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Yamareco

記録ID: 1493722
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

死ぬかと思った黒戸尾根・甲斐駒ヶ岳

2018年06月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:53
距離
19.4km
登り
2,557m
下り
2,561m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:23
休憩
1:32
合計
12:55
4:10
4:10
96
5:46
5:46
76
7:02
7:02
14
7:16
7:17
43
8:00
8:05
2
8:07
8:14
43
8:57
9:08
48
9:56
9:59
53
10:52
10:52
7
10:59
11:48
4
11:52
11:52
31
12:23
12:23
31
12:54
13:05
32
13:37
13:41
5
13:46
13:46
44
14:30
14:30
13
14:43
14:43
54
15:37
15:38
78
16:56
16:56
4
17:00
尾白川渓谷駐車場
天候 天気予報を覆して、晴れ!
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
七丈小屋
小雨の中、準備完了
せっかくここまで来たので登ります
2018年06月09日 03:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
6/9 3:57
小雨の中、準備完了
せっかくここまで来たので登ります
間違いようがないですが、念のため
2018年06月09日 04:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
6/9 4:23
間違いようがないですが、念のため
暗い樹林帯を抜け朝陽がこぼれる尾根道を進む
2018年06月09日 05:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 5:42
暗い樹林帯を抜け朝陽がこぼれる尾根道を進む
ここが笹の平分岐
もう一方の登山口との合流点
本日の第1チェックポイント
2018年06月09日 05:43撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 5:43
ここが笹の平分岐
もう一方の登山口との合流点
本日の第1チェックポイント
よく理解ができない折れよう
自然の力には全く恐れ入ります
2018年06月09日 05:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 5:49
よく理解ができない折れよう
自然の力には全く恐れ入ります
夜勤明けで来たという若い男性が休んでいた
そこで教えてもらいました
「富士山見えますよ」
疲れた体にめっぽう効きます
2018年06月09日 06:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
17
6/9 6:52
夜勤明けで来たという若い男性が休んでいた
そこで教えてもらいました
「富士山見えますよ」
疲れた体にめっぽう効きます
ふと見つけた「小粋な標識」
もう6kmも歩いているんだ
しかし「小さい」
15cm足らず
この季節限定、なんてったって雪や緑にあっという間に隠れてしまう
2018年06月09日 06:59撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
6/9 6:59
ふと見つけた「小粋な標識」
もう6kmも歩いているんだ
しかし「小さい」
15cm足らず
この季節限定、なんてったって雪や緑にあっという間に隠れてしまう
「刃渡り」でしょうか
よく写真で見る場所が目の前に
2018年06月09日 07:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
11
6/9 7:04
「刃渡り」でしょうか
よく写真で見る場所が目の前に
いい切れ方です
2018年06月09日 07:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
18
6/9 7:04
いい切れ方です
ふと左手を見ると
出ました日本人の心「富士山」
2018年06月09日 07:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
12
6/9 7:04
ふと左手を見ると
出ました日本人の心「富士山」
遠景
この時間だとまだ雲はまばら
2018年06月09日 07:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
6/9 7:04
遠景
この時間だとまだ雲はまばら
振り返って刃渡り
2018年06月09日 07:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8
6/9 7:05
振り返って刃渡り
多分「八ヶ岳連峰」
2018年06月09日 07:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
6/9 7:05
多分「八ヶ岳連峰」
天気予報が外れて良かった
2018年06月09日 07:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 7:07
天気予報が外れて良かった
どこかの分岐?
2018年06月09日 07:12撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 7:12
どこかの分岐?
始まりの予感
2018年06月09日 07:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
6/9 7:16
始まりの予感
いい感じです
2018年06月09日 07:19撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 7:19
いい感じです
来ましたね〜
2018年06月09日 07:19撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 7:19
来ましたね〜
気づくと「刀利天狗」
2018年06月09日 07:22撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
6/9 7:22
気づくと「刀利天狗」
本日の第2チェックポイント
順調です
2018年06月09日 07:22撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 7:22
本日の第2チェックポイント
順調です
見つけました
ミニ標識
あと5kmか?
2018年06月09日 07:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 7:35
見つけました
ミニ標識
あと5kmか?
歩きやすいには歩きやすいが、なかなかゴールは遠い
2018年06月09日 07:54撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/9 7:54
歩きやすいには歩きやすいが、なかなかゴールは遠い
この道唯一の下り(帰りは登り返し)
5合目小屋跡への激下り
2018年06月09日 07:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 7:57
この道唯一の下り(帰りは登り返し)
5合目小屋跡への激下り
ちらりと見える頂?
2018年06月09日 08:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
11
6/9 8:00
ちらりと見える頂?
遠景
2018年06月09日 08:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 8:00
遠景
小屋跡
川の音が聞こえる、昔は水場だったんでしょう
2018年06月09日 08:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 8:01
小屋跡
川の音が聞こえる、昔は水場だったんでしょう
よく見る風景
2018年06月09日 08:03撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 8:03
よく見る風景
激登りの始まりはこんな小さな行者の碑
2018年06月09日 08:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 8:04
激登りの始まりはこんな小さな行者の碑
この長さには参る
2018年06月09日 08:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
12
6/9 8:04
この長さには参る
次々と現れるハシゴ、一本一本が太い!
2018年06月09日 08:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
6/9 8:23
次々と現れるハシゴ、一本一本が太い!
まだまだ遠い・・・
2018年06月09日 08:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8
6/9 8:29
まだまだ遠い・・・
ほんとに遠い
2018年06月09日 08:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 8:29
ほんとに遠い
ここもよく見る橋
よく見ると古いものの上に架けてあるんですね
2018年06月09日 08:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 8:31
ここもよく見る橋
よく見ると古いものの上に架けてあるんですね
修験の山
2018年06月09日 08:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 8:35
修験の山
とうとうやってきました
垂直のハシゴ
2018年06月09日 08:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
7
6/9 8:36
とうとうやってきました
垂直のハシゴ
8kmを見つけることが出来ず、飛んで9km
しかし、小さい
2018年06月09日 08:44撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 8:44
8kmを見つけることが出来ず、飛んで9km
しかし、小さい
七丈小屋着
先行の男性がおにぎりタイム中
少し話をさせていただく
剱岳の「早月尾根」とこっちとを比べたらどちらがきつい?と聞かれ、「黒戸尾根!」ときっぱり答えた
心からそう思ったので
2018年06月09日 08:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
13
6/9 8:52
七丈小屋着
先行の男性がおにぎりタイム中
少し話をさせていただく
剱岳の「早月尾根」とこっちとを比べたらどちらがきつい?と聞かれ、「黒戸尾根!」ときっぱり答えた
心からそう思ったので
第二小屋に続く道
2018年06月09日 09:03撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 9:03
第二小屋に続く道
ホームページに載っている写真だ
2018年06月09日 09:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
6/9 9:04
ホームページに載っている写真だ
右横から登ります
2018年06月09日 09:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 9:04
右横から登ります
新しい
2018年06月09日 09:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 9:04
新しい
まだまだ雪は残っています
2018年06月09日 09:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/9 9:15
まだまだ雪は残っています
あちこちに
2018年06月09日 09:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 9:29
あちこちに
両太ももがつり、もうダメだ、と泣きが入っていた頃
八合目、御来迎場に到着
あと1時間30分、
頂上は明日にしようと真剣に考えているころに
2018年06月09日 09:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
11
6/9 9:50
両太ももがつり、もうダメだ、と泣きが入っていた頃
八合目、御来迎場に到着
あと1時間30分、
頂上は明日にしようと真剣に考えているころに
見えてるもんな〜ゴール
でもやっぱ無理かも
2018年06月09日 09:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
7
6/9 9:51
見えてるもんな〜ゴール
でもやっぱ無理かも
向こうの山もこっち見てるしな〜
2018年06月09日 09:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
7
6/9 9:52
向こうの山もこっち見てるしな〜
最後にこの登りですか
もう足は残っていないので腕の力を頼りに
登り切った時
「もう少しですよ」と下山者の声、う〜〜ん嬉しい!
頑張ろう
2018年06月09日 10:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
14
6/9 10:00
最後にこの登りですか
もう足は残っていないので腕の力を頼りに
登り切った時
「もう少しですよ」と下山者の声、う〜〜ん嬉しい!
頑張ろう
来た、来た、ゴール、山頂だ!
2018年06月09日 10:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
17
6/9 10:49
来た、来た、ゴール、山頂だ!
数人が休んでましたが、気にせず
「着いたー、ヤッター、嬉しい!」と叫んでいた
かなり笑われる
2018年06月09日 10:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
38
6/9 10:53
数人が休んでましたが、気にせず
「着いたー、ヤッター、嬉しい!」と叫んでいた
かなり笑われる
しかし、なんという風景
2018年06月09日 11:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
11
6/9 11:45
しかし、なんという風景
見渡す限りの「山、山、山」
小一時間程山頂で周りの人達と山談義を
至福の時間
2018年06月09日 11:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
24
6/9 11:45
見渡す限りの「山、山、山」
小一時間程山頂で周りの人達と山談義を
至福の時間
さて、下山の時を迎える
2018年06月09日 11:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8
6/9 11:49
さて、下山の時を迎える
飛行機雲、上空は少し湿った空気のようだ
2018年06月09日 11:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 11:57
飛行機雲、上空は少し湿った空気のようだ
少しかすんで見える下の街並み
2018年06月09日 11:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
6/9 11:58
少しかすんで見える下の街並み
ノコギリ山?
2018年06月09日 11:59撮影 by  Canon IXY 630, Canon
7
6/9 11:59
ノコギリ山?
引く
2018年06月09日 11:59撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
6/9 11:59
引く
登りは写真を撮る余裕は全く無かったが
2018年06月09日 12:03撮影 by  Canon IXY 630, Canon
13
6/9 12:03
登りは写真を撮る余裕は全く無かったが
少し雲が出てきた山頂を後に
2018年06月09日 12:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
6/9 12:21
少し雲が出てきた山頂を後に
この場所、登りでは気づかず
2018年06月09日 12:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8
6/9 12:31
この場所、登りでは気づかず
小屋に戻って来た
上りの際のテントと変わっている
新しい人か
2018年06月09日 12:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 12:45
小屋に戻って来た
上りの際のテントと変わっている
新しい人か
小屋で「新・甲斐駒ヶ岳手ぬぐい」と「冷たい飲み物」を購入
そして
2018年06月09日 12:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 12:50
小屋で「新・甲斐駒ヶ岳手ぬぐい」と「冷たい飲み物」を購入
そして
「ネクター」
40年ぶりに飲んだ
「美味しい〜〜」と大きな声が出た
主人に笑われる
2018年06月09日 12:55撮影 by  Canon IXY 630, Canon
13
6/9 12:55
「ネクター」
40年ぶりに飲んだ
「美味しい〜〜」と大きな声が出た
主人に笑われる
掛けられる前の看板?
2018年06月09日 13:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 13:02
掛けられる前の看板?
小屋情報です
2018年06月09日 13:03撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
6/9 13:03
小屋情報です
橋に戻って来ました
2018年06月09日 13:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 13:15
橋に戻って来ました
小屋のご主人が下山、抜いていきました
その際に「今年はイワカガミがきれいなんです」
と教えてくれました
群生しています、ほんとにきれいだ
2018年06月09日 13:19撮影 by  Canon IXY 630, Canon
26
6/9 13:19
小屋のご主人が下山、抜いていきました
その際に「今年はイワカガミがきれいなんです」
と教えてくれました
群生しています、ほんとにきれいだ
激、下り
2018年06月09日 13:28撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 13:28
激、下り
やっと恐怖のハシゴ下りが終わる
無事降りれてよかった〜
2018年06月09日 13:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 13:36
やっと恐怖のハシゴ下りが終わる
無事降りれてよかった〜
五合目小屋跡
ここから登り返しが
足がもう・・・
2018年06月09日 13:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
6/9 13:42
五合目小屋跡
ここから登り返しが
足がもう・・・
天狗様の・・・
2018年06月09日 14:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/9 14:17
天狗様の・・・
もう富士山は見えない
2018年06月09日 14:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 14:32
もう富士山は見えない
気持ちのよい笹道を
2018年06月09日 15:27撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 15:27
気持ちのよい笹道を
何とか笹の平分岐まで
ゴールまではあと1時間ほどか
2018年06月09日 15:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/9 15:32
何とか笹の平分岐まで
ゴールまではあと1時間ほどか
登りの際は気にしなかったがとても綺麗な道だ
2018年06月09日 15:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 15:32
登りの際は気にしなかったがとても綺麗な道だ
気づくと例のミニ標識
一体だれが作って立てているんだ?
2018年06月09日 15:54撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 15:54
気づくと例のミニ標識
一体だれが作って立てているんだ?
単調な下りなので1Km毎にあるのを探しながら
残り2km
2018年06月09日 16:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/9 16:16
単調な下りなので1Km毎にあるのを探しながら
残り2km
最後の1km、しかしシブい
2018年06月09日 16:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/9 16:35
最後の1km、しかしシブい
無事、登山口に到着
2018年06月09日 16:39撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 16:39
無事、登山口に到着
見たことがある吊り橋
2018年06月09日 16:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/9 16:49
見たことがある吊り橋
この吊り橋を渡ると
待て、定員5人なんだ
2018年06月09日 16:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/9 16:50
この吊り橋を渡ると
待て、定員5人なんだ
下山のお礼をし
2018年06月09日 16:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 16:52
下山のお礼をし
駐車場に到着
2018年06月09日 16:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
6/9 16:58
駐車場に到着
なんともほほえましい
この後、山頂直下で「もう少しですよ」と声を掛けてくれた男性が休んでいた。
「その節はありがとうございました。」
2018年06月09日 16:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
9
6/9 16:58
なんともほほえましい
この後、山頂直下で「もう少しですよ」と声を掛けてくれた男性が休んでいた。
「その節はありがとうございました。」
疲れた〜、でも良かった〜
しかし、この後金沢に戻る事を考えると・・・
2018年06月09日 17:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
6/9 17:01
疲れた〜、でも良かった〜
しかし、この後金沢に戻る事を考えると・・・
撮影機器:

装備

備考 丁度1年前、北沢峠のバスが運行開始をした週に仙丈ケ岳〜栗沢山(宇多田ヒカルさんのCM)に登った。
その時に見た駒ヶ岳の雄姿に憧れ、いつか登ろうと思っていたがその時は意外と早く訪れた。
黒戸尾根になるとは思ってもみなかったが。

感想

金沢を22:30の出て3時過ぎに駐車場に到着、10台程か。
小雨の中、準備をし4:00にスタート

暗がりの中、まずは神社に安全登頂の祈願を
女性の方がいたので「登山口」の場所を尋ね、そちらに進む。

最初は暗がりをヘッドライトの明かりで進む。
今日は長丁場、しっかりペースを守って整備された道を進む。

途中で「夜勤明けでそのまま来た」という男性と逢う。
何度か仮眠を取りながら登っているようだ、すごいな〜

5合目小屋跡の下り、帰りはここを登り返すのか・・・と思いながら下るとその先に例の橋と祠が
右を見るとあるじゃないですか、とんでもないハシゴが
登りの準備をしていたら仮眠の横を追い越した男性が抜いていく
タンタンタンと小気味よいリズムで階段を上っていく
後を続いて登るが、こっちは大変
この後は言葉にできない階段・登りが続く
体力が持つか、不安がよぎる

なんとか危険ゾーンを過ぎると、突然「七丈小屋」が現れる
先の男性が「もぐもぐりタイム」中、こちらも一本元気で体力補充
少しお話をする、ここで「長野から・夜勤明け」だと知らされる。
こちらは金沢からと答えると「剱岳・早月尾根」の話を聞かれ「あちらも日帰りできますよ」と答える

少し休んで山頂へ
この辺りでもう足がつり始めている
登れるのか?

綺麗なテント場にはオレンジ色の大きなテントが1張

歩みを進めると御来迎場?でしょうか
その先は岩場の登り
しかし、10歩歩いては一休みが続く
両太ももがつり、うづくまっていると下山者さんに心配そうに声を掛けられる
ほんとは「ダメです」と言いたいが、そうは行かず
岩場を登り切る手前で「もうちょっと、この先はのんびり歩けますよ、頑張って」と声かけを戴く
とてもうれしい一言、がぜん元気が出る
ありがとうございます。

見えた、祠だ、標識だ、三角点だ
頂上だぁ!
思わず「やったー、登れたー、本当に嬉しい!」と声が出た
山頂には5名いたが皆に笑われる
登れるとは思わなかった、本当に死ぬかと思った、心底嬉しい

山頂では写真を撮ってもらい、おにぎりでお腹を見たし、私の他2名で山談義をして楽しい時間を過ごす。
山道具の話になり、1名は「昔は重登山をしていた関係でそれなりに持っていったが、今は必要なものだけ
、ただし「うるおい」は持つようにしている」との事。「うるおい」とは見事な表現だ。見習おう。
もう一人の方は「GPS、ガーミンは必須です」との事。
私も使ってるので自分のガーミンの話を少しした
夏場は登山に冬は狩猟で使っていると話をしたら少し興味を持たれたようです。
クマ猟とイノシシ猟の話をし、春の子連れの熊には注意してくださいとアドバイスを。
ちなみに私が使っているのは「狩猟用ガーミン」地図上に「猟犬の居場所」が表示されるものです。
登山道も表示されるの登山の時には流用です。

一人で登ってきているという女性の方がいらっしゃったので、写真を撮って差し上げる。
今夜は小屋泊りとの事、予約はその方のみの様。
素晴らしい周りの景色に名残りつつも、そろそろ下山の時
いっしょに下り始めるが、女性の方はかなり早い
小屋に着いた頃には既に寛ぎ中であった

小屋に着いてすぐに「新・甲斐駒ヶ岳手ぬぐい」を購入
合わせて冷たい飲み物も
ん?「ネクター!」
こちらを頂くことに
「うまい!」と大きな声、小屋の主人に笑われる、確かに笑われるよな
少しお話を、金沢から来た事、そして下山後、そのまま帰る事を伝えると下山後の道中が一番危険、お気をつけと声を掛けていただく。
おいしい「ネクター」で元気復活、頑張って降りることに(ネクターはこの小屋名物なんだろうか)

激階段を下りきって一息ついていたら先ほどの小屋のご主人が後ろから現れる。
「今年はイワカガミがきれいなんですよ、ぜひ見てってください」と教えていただく。
普段あまり花を愛でることはないが今回は素直に「綺麗だ」と思った。
好青年、ナイスガイ、どうやら「花谷さん」という有名な山岳家だそうだ。
そういえば山頂直下の鎖場の鎖の寄贈者にその方のお名前が奥様のお名前と一緒にあったぞ。
これもご縁だ。

五合目小屋跡の登り返しでフラフラになり、長い笹の平分岐までの道をテクテクと
ゴールはいつなんだ?日暮れまでには着けるのか?
と不安になりながら歩き続ける
ふと足元を見ると登りの時に見つけた小さな標識「北杜市甲斐駒ヶ岳登山道3Km」
一体だれが立てているんだろう?花谷さんか?

この後ゴールまではこの標識を探しながら下りる事に
意識を保つには丁度良い
2Km、1km、吊り橋が見えた
着いたぞ、神社も見えた、普通の観光客も、駐車場に到着。
山頂直下で「頑張って」と声掛けしてくれた男性がいた、私の事を覚えていたようで
またもや「ご苦労様」と優しい声を、嬉しい。
覚えていたと言う事はよっぽどフラフラに見えたんだろうな。

正直、やっと登って、やっと帰ってきた。
疲れた〜

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根、とても厳しい道
出合った方々の笑顔と優しい声掛け、とても思い出深い登山になりました。

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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