋がある。ここにある四世空誉上人の無縫塔は伊勢原市最大の大きさだそう。ここの墓石群は平成3年に発掘復元されたもの。

5/27 8:48

岩屋は行をしたり、神木で仏像を彫ったりする聖域であったため、一般人の立ち入りはできなかったらしい。洞内には開山の弾誓上人の石像がある。供物を見るに定期的に参拝者が訪れているようだ。

5/27 9:23

奥の院を引き返し、つづら折りコースから大山を目指す。沢にはクロアゲハが乱舞していた。

5/27 9:24

沢ではイトトンボの仲間が飛び交っていた。

5/27 9:27

学習センター裏の橋を渡る。よくしなるため、火照った体が程よく冷えた。

5/27 10:33

信州高遠(今の長野県伊那市)から石工の技術を受け継いだ、地元で最初の人物と言われる天野勝五郎が彫り上げたビッグな『勝五郎地蔵』。嘉永6年(1853)造像。

5/27 10:43

道がわかっていても地図を読む修練は欠かさない。

5/27 11:08

見晴台に到着。太陽にあぶられながら賑わっていました。

5/27 11:20

ニホントカゲがあちこちでちょろちょろ。

5/27 11:36

暑くもなく寒くもないが汗を大量にかく絶妙な気温のなか、大山へ向かう。

5/27 12:58

ビシッと左右対称にきまったマムシグサ。思わずパチリ。

5/27 13:05

大山に到着。山伏達がのんびりしていた。ほら貝を皆ちゃんと持っていて感嘆した。中には一眼レフとほら貝をぶら下げた猛者も。

5/27 13:21

本日の昼食は『ハクビシンに畑を荒らされたうっかり板前による揖保の糸(黒帯)の麻婆葱肉 温玉添え』でございます。ソースはもう少し辛めに、とのアドバイスを相棒より頂戴しました。

5/27 15:04

昼寝をして活力を取り戻した相棒はガンガン下る。

5/27 15:52

誰もが天狗の鼻の跡だと思うかもしれませんが、やはり『天狗の鼻の跡』だそうです。
紙垂が真新しい。先ほどの山伏達が新調したのだろうか。

5/27 16:31

『夫婦杉』。縁起の良い大木である。

5/27 16:55

阿夫利神社下社。この下にある二つの茶屋はいつも熾烈な客引き争いをしている。

5/27 16:55

阿夫利神社の階段手すりにいる可愛い『無事かえる』。帰りは女坂を通り、突っ込み所満載の七不思議を堪能することに。

5/27 17:22

『眼形石』。眼の形をした岩を触ると眼病が治るそうだが、どれが眼の石なのかわからず。

5/27 17:27

心を静めて耳をすませば潮騒が聞こえるという『潮音洞（ちょうおんどう）』。七不思議で心がザワついていた自分たちには何も聞こえなかった。

5/27 17:28

話をしながら渡ると災いが起こるという『無明橋（むみょうばし）』。個人的にはこれが一番怖い。

5/27 17:45

弘法大師が爪のみを用いて、わずか一夜で彫り上げたと言うタラコ唇の『爪切り地蔵』。存外に大きい。

5/27 17:47

顔がいつの間にか童子の顔になっていたという『子育て地蔵』。

5/27 17:49

七不思議を堪能した我々は無事に大山ケーブルバス停へ到着。
おつかれさまでした。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX37 パナソニック

装備

個人装備

丼セット そーめん 温泉卵 麻婆葱肉 チョコ グレープフルーツ ポカリ２L 水３L 湯沸かしセット 救急セット 非常食セット

感想

sakigake

寄り道登山