栗駒山・イワウメとヒナザクラを探しに



- GPS
- 04:37
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 617m
- 下り
- 612m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:38
久しぶりにのんびり中央コースを往復した。
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
よほどの混雑でなければ駐車スペースで苦労することはないだろう。 ハイルザーム栗駒で登山届提出が可能であるが、ボールペンはスタッフに借りないといけない(なかなか常備してくれない)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
5/31時点で、中央コースと東栗駒コースの合流点付近に残雪あり。 傾斜がそれなりにあるので、雪道になれていない人は軽アイゼン(4本で十分)があると安心できる。 仮に持っていなくても、ジグザクにおりてくればそれほど心配はない。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴は断然 くりこま荘(500円)がおすすめ。 |
写真
咲いている場所は、植生回復のためにロープが張られています。
跨いでいる人がいたら、優しく注意してください。
控えめな存在感のロープなので、気にせず跨ぐ人が数多くいます。
せっかく回復した植生ですので、みんなで大事にしていきましょう。
感想
千年クロベに行く計画ではあったのだけど、昨夜局地的な豪雨が降り、沢の増水が危険視された。
さらに午後から雷雨の予報もある。
ただでさえ雪融け水が豊富なこの時期であるから、沢の増水には十分に注意しなければならない。
よって、大地沢の徒渉時のリスクを踏まえ、天気が崩れないうちにヒナザクラとイワウメを探しに山頂方面へ。
rikyuさんのレコも参考に、栗駒山で一番の楽しみであるこの花たちを鑑賞してきた。
過去4年の山行履歴をもとにすると5/31に栗駒山を3回歩いている。
また、この日の前後にも過去10年でもずいぶん歩いている。
そのいずれの山行でもヒナザクラは咲いている。
コースは毎度違うので、比較は大ざっぱになってしまうが、概ね例年通りの開花状況と言えるだろう。
そして、栗駒山でもそれほど広いエリアでは見られないイワウメを鑑賞に群生地に行く。
まだ数は多くはないけれど、期待通りに開花していた。
勝手にイワウメロックガーデンと名付けているこの場所は、栗駒山で最大のイワウメ群生地。
岩壁にびっしりと咲くイワウメに誰しも感激するだろう。
展望岩頭にもそれなりの数のイワウメが咲き、訪れた人の心を和ませてくれるが、イワウメロックガーデンはしばらく腰をおろして、静かに時の流れを忘れて座っていたくなる場所なのである。
訪れる人は少なく、静かな場所。
大事にしたい栗駒山の素晴らしい景観のひとつだ。
下山時、少々の雨に降られ、風の吹き方にも嫌な物を感じた。
午後からの天候の急激な崩れも予報として出いた。
それもあって、東栗駒の黄色の道を断念。
また晴れた日に訪れよう。
結果的には、その後天気はむしろ回復傾向にあり、16時頃には穏やかな空になった。
天気を正確に読むことは大変難しいことだと感じるし、その時々の判断を常に正しいと思うしかない。
撤退の理由を明確にすることは、撤退の本質を理解すること。
なまじ天気が悪い時ほどその判断力に迷いが生じるものである。
麓では滝のような激しい雨が降ったそうだ。
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