斑尾山・沼の原湿原・希望湖〜斑尾高原ホテルから周回

2018年06月02日(土) 〜 2018年06月03日(日)

• GPS: 06:28
• 距離: 19.7km
• 登り: 883m
• 下り: 887m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:28

9:28 斑尾高原ホテル
9:45 9:45 チロル前登山口
10:32 10:32 大池側の登山口
11:32 11:41 大明神岳
11:48 11:52 斑尾山
12:01 12:01 斑尾山北峰
12:49 12:49 万坂峠
13:19 13:26 沼の原湿原
14:35 14:35 希望湖
15:56 斑尾高原ホテル

○コース参考
・斑尾高原観光協会　斑尾高原トレッキングトレイル
・昭文社　山と高原地図　「18　妙高・戸隠・雨飾」（2014年版）

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田新宿　小田急　370
新宿東京　JR中央線　194
東京飯山　北陸新幹線はくたか　7,890
飯山駅斑尾高原ホテル　飯山市コミュニティーバス　500　※IC不可


起点・終点：斑尾高原ホテル

斑尾高原ホテル(泊)

斑尾高原ホテル飯山駅　飯山市コミュニティーバス　500　※IC不可
(観光)飯山駅周辺
飯山東京　北陸新幹線はくたか　7,890
東京新宿　JR中央線　194
新宿町田　小田急　370　特急はこね　410

コース状況／危険箇所等

・全般的に道は明瞭で道標も多くある。
・逆に斑尾高原ホテル周辺は多くのコースが入り組んでいて道が複雑。
・今回のコースでは、斑尾高原ホテルから大池方向に向かう道が難しかった。道標は多くあるけど連続性がない。道標に頼り過ぎないようにし、地図を見ながら明瞭な道を行く。斑尾高原ホテルからまっすぐ山頂を目指す分には難しくないと思う。
・湯の原湿原から希望湖に向かう信越トレイルは、土砂崩れによる通行止めで希望湖には行けない。でも信越トレイルを通らずに舗装路経由の別の道で希望湖には行ける。

その他周辺情報

○温泉　斑尾高原ホテル　日帰り入浴も可能

写真

6/2 8:22

北陸新幹線で、飯山駅。

6/2 8:25

斑尾高原行きのバスは1番のりば。

6/2 8:34

バスまで30分ほどあるので、キレイな駅を見物して回る。

6/2 8:43

飯山市コミュニティバスの斑尾線。
乗客は自分ひとりだった...

6/2 9:17

終点の斑尾高原ホテル。
そして、ここが今日のお宿。
歩くのに不要な荷物は預けておいて、身軽になって出発。

6/2 9:36

タニウツギ。
道沿いにたくさん咲いている。
今回一番多かった花はこれ。

6/2 9:36

車道沿いにはこの黄色もよく目立つ。
エニシダ、かな？

6/2 9:37

レンゲツツジが咲いている。

6/2 9:40

斑尾山のなだらかな肩から覗くのは、妙高山。

6/2 9:45

正面のゲレンデを登る。

6/2 9:45

花畑のレンゲツツジ。

6/2 9:45

花畑の白い花。

6/2 9:53

まっすぐ山頂を目指すなら、このままゲレンデの道を登るのが最短だけど、左に分かれた道に入る。

6/2 10:01

後は道なりにと思ったら、道標に行き先が書かれてないので、左の細道に入る。

6/2 10:04

ゲレンデ歩きから一転して緑が心地いい道。

6/2 10:05

清川源流の碑があった。

6/2 10:06

守られた水神の石祠。

6/2 10:06

ここから水が湧き出している。

6/2 10:09

清川源流を過ぎると、一気に花が多くなる。
エンレイソウ。

6/2 10:11

チゴユリ。
地面に咲く花では、これが一番多かった。

6/2 10:16

菫もあった。

6/2 10:32

大池側の登山口。
ここまでの道がけっこうややこしかった。

6/2 10:35

どの木も根本がくねっと曲がっているのは豪雪の証。

6/2 10:38

道は直登で急坂...

6/2 10:42

でも花は多い。
ツクバネソウ。

6/2 10:43

ツクバネソウ。
きっちり規則的な八本の先に、不規則に伸びる4本の紫。
なかなか面白い形の花。

6/2 10:49

葉っぱの上に何かのツボミ。

6/2 10:51

ダケカンバのヤマツツジ添え。

6/2 10:56

アマドコロ。

6/2 11:12

エゾハルゼミの抜け殻がたくさんある。

6/2 11:13

周囲では大合唱。

6/2 11:15

急坂が終わると、あとは穏やかな道が続く。

6/2 11:17

白くない緑のユキザサ。
ヤマトユキザサ？

6/2 11:20

6/2 11:25

分岐に出る。
山頂は右だけど、左へ。

6/2 11:29

きれいな模様のお住まいですね。

6/2 11:32

平坦な道の先に、大明神岳。
それほど広くはないけれど...

6/2 11:33

大明神岳は展望ポイント。
でも妙高山は雲に隠れてしまった。

6/2 11:33

野尻湖の向こうに黒姫山。

6/2 11:34

左側は飯綱山。

6/2 11:40

野尻湖と北信の山々。

6/2 11:44

サワハコベ。

6/2 11:48

先ほどの分岐に戻ってくると、石祠があった。

6/2 11:48

祠の中にひしめき合う石仏。

6/2 11:48

祠のすぐ裏手が斑尾山の山頂だった。
一等三角点がある。

6/2 11:49

展望は木の合間から少しだけ。
東の北側。

6/2 11:50

一際大きい斑尾高原ホテルが見える。

6/2 11:57

東の南側。

6/2 12:01

少し稜線を行くと、斑尾山の北峰。

6/2 12:01

北峰は特に標識はないみたいだけど、落書きが痛々しい眺望図がある。

6/2 12:03

北峰を過ぎ万坂峠の方に向かうと、時々木の合間から眺めがある。
これから向かう希望（のぞみ）湖。

6/2 12:05

野尻湖と、飯綱、黒姫。

6/2 12:05

妙高は相変わらず雲の中...

6/2 12:06

パウダー天国があるらしい。

6/2 12:08

あんな高い所に道標がある。
さすがにスキー場の山。

6/2 12:11

何かの施設跡から、北側の眺め。

6/2 12:12

リフト乗り場からの眺め。
営業はしていない。

6/2 12:13

リフト乗り場。
団体さんが休憩していた。

6/2 12:17

リフト乗り場から先は、ゲレンデをジグザグに下る。

6/2 12:24

傾斜が緩むと、もうひとつリフト。

6/2 12:25

覗いてみると、けっこう急斜面。

6/2 12:26

リフトと妙高。

6/2 12:27

ゲレンデの分岐が多い。
でも分岐には万坂峠への道標があるので安心。

6/2 12:29

しかし、暑い...

6/2 12:32

タニウツギにキンモンガ。

6/2 12:35

向こうは袴岳。

6/2 12:46

妙高の雲が取れてきたかな？

6/2 12:49

舗装路に出て、万坂峠。

6/2 12:50

ここは新潟県妙高市と長野県飯山市の境。

6/2 12:50

袴岳への道がある。
気になるけれど、今回はパス。

6/2 12:54

ムシカリ。

6/2 12:55

万坂峠から少し舗装路を行くと、湯の原湿原への道がある。

6/2 13:05

沢沿いの道をしばらくで、湯の原湿原の周回道に出る。
左は湿原の外周を通る道で、右は湿原の中を通る。
右へ。

6/2 13:11

とにかくミズバショウがたくさん。
すっかり大きくなってしまっているけど。

6/2 13:12

レンゲツツジがちらほらと。

6/2 13:16

ミズバショウはすっかり終わっているし、花がないな〜
と思っていたら、ルートマップがあって、ここからが本番だった。

6/2 13:19

湿原を見渡せる場所でひと休み。
それにしても、人少ないな〜。

6/2 13:30

ここから先は、ミツガシワがたくさん咲いていた。

6/2 13:31

レンゲツツジも。

6/2 13:33

ミツガシワ。

6/2 13:37

6/2 13:43

なんとも心地いい湿原。

6/2 13:45

レンゲツツジが多い一角。

6/2 13:46

水辺のミズバショウ。
大きくなり過ぎている...

6/2 13:51

湿原の向こうに斑尾山。

6/2 13:54

八重のヤマブキ。

6/2 13:56

北東側に駐車場とトイレがあった。

6/2 13:56

本来はここから信越トレイルを通って希望湖に行くのだけれど...

6/2 13:57

現在崩れていて希望湖には行けないらしい。
なので、右手の車道を行く。
意外と登り坂だった...

6/2 14:06

車道を道なりに行くと、希望湖への道がある。

6/2 14:08

穴からピヨピヨと鳴き声が聞こえる。
巣があるみたい。
手を近づけると、鳴き声が大きくなる。

6/2 14:11

少し下ると、希望湖の周回道に出る。

6/2 14:11

飯山市の花、ユキツバキ。

6/2 14:11

アオキも満開。

6/2 14:14

希望湖の南岸辺り。

6/2 14:16

ホウチャクソウ。

6/2 14:30

今度は希望湖の北岸。
こっちは駐車場があって、釣り人が多くいる。

6/2 14:31

島があったので飛び石に渡ってみる。

6/2 14:31

弁財天の祠があった。

6/2 14:35

希望湖から、斑尾山。

6/2 14:37

ボート小屋。
釣りをするには、ここで手続きしないといけないみたい。

6/2 14:40

希望湖の西岸あたり。

6/2 14:44

芝生の広場でなかなか心地いいところ。

6/2 14:50

湖に伸びる細い陸地。
砂嘴みたいなものかな？

6/2 14:52

沼池のヤエガワカンバ（八重皮樺）。
解説板によると長野県にも数箇所しかない珍しい木らしい。

6/2 14:57

ここで1周。
50分くらいかかった。

6/2 15:03

舗装路に戻って、後はペンション街の方へ。
そろそろ草臥れたけど、あと2.5km。

6/2 15:12

ツヤツヤの丸葉。

6/2 15:12

イワカガミの花の跡かな？

6/2 15:13

ギンラン。

6/2 15:17

ハナムグラ？クルマムグラ？

6/2 15:24

タニギキョウ。

6/2 15:37

捻くれ。

6/2 15:47

ようやくペンション街に出てきた。

6/2 15:53

夕方になって妙高山の雲が取れた。

6/2 15:55

斑尾高原ホテルに到着。
休憩込みで6時間半くらい。

6/2 16:07

部屋からの眺め。
明日の日の出に期待。

6/2 18:38

夕食は妙高に沈む夕日を眺めながら。
デザート中に日没。

6/2 18:41

望遠レンズは部屋に置いてきてしまった...

6/2 18:42

日没終了〜
そして、夕食も終了。

6/2 18:52

テラスから、妙高山。

6/3 4:31

そして翌朝。
4時間半頃に日の出。

6/3 4:32

6/3 4:34

6/3 4:35

部屋から日の出が見られる幸せ。

6/3 7:11

妙高を眺めつつ、のんびり朝食。

6/3 8:08

バスの時間まで周辺を散歩。

6/3 8:13

すっきり妙高山。

6/3 8:13

そして、斑尾山。
今日は昨日よりも快晴...

6/3 8:21

ホワイトハウス。
かなりボロボロ...

6/3 8:26

山の家。
斑尾高原の総合案内所。

6/3 8:36

東側は霞んでいるけど、志賀高原辺りだろうか。
この辺りは志賀高原以外は全然知らない山ばかり...

6/3 8:42

満開のレンゲツツジ。

6/3 9:21

ホテルのすぐ前がバス停。

6/3 10:14

バスに乗って30分ほどで、飯山駅。

6/3 10:17

荷物は駅のコインロッカーに放り込んで、ぶらぶら観光。
駅近くにある仁王門。

6/3 10:18

善光寺にあったものらしい。

6/3 10:21

公園の片隅に寂れた蒸気機関車。

6/3 10:22

道路の中央に水路。

6/3 10:26

本町通り。

6/3 10:36

飯山城址の復元城門。

6/3 10:36

飯山の寺の住職さんが新潟でスキーを習い、ここ飯山城址の坂道で滑走したのが長野県で最初のスキーなのだとか。

6/3 10:39

本丸の広場にある、葵神社。

6/3 10:40

飯山城址の本丸跡。

6/3 10:42

本丸から千曲川。

6/3 10:45

二の丸。

6/3 10:57

仏具店が並ぶ、雁木通り。
周囲にはお寺が数多く並んでいる。

6/3 11:00

忠恩寺。
この辺りのお寺は屋根の形が特徴的。

6/3 11:08

西敬寺。
ここは花がたくさん植えてある。

6/3 11:16

ちょうど飯山駅から飯山線の列車が出発。

6/3 12:01

飯山駅の新幹線ホームから。
すぐ隣りにツルヤがある。

6/3 12:12

電車のおやつは...
笹ずしと、そばかりんとう。

撮影機器：

PENTAX K-3 II ボディ ペンタックス

装備

MYアイテム

WashiTabi

重量：-kg

感想

WashiTabi

今週は少し遠出して、北信の斑尾山。
電車とバスで斑尾高原から。
斑尾高原から登ると標高差は400mほどで、けっこう手軽に登れる山。
でも、せっかくなので南寄りの大池側に回り込んでから登り、北側の万坂峠に下りて湯の原湿原を巡り、さらに希望湖を一周してから斑尾高原に戻る、という周回コースにした。
斑尾高原には温泉もあるし、歩いただけで帰ってしまうのはもったいない気がするので、そのまま斑尾高原に1泊。
2日目は、ほとんど知らない飯山の駅周辺を少しだけ観光した。

斑尾山の大池側から登るコースは、急坂で展望はないものの、意外と花が多く、けっこう当たりだったと思う。
逆に万坂峠へのコースはほとんどがゲレンデ歩きで、時期によるのか花は少ないけれど、眺めはいい。

そして期待以上だったのは、湯の原湿原。
ミズバショウが終わって花はないかも、と思っていたけど、ミツガシワがたくさん咲いていた。
意外と開けた広い湿原で、穴場的に人も少なく、とても心地いいところだった。
水はけっこう豊富なようで、ミズバショウの量も凄かったので、ベストシーズンはミズバショウの頃かもしれない。

希望湖は、意外と多くの人がいたけれど、ほとんど釣り人。
周回道はよく踏まれていて全面的に歩き易かった。
ちょっと朝の散歩に1周、という感じで歩くと良さそうなところ。

で、日帰りできる行程ではあったけど、あえて1泊したのも良かった。
妙高に沈む夕日を見ながら夕食。
翌朝は部屋から日の出も見られたし。

それから飯山の町も少しだけながらも初めて歩いてみた。雪と寺の町。
仏具店が集まる雁木通りとか、屋根の形が独特な寺とか、特徴ある町並みで楽しめた。
寺巡り遊歩道とかがあるようなので、機会があれば歩いてみたいところ。

○すべての写真
https://photos.app.goo.gl/3XC5iYiJFe7eoV7f1

○関連
・2014年9月　妙高山　https://yamare.co/520177