やっつけ本番で武尊山(武尊神社より)


- GPS
- 06:30
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,350m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:28
天候 | 曇り時々小雨 山頂〜下山時はガス時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
手小屋沢避難小屋以降に出てくる鎖場は降雨後または雨天時は滑るので要注意。 剣ヶ峰分岐からの下りも段差の大きい泥濘を含んだ急坂なので滑落に注意 |
その他周辺情報 | 湯テルメ谷川 570円 |
写真
感想
前夜車中泊にて谷川岳ロープウェイ駐車場で起床したのは朝4時。
誰もいない駐車場から外に出てみると雨。見上げた山々も裾野からすっぽりガスに覆われていた。
西黒尾根をのぼるつもりで起きたのに雨がやむのを待つ気には到底ならなかった。
この天気ではロープウェイ利用も無駄かな、と思い、慌てて行き先を思案する。
このまま帰ろうかとの思いもよぎる中、山と高原地図で目に止まったのが武尊神社からの武尊山だった。
5時に到着し、さあ出発、と思いきやここでも小雨がぱらつく。とりあえずヤマレコmapでルート登録しようとしたらスマホ圏外・・・焦ってもいいことないので様子見として寝待ちした。
後続者がスタートした物音に勇気付けられるようにやや霧雨がちな中、自分もスタート。
林道歩きを終えるとすぐに濡れて歩きにくい登山道と悪戦苦闘。
滑りやすくなった濡れた木の根、石、土がいやらしい段差とともに否応に体力筋力を奪ってくれて気が付けば虫の息。
それに追い討ちをかけるように途中から雨が再度ぱらついたり、猿に咆哮されたりとなんとも滅入る。今頃谷川岳はもしかして晴れてたり…とかいじけ根性にしっかり包み込まれながらもよたよたと歩を進めた。
ヤマレコmapがいまだスマホ圏外で地図がダウンロードされないまま、そろそろ山頂近いかなぁ、と甘い考えを打ち砕くように今度は鎖場の連発。
濡れて滑るしなんといっても濡れた鎖や岩を掴み続けていたら冷たくて手がかじかんでしまった。
鎖場のあとも地味に山頂が遠く、まだかよ、まだかよの何回目かでようやく着いた。大した下調べもせずにこんな天気の日に来るもんではないな、と反省。
先客の方とガスが晴れるのを待つうちに他の登山者も到着しだしそれでもガスは晴れず、諦めて山頂を後にした。
剣ヶ峰山を目指す稜線上では結構な強風にさらされた。でもその強風が時折ガスを吹っ飛ばしつかの間現れるどっかの山並み、どっかの街並み、どっかの風景。これらを瞬時にカメラに納め剣ヶ峰のキツい登り返しの糧とした。
吹き荒れる強風と包まれるガスに剣ヶ峰山の滞在は短くまとめ下山した。
地図にも記載されていたこの先の道は段差が大きい急坂。丁度登ってきた登山者にもこの先の下山は大変ですよ、と助言を頂いた。
かといってあの連続鎖場を下山で使う気概はなく、そもそもまた武尊山に戻る気は毛頭無いので意を決した。
でもやはり段差は大きいし滑るしで、まるで糸がこんがらがった操り人形のような滑稽な動きでなんとか怪我しないように慎重に下った。
体力とともに神経もすり減らし、最後は僅かな好奇心だけで裏見の滝を見に行った。落差40mとなかなかの見事な滝であったが、最後の登り返しで足がガタガタになってしまい恨み節を言ってしまいそうになった。
bo-さん おはようございます。
剣ヶ峰からの下り、思い出しました。めちゃ急だし、泥濘が凄くて2人とも泥んこで転がり落ちる様に下りました。なんかあのエリアは晴れててもいつも泥んこなイメージです。隊員はもうあそこは行かない、と言う位。裏見の滝で綺麗にしたかったです。でも最後の登り返し、確かに辛いですよね。
yuzupapa さん、おはようございます。
裏見の滝からのコースはyuzupapa さんたちが歩いたコースだったな、という認識で行ってきたんですよ。
天候があんな状態だったので展望がなくてもケガしなかったのがなにより、ってぐらいの道のりでした。私もpeachを連れて行くつもりでしたがそうしなくて正解でした(笑)
裏見の滝は奥の院まで行きたかったんですけど足が嫌がったのでやめときました。
bo-tyu-zaiさんこんにちは。
上越方面は13日、天気は悪かったのですか?
悪天候の日、武尊山登頂お疲れ様でした。登りの鎖場も長くて大変ですが
剣ヶ峰からの下りは私も下りたことはありますが大変だったことしか
記憶にありません。
途中ですれ違った登ってきた方が死ぬ思いだったと言っていたのを思い出しました。
恨み節もわかりますよ。
お疲れ様でした。
ogawawasiさん、こんばんは。
朝4時過ぎの谷川岳は小雨が降っていて朝5時過ぎの武尊山も小雨が降っていました。
山頂では瞬間的に青空が出ることもあったのでふもとの天気は急速に回復したのだと思います。
登りの鎖場は濡れていなければさほど難しさはないのですが濡れた岩場は滑りやすく難度が増していました。必死だったので指のあちこちに切り傷が残っていました。
そして剣ヶ峰山からの下山。降りるというより飛び降りるような段差が多く、それでも危ないから無理して足を延ばして下りていたので股関節がいかれてしまいそうな場面が多かったです。コケなかったのが奇跡的とも思える急な下りでした。
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