氷ノ越・赤倉山近辺 〜県高校総体CP係〜


- GPS
- 07:48
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 951m
- 下り
- 969m
コースタイム
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 4:10
- 合計
- 8:09
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は整備されています。登山ポストは各登山口に設置されています。 |
写真
夕食は少し手をかけよう。ご飯は明日の朝の分と合わせて1.5合炊きました。水が少し少なかったかな。それにレトルトカレーと密封ハンバーグを湯煎してハンバーグカレーだ。これに味噌汁も付けました。
朝、水と一緒に袋に入れておいたスパゲッティーが柔らかくなっていたので、それを火にかけて、サラダチキンとレトルトミートソースでスパゲティ―チキンミートソース。これにワカメスープを付けました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ジャンパー
ズボン
サポーティングタイツ
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
登山靴
サブザック
昼食(SOYJOY+カフェオレパック)
行動食(飴)
予備食(羊羹他)
飲料(お茶600mL)
地図(地形図)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
手拭い
ティシューペーパー
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感想
鳥取県の高校総体は6月2日(土)〜4日(月)の3日間の日程で行われる。山岳部の登山競技もこの日程で行われた。会場は氷ノ山山域だ。
登山競技というのは登山の速さを競うのではなく、制限時間内にチームで協力しながら整然と余裕を持って歩くことができなければならない。歩行のリズムが乱れていたり、メンバーの間隔が離れていたり、マナーが悪かったりすると減点だ。また、所々に設置されている読図ポイントを地図で確認して地図上にマークする必要もある。また、登山以外にテントの設置や炊飯についても審査がなされる。更には、この地域の文化や自然等についての筆記試験、天気図を書く試験など、凡そ登山とキャンプに関連する全てのことで競うという、総合的で奥深い競技だ。
6月3日がちょうど氷ノ山の夏山開きと重なり、多くの登山者がある中での登山競技となった。朝7時にわかさ氷ノ山キャンプ場を出発し、三の丸コースから氷ノ山山頂へ登頂し、氷ノ山越えからキャンプ場へ下りる。そこから仙谷登山口へ向かい、林間の自然探勝路を歩き、三の丸コース(スキー場)を下りて再びキャンプ場へ戻るというルートとなっている。
私は今回チェックポイントである「氷ノ山越」に待機し、やってくる選手を迎えてその通過時刻を記録する係だったので、氷ノ山山頂に行くことはできなかった。けれども生徒の出発時刻と同時に「氷ノ山越」へ向かったので、チェックポイント設営まで1時間ほど時間に余裕ができた。そこで、これまで気になりながら歩いていなかった北の赤倉山方向を歩いてみることにした。あわよくば赤倉山に登れるかとも思ったが、道の脇は背丈以上の高さのあるクマザサの薮になっていてとてもその中を突っ切って行けそうにはなかった。やむなく、道のとおり北向きにしばらく歩いてみた。適度にアップダウンがあり、木の根に足をかけて上る場所やブナの原生林の中の道、時折見られる氷ノ山や鉢伏山の眺めなど、なかなか素敵なコースだった。今回は1時間で往復できる距離までしか歩けなかったが、いつか、鉢伏山までのコースを是非歩いてみたいものだと思った。
その後「氷ノ山越」チェックポイントで、氷ノ山から下りて来た生徒の通過タイムを記録した。最後のパーティーが通過したらその後をついて、自然探勝路の林間コースを歩き、三の丸コースの下半分(スキー場斜面)を下ってキャンプ場まで戻った。
夏山開きに合わせて登山道の整備も行われているようで、道が崩れたり倒木が道を塞いでいるようなところは無く、快適に歩くことができた。
選手たちはインターハイを目指して競技しているので、今回は純粋に山を楽しむということはできなかったかもしれない。けれども、このような体験を通して自然と共存することを学び、また、危機回避能力やマナーを身に付ければ、これから先、とても豊かな自然との関わりを持ち、自然を楽しむことができるだろう。夏山開きで多くの登山者とすれ違ったことで、多くの人に高校の山岳競技を知ってもらえる機会にもなったと思う。部活動としてはマイナーな山岳部であるが、他の競技では決してできない、本当の「生きる力」を育むことのできる活動だと思う。私もこの歳になり、顧問になって初めてそのことに気付いた。その魅力をもっと多くの中学生・高校生に知ってもらいたいものだと思う。
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