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Yamareco

記録ID: 1482352
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

栗駒山・イワウメとヒナザクラを探しに

2018年05月31日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岩手県 宮城県
 - 拍手
cafemonte その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:37
距離
8.3km
登り
617m
下り
612m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:38
休憩
1:00
合計
4:38
距離 8.3km 登り 617m 下り 612m
花を観賞しながらだと、自ずとゆっくりペースになるものだ。
久しぶりにのんびり中央コースを往復した。
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
イワカガミ平駐車場は1/4くらいの面積に残雪あり。
よほどの混雑でなければ駐車スペースで苦労することはないだろう。
ハイルザーム栗駒で登山届提出が可能であるが、ボールペンはスタッフに借りないといけない(なかなか常備してくれない)。
コース状況/
危険箇所等
5/31時点で、中央コースと東栗駒コースの合流点付近に残雪あり。
傾斜がそれなりにあるので、雪道になれていない人は軽アイゼン(4本で十分)があると安心できる。
仮に持っていなくても、ジグザクにおりてくればそれほど心配はない。
その他周辺情報 日帰り入浴は断然 くりこま荘(500円)がおすすめ。
オオカメノキ
ショウジョウバカマ
1
ショウジョウバカマ
タムシバ
サラサドウダン
ミズナラ
ムラサキヤシオ
ミネザクラ
コヨウラクツツジ
2
コヨウラクツツジ
ダケカンバ
スッキリしない天気のまま中央展望台
スッキリしない天気のまま中央展望台
中央展望台の周辺はミツバオウレンの群落地
咲いている場所は、植生回復のためにロープが張られています。
跨いでいる人がいたら、優しく注意してください。
控えめな存在感のロープなので、気にせず跨ぐ人が数多くいます。
せっかく回復した植生ですので、みんなで大事にしていきましょう。
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中央展望台の周辺はミツバオウレンの群落地
咲いている場所は、植生回復のためにロープが張られています。
跨いでいる人がいたら、優しく注意してください。
控えめな存在感のロープなので、気にせず跨ぐ人が数多くいます。
せっかく回復した植生ですので、みんなで大事にしていきましょう。
空はイマイチだけど、ミツバオウレンを見て元気になろう
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空はイマイチだけど、ミツバオウレンを見て元気になろう
とにかくたくさん咲いている
とにかくたくさん咲いている
東栗駒山方面
栗駒草原の雪もだいぶ溶けた。
帰路は東栗駒コースの予定だったけれど、雨足を気にして中央コースを下山。
どんなに目をこらしてもミヤマキンバイは全く見えない。
また出直そう。
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東栗駒山方面
栗駒草原の雪もだいぶ溶けた。
帰路は東栗駒コースの予定だったけれど、雨足を気にして中央コースを下山。
どんなに目をこらしてもミヤマキンバイは全く見えない。
また出直そう。
ヒナザクラ
今シーズンお初。
東北にしか咲かない花で、固有種ではないけれど栗駒山を代表する花だと思っている。
この花を栗駒山で観賞するのが一番の楽しみ。
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ヒナザクラ
今シーズンお初。
東北にしか咲かない花で、固有種ではないけれど栗駒山を代表する花だと思っている。
この花を栗駒山で観賞するのが一番の楽しみ。
雪渓
ほんの100mくらい。
特に危険性はないけれど、尻餅つかないように注意。
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雪渓
ほんの100mくらい。
特に危険性はないけれど、尻餅つかないように注意。
コバイケイソウ
今年こそ咲いて!!
この花と青空と御沢のセットは、初夏の栗駒山になくてはならない秀逸な景観。
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コバイケイソウ
今年こそ咲いて!!
この花と青空と御沢のセットは、初夏の栗駒山になくてはならない秀逸な景観。
ヒナザクラ
うつむく姿もステキ
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ヒナザクラ
うつむく姿もステキ
山頂直下にヒナザクラがそれなりに咲いている
8
山頂直下にヒナザクラがそれなりに咲いている
山頂で仲良くジャンプ
10
山頂で仲良くジャンプ
山頂のミネザクラ
ちょうど見頃
1
山頂のミネザクラ
ちょうど見頃
天狗平へ続く尾根道は、ミネザクラロード
色の薄いの濃いのと色鮮やか。
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天狗平へ続く尾根道は、ミネザクラロード
色の薄いの濃いのと色鮮やか。
ヒナザクラ
これからどんどん増える
ヒナザクラ
これからどんどん増える
イワカガミスタンバイ中
イワカガミスタンバイ中
オオバキスミレ
イワウメ
この花に会うためにここまで来た。
3
イワウメ
この花に会うためにここまで来た。
イワウメ
そう、イワウメロックガーデン。
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イワウメ
そう、イワウメロックガーデン。
イワウメ
まだまだ序盤で数は多いというほどではない。
あと10日もすれば、イワウメロックガーデンは満開となりそう。
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イワウメ
まだまだ序盤で数は多いというほどではない。
あと10日もすれば、イワウメロックガーデンは満開となりそう。
ランチタイム
アメリカンビスケットとビシソワーズ
ディップして食べる。
もちろんお手製。
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ランチタイム
アメリカンビスケットとビシソワーズ
ディップして食べる。
もちろんお手製。
デザート
いちご生クリームサンドとアイスカフェモカ。
もちろんお手製なのは言うまでもない。
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デザート
いちご生クリームサンドとアイスカフェモカ。
もちろんお手製なのは言うまでもない。
コイワカガミ
コメバツガザクラ
天狗岩にびっしり。
3
コメバツガザクラ
天狗岩にびっしり。
帰路、虚空蔵山の雲がとれてきた。
駒姿はこの位置からでは判別しにくい。
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帰路、虚空蔵山の雲がとれてきた。
駒姿はこの位置からでは判別しにくい。
奥に大地森
タケシマラン

感想

千年クロベに行く計画ではあったのだけど、昨夜局地的な豪雨が降り、沢の増水が危険視された。
さらに午後から雷雨の予報もある。
ただでさえ雪融け水が豊富なこの時期であるから、沢の増水には十分に注意しなければならない。
よって、大地沢の徒渉時のリスクを踏まえ、天気が崩れないうちにヒナザクラとイワウメを探しに山頂方面へ。
rikyuさんのレコも参考に、栗駒山で一番の楽しみであるこの花たちを鑑賞してきた。

過去4年の山行履歴をもとにすると5/31に栗駒山を3回歩いている。
また、この日の前後にも過去10年でもずいぶん歩いている。
そのいずれの山行でもヒナザクラは咲いている。
コースは毎度違うので、比較は大ざっぱになってしまうが、概ね例年通りの開花状況と言えるだろう。
そして、栗駒山でもそれほど広いエリアでは見られないイワウメを鑑賞に群生地に行く。
まだ数は多くはないけれど、期待通りに開花していた。
勝手にイワウメロックガーデンと名付けているこの場所は、栗駒山で最大のイワウメ群生地。
岩壁にびっしりと咲くイワウメに誰しも感激するだろう。
展望岩頭にもそれなりの数のイワウメが咲き、訪れた人の心を和ませてくれるが、イワウメロックガーデンはしばらく腰をおろして、静かに時の流れを忘れて座っていたくなる場所なのである。
訪れる人は少なく、静かな場所。
大事にしたい栗駒山の素晴らしい景観のひとつだ。

下山時、少々の雨に降られ、風の吹き方にも嫌な物を感じた。
午後からの天候の急激な崩れも予報として出いた。
それもあって、東栗駒の黄色の道を断念。
また晴れた日に訪れよう。
結果的には、その後天気はむしろ回復傾向にあり、16時頃には穏やかな空になった。
天気を正確に読むことは大変難しいことだと感じるし、その時々の判断を常に正しいと思うしかない。
撤退の理由を明確にすることは、撤退の本質を理解すること。
なまじ天気が悪い時ほどその判断力に迷いが生じるものである。
麓では滝のような激しい雨が降ったそうだ。

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