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Yamareco

記録ID: 1489621
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

二岐山

2018年06月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.0km
登り
702m
下り
700m

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
0:20
合計
3:50
7:20
7:20
50
8:10
8:10
30
8:40
8:40
20
9:00
9:20
30
9:50
9:50
30
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
麓の秘湯二岐温泉を目指してくるとわかりやすい。二岐温泉から先は未舗装林道となるが路面は比較的良く整備されているので普通車でも通行可能。鍋神社付近に広い駐車場がある。他、男岳側女岳側それぞれの登山口にも数台分の駐車場がある。男岳側登山口には簡易トイレが設置されていました。
コース状況/
危険箇所等
どちらから登っても急な坂が連続する。特にシビアな場所があるわけではないが転倒しただけでも大けが必至なので注意が必要。
その他周辺情報 麓の二岐温泉は秘湯として有名。川沿いの露天風呂は野趣あふれる風情が魅力。
林道の通行止ゲート手前の駐車場。この手前にも広い駐車場があります。我々以外、誰もおらず。ま、平日だしな。
林道の通行止ゲート手前の駐車場。この手前にも広い駐車場があります。我々以外、誰もおらず。ま、平日だしな。
登山口を出発するとすぐに急坂が待っています。
登山口を出発するとすぐに急坂が待っています。
木の根、落ち葉、乾いた土。スリップしそうな要素満載。
木の根、落ち葉、乾いた土。スリップしそうな要素満載。
一汗かいたころ「八丁坂」の道標が。いやいや、ここまでの坂も十分きつかったよ? 名前がついてるってことはもっときつくなるってことかい?
一汗かいたころ「八丁坂」の道標が。いやいや、ここまでの坂も十分きつかったよ? 名前がついてるってことはもっときつくなるってことかい?
あすなろ坂。まだまだ続くよ急坂は。
あすなろ坂。まだまだ続くよ急坂は。
あすなろ坂を登りきると、今までの激坂が嘘だったかのような平坦な場所にでます。
あすなろ坂を登りきると、今までの激坂が嘘だったかのような平坦な場所にでます。
そこが「ブナ平」。
立派なブナの木立がお出迎え。
そこが「ブナ平」。
立派なブナの木立がお出迎え。
いきなり登山道が立派な幅広道路に。トラックか重機のタイヤが転がっていたことから、かつては林道として使われていたと推測。
いきなり登山道が立派な幅広道路に。トラックか重機のタイヤが転がっていたことから、かつては林道として使われていたと推測。
明るく開けた場所まで来たら、そこからまた細い登山道へ。このあたりで林の中を移動する大きな動物の影を目撃。一瞬ビビりましたが、帰りに通ったら鹿の足跡がたくさんついてました。
明るく開けた場所まで来たら、そこからまた細い登山道へ。このあたりで林の中を移動する大きな動物の影を目撃。一瞬ビビりましたが、帰りに通ったら鹿の足跡がたくさんついてました。
再びじわじわと斜度を増す登山道。
再びじわじわと斜度を増す登山道。
男岳坂。つーことはコレを登りきれば男岳山頂だな?
男岳坂。つーことはコレを登りきれば男岳山頂だな?
しかし、ラスボスだけあってなかなか手ごわい!
このいかにも「油断すると滑るぜ?」という感じがやらしい。
しかし、ラスボスだけあってなかなか手ごわい!
このいかにも「油断すると滑るぜ?」という感じがやらしい。
サラサドウダン?
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サラサドウダン?
チゴユリ
空が明るくなってきました。山頂近し!
しかし、今日もえらく暑いです。歩きはじめてまだ1時間半ですが、すでに大汗かいてます。
空が明るくなってきました。山頂近し!
しかし、今日もえらく暑いです。歩きはじめてまだ1時間半ですが、すでに大汗かいてます。
よっしゃ! 着いた、山頂!
二岐山の山頂からは福島県内のすべての山が見られると言っても過言ではないとかなんとか。
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よっしゃ! 着いた、山頂!
二岐山の山頂からは福島県内のすべての山が見られると言っても過言ではないとかなんとか。
まずは南に前日登った那須連峰。
手前から甲子岳・三本槍岳・朝日岳・硫黄岳…であってる?
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まずは南に前日登った那須連峰。
手前から甲子岳・三本槍岳・朝日岳・硫黄岳…であってる?
西に目を転ずれば奥只見の山々と、その向こうには平ガ岳や越後駒ヶ岳など新潟の山々も。
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西に目を転ずれば奥只見の山々と、その向こうには平ガ岳や越後駒ヶ岳など新潟の山々も。
東を見やれば阿武隈山地の全容を一望でき…ちょっと霞がかっていて判然としませんな。
東を見やれば阿武隈山地の全容を一望でき…ちょっと霞がかっていて判然としませんな。
最後に、北を眺めると…磐梯山?
ちょっと分かり難い…。
最後に、北を眺めると…磐梯山?
ちょっと分かり難い…。
足元を見ると今年初のアカモノが♪
我々夫婦はこの花が大好き♪
かわいい♪
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足元を見ると今年初のアカモノが♪
我々夫婦はこの花が大好き♪
かわいい♪
とりあえず二岐山の最高点は極めたので引き返すか、礼儀として女岳も訪問するか、しばし悩む…。
とりあえず二岐山の最高点は極めたので引き返すか、礼儀として女岳も訪問するか、しばし悩む…。
すっきりしないので女岳に行っておくことにしましたが、けっこうガッツリ下るので歩きながら若干後悔…。
すっきりしないので女岳に行っておくことにしましたが、けっこうガッツリ下るので歩きながら若干後悔…。
男岳と女岳の間の最低鞍部、笹平。
なんかクマでも出そうだな。こんな視界の悪い場所、二岐山に入って初めてです。
男岳と女岳の間の最低鞍部、笹平。
なんかクマでも出そうだな。こんな視界の悪い場所、二岐山に入って初めてです。
短い区間ですが、女岳への登りも結構ガッツリ。
短い区間ですが、女岳への登りも結構ガッツリ。
女岳山頂に着きました。こちらは眺望なし。
さて、男岳に登り返してもと来た道を戻るか、このまま下って林道を二時間歩いて車を取りに戻るか…。
女岳山頂に着きました。こちらは眺望なし。
さて、男岳に登り返してもと来た道を戻るか、このまま下って林道を二時間歩いて車を取りに戻るか…。
少し悩みましたが、林道を二時間歩くかったるさに負けて、もと来た道を戻ることに。
少し悩みましたが、林道を二時間歩くかったるさに負けて、もと来た道を戻ることに。
透き通るようなギンリョウソウ。こんな綺麗なのは珍しいかも。
透き通るようなギンリョウソウ。こんな綺麗なのは珍しいかも。
最低鞍部から男岳を。ふぅ…、登り返しキツイなぁ…。
最低鞍部から男岳を。ふぅ…、登り返しキツイなぁ…。
おや、シャクナゲが咲いてました。行きでは見逃したので戻ってよかったかも。
おや、シャクナゲが咲いてました。行きでは見逃したので戻ってよかったかも。
ゴゼンタチバナも♪
今年初タチバナ。
ゴゼンタチバナも♪
今年初タチバナ。
再び男岳に戻ってきました。北方面の眺望が少し良くなってました。なんとなく磐梯山、吾妻山、安達太良山が判別できます。
再び男岳に戻ってきました。北方面の眺望が少し良くなってました。なんとなく磐梯山、吾妻山、安達太良山が判別できます。
一休みして下山にとりかかります。
写真ではなかなか伝わらないんだよなぁ。この激坂。
一休みして下山にとりかかります。
写真ではなかなか伝わらないんだよなぁ。この激坂。
さっき大型動物の影に怯えて撮るのを忘れた「ブナ平から見上げる男岳」
さっき大型動物の影に怯えて撮るのを忘れた「ブナ平から見上げる男岳」
植林地まで下ってくるとゴール間近。
植林地まで下ってくるとゴール間近。
帰りに登山口近くの御鍋神社に寄ってみました。山深いところによくある平家の落人伝説が由来の模様。
帰りに登山口近くの御鍋神社に寄ってみました。山深いところによくある平家の落人伝説が由来の模様。
御神体は大きな鍋。
逆さに吊るされているので、一瞬寺の鐘かと(汗
御神体は大きな鍋。
逆さに吊るされているので、一瞬寺の鐘かと(汗

感想

東北百名山、そして日本三百名山が一座「二岐山」に登ってきました。
我々は林道歩きを嫌って御鍋神社登山口からのピストンにしましたが、ピストンにしようが女岳から下ろうが上りも下りも急な坂を通過しなくてはならず、距離や行動時間のわりにはガッツリした登山となります。
今回は花の姿もそれほど多くなく、山頂以外もほとんど眺望が無い単調な登山だったため、なぜこの山が東北百名山?と思ったものでしたが、山頂に着いて考えが変わりました。
文句なく360°全方位の眺望、福島全域に加えて関東・新潟の山々をぐるり見渡せるこの山の眺望は名山に推して足りると思います。
下山後の御鍋神社や、二岐温泉も楽しむことができ満足の山行でした。

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