剣山ー次郎笈ー二重かずら橋
- GPS
- 07:55
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
二重かずら橋(通行料 550円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・丸石避難小屋から国体橋までの下りはルートを間違いやすいことろがあるので赤テープを確認しながら注意して下りましょう ・国体橋からかずら橋は道が痩せているところがあるので滑落に注意です |
写真
感想
四国も梅雨にはいってしまい、天気予報とにらめっこでしたが、前日の天気予報で本日の午前中のみ晴れる予報になっていたので、剣山から次郎笈の気持ちい縦走を期待して剣山に向かいました。
つるぎ町から見ノ越までは国道438号で約40キロの狭い道ですが、早朝だったため一度も対向車とすれ違うことなく見ノ越に到着。駐車場にも他に車はなく、どうやら一番乗りだったようです。
予定よりも20分くらい早く登山開始。良く整備された登山道を朝の涼しい気温のなか登って行きます。リフト西島駅直前のテント場からは次郎笈が見え、少しテンションが上がりました。しかし、そこから山頂に登るまでの間い一気に雲が出てきて、剣山山頂は雲の中。そして風も強くて思ったより寒かった。これから天候が晴れに向かうことは分かっていたので、少し時間に余裕もあることから山頂でお茶をしながら雲が晴れるのを待つことに。時々雲が切れて太陽が覗き、徳島方面の見えたり、隠れたり。その度に一喜一憂して太陽にもて遊ばれているようでした。
次郎笈に向かう途中から雲が晴れて、次郎笈が完全に姿を見せると、笹で覆われた黄緑の山容はどっしりととてもきれいで、またテンションが上がります。縦走路の感じも2000mを切っているとは思えないくらいの展望と気持ち良さがあり、アルプスの稜線を歩いているようでした。
次郎笈の山頂から振り返ると剣山の雲も完全にとれて山全体が見え、剣山のいろいろな表情を見ることができました。そしてこれから向かう先の丸石方面は丸石までは笹に覆われた縦走路、その先は三嶺まで木に覆われている感じでした。残念ながら三嶺には雲がかかっててい山頂を見ることはできませんでしたが、なかなか歩き応えのある縦走路で、人気があるのがわかる気がしました。
次郎笈から丸石までも気持ちのいい縦走路なのですが、丸石手前の登りからは笹が結構じゃまでストレスを感じます。丸石まで登りきったころには笹はもういいや。という気分にさせてくれます。
丸石から避難小屋まではまた感じががらりと変わって樹林帯のなかを歩きます。そして、丸石避難小屋からかずら橋方面に下るルートは国体橋まで一気にうっそうとした樹林帯の九十九折れの登山道を下って行きます。展望も風もないので登りには絶対に使いたくないルートです。
国体橋からかずら橋間も沢沿いをなかなか楽しませてくれるルートでした。小さな渡渉個所もありますし、道が痩せているので滑落しないように少し緊張感がある場所もあります。沢と緑がきれいなルートなのでよそ見しながら歩きたいところですが、あんまり気を抜いて歩ける感じではないので要注意。最後は二重かずら橋の男橋を渡って本日の登山は終了。かずら橋は観光名所になるので、ルートの最後は少し観光気分です。
かずら橋に到着後にしばらくして見ノ越までのバスが到着。これを逃すと2時間半くらいの車道歩きをして戻る羽目になります。。乗っていて思ったのがこの道程を歩く気には到底なれないな。ということでした。当初プランに二重かずら橋に車を置いてあるいて見ノ越から縦走という案もあったのですが、そちらにしなくて良かった。
今回は、梅雨の晴れ間をピンポイントで楽しむことができました。剣山は登るだけだと物足りないかなと思って敬遠していたのですが、歩き応えもあり非常に満足のいく山行でした。
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