硫黄岳-横岳（桜平ピストン）【南八ヶ岳の大展望とツクモグサ】

2018年06月02日(土) [日帰り]

• GPS: 09:24
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,469m
• 下り: 1,460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:36
• 休憩: 2:48
• 合計: 9:24

6:03 スタート地点
6:11 6:11 桜平
6:31 6:38 夏沢鉱泉
7:15 7:20 オーレン小屋
7:40 7:40 夏沢峠
7:43 7:44 ヒュッテ夏沢
8:30 8:39 硫黄岳
8:53 8:57 硫黄岳山荘
9:24 9:24 台座ノ頭
9:36 9:49 横岳（奥ノ院）
9:52 9:59 横岳（無名峰）
10:05 10:10 横岳（三叉峰）
10:13 10:36 石尊峰
10:43 10:45 横岳（三叉峰）
10:54 10:55 横岳（無名峰）
10:59 11:07 横岳（奥ノ院）
11:18 11:18 台座ノ頭
11:34 12:36 硫黄岳山荘
12:56 12:56 硫黄岳
13:13 13:18 硫黄岳
13:48 13:48 ヒュッテ夏沢
14:05 14:18 オーレン小屋
14:55 14:57 夏沢鉱泉
15:18 15:19 桜平
15:27 ゴール地点

天候

快晴のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆アクセス、駐車場
▽桜平駐車場（中）
・初めてだったのでアクセスが分かりにくかった。ナビでも出てきませんので、唐沢鉱泉にセットし、途中の看板を右折。そこからほぼ一車線のダートを30分ほど
・基本フラットダートですが、排水溝等が横切って段差が高い箇所もあるので慎重に
・上・中・下の三段ありますが、下は登山口ゲートまで3.5kmもあり、中途半端感が否めません
・本日は6時前に「中」到着で半分ほど。「上」は未確認。「下」は1台のみ
http://www.o-ren.net/news/entries/2017/000271.php

コース状況／危険箇所等

☆道の状況
▽桜平⇆硫黄岳
・山小屋が4つもあります。さすが八ヶ岳ですね。夏沢鉱泉は入浴可
・危険箇所はありません
▽硫黄岳⇆横岳
・石尊峰の少し先まで行きました。ハシゴ等ありますが、難しい箇所はありません
・八ヶ岳なのですれ違いに注意

☆登山ポスト
夏沢鉱泉で提出しました

その他周辺情報

☆登山後の温泉
♨玉宮温泉 望岳の湯
・浴槽から八ヶ岳が全山見えます
・アルカリ性単純温泉で掛け流しではありません
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000000764000/

☆飲食店
▽ハルピンラーメン（富士見諏訪南IC店）
・味の表現は難しい。ハルピンラーメンはハルピンラーメンです
・メニューも増えていました
https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/nagano/A2004/A200403/20018687/top_amp/
▽レストラン ペチカ
・この辺に来たら是非とも立ち寄りたい、洋食の名店です。が、本日は閉まっていました
https://s.tabelog.com/nagano/A2004/A200405/20002806/

写真

6/2 4:59

八ヶ岳PAにて定点観測
夜明け直後の北岳と甲斐駒ヶ岳
雪も随分となくなりました

6/2 5:03

八ヶ岳PAのツバメ
4羽入っていますがかなりキツそう
巣立ち目前ですね

6/2 6:03

桜平駐車場（中）
6時出発時で7割ほどの駐車率

6/2 6:14

6/2 6:32

夏沢鉱泉

6/2 7:18

オーレン小屋
今晩はオーレン祭が行われるとのこと

6/2 7:20

読むと面白い
峰の松目に登ってみたくなった

6/2 7:27

コケと倒木が良い感じです

6/2 7:33

？

6/2 7:35

ミクロの世界

6/2 7:40

夏沢峠に到着
ヒュッテ夏沢は営業開始前
山びこ荘は営業していました

6/2 7:51

夏沢峠からは急登です

6/2 8:05

振り返ると天狗岳も見え始めました
青い屋根はヒュッテ夏沢

6/2 8:09

硫黄岳への快適稜線

6/2 8:16

コメバツガザクラがピークを迎えています

6/2 8:23

いつみても圧倒される爆裂火口

6/2 8:28

天狗岳・蓼科山と北アルプス

6/2 8:29

ヤリホ

6/2 8:31

moricoco登山部(今回は部員1名のみ)、登頂達成。

6/2 8:32

2015年2月以来の硫黄岳

6/2 8:34

南八ツの大展望！

6/2 8:42

硫黄岳山荘へ下ります

6/2 8:52

硫黄岳山荘
山と一体化しています

6/2 9:10

大阪出張で購入した「呼吸チョコ」で小休止

6/2 9:14

硫黄岳山荘を過ぎて硫黄岳を振り返る

6/2 9:26

川上村のレタス畑かな？
正面は甲武信ヶ岳
左端には両神山も見えます

6/2 9:30

横岳への稜線
渋滞が無ければ最高なのですが、、、

6/2 9:48

赤岳・中岳・阿弥陀岳

6/2 9:54

そしてツクモグサとのファーストコンタクト

6/2 10:03

青みがかった個体も

6/2 10:01

ウルップソウはあと2週間くらいとのこと

6/2 10:09

ミネズオウ

6/2 10:10

オヤマノエンドウ

6/2 10:14

沢山咲いていました

6/2 10:16

6/2 10:16

産毛に覆われた小さなその姿に魅了されます

6/2 10:19

完全に開いた個体も

6/2 10:22

赤岳
改めて、なんと立派な山容！

6/2 10:23

キバナシャクナゲはこれから

6/2 10:24

規制線内
愚かな踏み込みの跡
怖いレンジャーさんも多く見回っています

6/2 10:24

大権現から横岳方面

6/2 10:26

ミヤマキンバイ

6/2 10:31

ツクモグサ

6/2 10:40

7人兄弟

6/2 10:41

ここも踏み込んで撮っているヒトがいた
撮った後「ミッションコンプリート！」とか騒いでいた
哀れですね

6/2 10:41

横岳への稜線
ガスが出るとまた雰囲気が出ます

6/2 10:46

杣添尾根
歩いてみたい

6/2 10:51

オヤマノエンドウ

6/2 10:54

赤岳への稜線

6/2 10:56

横岳の稜線は何箇所かハシゴもあります

6/2 10:59

6/2 11:00

硫黄岳方面

6/2 11:09

ハクサンイチゲはもうすぐ

6/2 11:11

阿弥陀岳と小同心
クライマーが立っています！

6/2 11:13

6/2 11:17

コマクサ地帯

6/2 11:18

葉っぱが出始めていました！

6/2 11:19

阿弥陀岳と岩峰

6/2 11:24

硫黄岳山荘
後ろからtrekker_さんとlemiさんが猛スピードで追いかけてきます

6/2 11:42

硫黄岳山荘にて
5/31の開花状況

6/2 11:59

シンプルですが素晴らしいデザインのバッジをゲットしました（500円）

6/2 12:02

硫黄岳山荘でランチとします
カレー

6/2 12:02

ラーメン

6/2 12:02

うどん

6/2 12:55

爆裂火口の先端まで歩きます

6/2 13:00

trekker_さん・lemiさんと合流

6/2 13:08

爆裂火口
いつ歩けなくなってもおかしくないくらいキワドイです

6/2 13:10

かなりガスも上がってきました
横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳
中岳の上には権現岳

6/2 13:26

怪しい雲も出てきましたが、降られませんでした

6/2 13:48

下りはあっという間
夏沢峠

6/2 13:53

苔の世界

6/2 14:01

北八ツ（ここは南北の境界線かな？）の森は美しい

6/2 14:18

オーレン小屋では魅力的なファンシーグッズが沢山

6/2 15:34

ネパール手造りキーホルダーを購入（moricoco）

6/2 14:20

ヒメイチゲ

6/2 14:31

見ると幸せになれるような世界

6/2 14:35

有名なアーチツリー

6/2 14:39

コケと清流

6/2 14:42

オサバグサはあと1週間くらいでしょうか

6/2 14:47

タケシマラン

6/2 14:50

イチヨウラン

6/2 14:52

キバナノコマノツメ

6/2 14:54

コミヤマカタバミ

6/2 14:56

夏沢鉱泉の日帰り入浴が気になります

6/2 15:00

オサバグサ
咲き始めている株もありました

6/2 15:02

テンナンショウ

6/2 15:17

サラサドウダンも咲き始め

6/2 15:18

綺麗な森にしか生息しないサルオガセ

6/2 15:19

コナシ？

6/2 15:19

ズミ
蕾は赤

6/2 15:23

ズミ
開くと真っ白

6/2 15:20

ミツバオウレン

6/2 15:21

カラマツの新緑

6/2 15:27

駐車場に帰着
路駐もあるほどの賑わいよう
開山祭のため遅出組も多かったようです

6/2 15:34

夏山のスタートを実感した山行となりました

6/2 17:10

温泉は「玉宮温泉 望岳の湯」

6/2 17:27

ペチカが休みだったため、久々の「哈爾濱ラーメン」にやってきました

6/2 17:39

シソ餃子（400円/6個）
あっさりしていて旨い！

6/2 17:40

最近始めたという、つけ麺（850円）
並盛り・大盛り・特盛り、全て同価格なのが嬉しい
大盛りを注文

6/2 17:42

ハル二郎（770円）
超濃厚です

6/2 17:43

定番のハルピンラーメン（670円）

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

Xperia Z5 Compact SO-02H docomo SONY

感想

Kazu405

moricocoが部長をしている山倶楽部で富士山に登るらしく、入門者の高度順応を兼ねて久々の八ヶ岳に同行して来ました。
実は見たことのないツクモグサが見頃を迎えており、丁度良いタイミングです。

こちらも初めての桜平からスタート。
考えてみれば、会津や北信など、家から5時間超かかる山域にはよく行くにもかかわらず、比較的近い八ヶ岳には年間数回程度。
登れば素晴らしい山で、花々も豊富で楽しめることは分かってはいるのですが、どうも人で溢れかえっているイメージが先行し、足が向かないのです。

夏沢鉱泉、オーレン小屋、山びこ荘を過ぎると、あっという間に稜線歩きとなります。
2015年2月以来の硫黄岳ですが、あの爆裂火口には圧倒されます。
硫黄岳から仰ぎ見る横岳・赤岳・阿弥陀岳の大迫力の山岳パノラマ。
もっと頻繁に来るべき最上級の山域のはず。

さて、横岳を過ぎ、お目当のツクモグサを探します。
たくさん咲いていました。
岩場に咲く、黄色い雛のような愛おしい花にしばし魅了されます。
しかし中には、規制ロープ内踏み込み跡や踏み込み禁止の意味で置かれた岩を無視した立ち入り等、マナーの悪い人が多過ぎです。
入山者がこれほどまで多い山でのこの状況、あっという間に貴重な高山植物も無くなってしまうのではないかと思えてしまいます。

どこの山域でもそうですが、特に入山者の多い八ヶ岳では、これは死活問題と言えそうです。

moricoco

良くも悪くも私の影響で、富士山へ行きたい！と、職場に登山部ができて早1年。
富士山へもう行きたくない私は、東京近郊の山々で部活動をして、なんとか諦めてもらおうと思ったけれど、なかなか脚力もガッツもある部員達。
とうとう富士山へ行く事になり、標高の低い山々しか経験の無い彼女達を、高度順応を兼ねて八ヶ岳へ連れて行くことになりました。
色々と不安があったものの、kazu405に同行をお願いしたので安心の山行。しかも、kazu405は初めてのルート&ツクモグサ。
前日に連絡したにもかかかわらず、山仲間のtrekkerさんとlemiさんにもお会いでき、一石何鳥？にもなりました。
生憎、もう1人の部員は体調を崩し、富士山は2人だけになるかもしれませんが、良い予行演習になりました。