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Yamareco

記録ID: 1497187
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ケ岳 ☆地蔵尾根ピストン 雷鳥とバッタリ!☆

2018年06月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:58
距離
26.7km
上り
2,459m
下り
2,436m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:22
休憩
0:34
合計
11:56
5:05
5:05
202
8:27
8:28
111
10:19
10:21
18
10:39
11:05
13
11:18
11:18
62
12:20
12:21
124
14:25
14:26
63
15:29
15:32
0
歩くペース計算してみた
登りコースタイム 9:05 歩行時間 7:00 倍率0.77
下りコースタイム 6:01 歩行時間 4:22 倍率0.73
合計コースタイム 15:06 歩行時間 11:22 倍率0.75
天候 晴れ 昼前から稜線にガス
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
地蔵尾根駐車場まで自家用車
登山ポスト有り、トイレ無
登山ポストのあるエリアに5台ほど、手前のスペースに1台、道路反対側にも駐車場の看板あるが駐車可能範囲がよくわからない広い平坦地。
個人の方が好意で提供くださっている駐車スペース(管理者:高坂米夫さん090-2149-6694=駐車場の案内板より)
コース状況/
危険箇所等
特に危険はありません。
私は2度道間違いしています。(地図の中のログが明らかに出っ張っている2か所です。
最初は登りの標高1,900m地点、最近樹木の伐採が行われたエリアでピンクリボンが広い範囲につけられている場所。
進行方向に向かって左側(山側)のリボンに沿って歩けば問題なく進めますが、右側を歩いてしまったのでコースロストしました。
ジオグラフィカでルート確認して登山道に復帰しました。
二か所目は下山時、孝行猿の碑を過ぎて林道に出る地点、うっかり左折して林道を下り始めてしまいジオグラフィカで確認して誤りに気付いて登り返しました。
まっすぐ進むのが正解です。

駐車場からは舗装された林道をそのまま進むと、分岐で右に進むと「孝行猿1.0km」、左に「仙丈」という見落としそうな標識があります。左に進んで少し行くと仙丈ケ岳と孝行猿の標識があるので、それに従って右に進むと登山道です。

以降は標識やマークが設置されているのでわかりやすい登山道です。
その他周辺情報 南アルプス村のミニクロワッサンは評判で事前に予約をしておかないと購入できません。
駐車場から舗装された林道をそのまま進むと分岐に出ますが左に進みます。
樹木にこの標識が取り付けられています。
分岐右に「孝行猿1.0km」の標識ありますが、そちらは林道を大回りすることになりそうです。
2018年06月14日 03:38撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
6/14 3:38
駐車場から舗装された林道をそのまま進むと分岐に出ますが左に進みます。
樹木にこの標識が取り付けられています。
分岐右に「孝行猿1.0km」の標識ありますが、そちらは林道を大回りすることになりそうです。
登山道脇の石仏
手を合わせて安全祈願して進みました。
2018年06月14日 03:42撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
6/14 3:42
登山道脇の石仏
手を合わせて安全祈願して進みました。
標識はわかりやすいです。
2018年06月14日 03:43撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6/14 3:43
標識はわかりやすいです。
孝行猿の(墓?)碑に出ました、これを左手に見てまっすぐ進みます。
2018年06月14日 03:55撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
6/14 3:55
孝行猿の(墓?)碑に出ました、これを左手に見てまっすぐ進みます。
薄暗い中フタリシズカ
2018年06月14日 04:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
6/14 4:16
薄暗い中フタリシズカ
林道と登山道が交錯します。
唯一この場所でのみ山ツツジが咲いていました。
緑の中の橙が美しいです。
2018年06月14日 04:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 4:56
林道と登山道が交錯します。
唯一この場所でのみ山ツツジが咲いていました。
緑の中の橙が美しいです。
登山道脇にクリンソウが普通に咲いています。
2018年06月14日 05:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 5:02
登山道脇にクリンソウが普通に咲いています。
開けた場所から雲海に浮かぶ中央アルプスが美しかった。
地蔵尾根中間水場(標高1,780m)の辺です。
このあと、あちらの稜線に徐々に雲がわいてくるのでこの日最も美しい中央アルプスでした。
おいらの家はあの雲海の下です。
2018年06月14日 05:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 5:06
開けた場所から雲海に浮かぶ中央アルプスが美しかった。
地蔵尾根中間水場(標高1,780m)の辺です。
このあと、あちらの稜線に徐々に雲がわいてくるのでこの日最も美しい中央アルプスでした。
おいらの家はあの雲海の下です。
空木岳、南駒ケ岳などにズーム
2018年06月14日 05:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 5:06
空木岳、南駒ケ岳などにズーム
木曽駒ケ岳、宝剣岳などにズーム
2018年06月14日 05:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 5:06
木曽駒ケ岳、宝剣岳などにズーム
道間違いをした場所
左右の樹木にピンクのリボンがまかれています。
左側のリボンに沿って行くのが正解です。
2018年06月14日 05:22撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 5:22
道間違いをした場所
左右の樹木にピンクのリボンがまかれています。
左側のリボンに沿って行くのが正解です。
ズダヤクシュ咲いてました。
2018年06月14日 05:26撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 5:26
ズダヤクシュ咲いてました。
日清食品さんが提供の案内標識
2018年06月14日 05:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
5
6/14 5:50
日清食品さんが提供の案内標識
登山道両脇のシダが濡れているのでズボンが濡れます。
一応スパッツ着けてて正解でした。
2018年06月14日 05:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6/14 5:54
登山道両脇のシダが濡れているのでズボンが濡れます。
一応スパッツ着けてて正解でした。
2時間歩いてようやく松峰小屋への入口分岐です。
体力消耗したくないので小屋まで下るのは諦めました。
2018年06月14日 06:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
6/14 6:50
2時間歩いてようやく松峰小屋への入口分岐です。
体力消耗したくないので小屋まで下るのは諦めました。
キバナノコマノツメが群生していました。
2018年06月14日 08:01撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 8:01
キバナノコマノツメが群生していました。
2,400m辺で白峰三山や南アルプスの峰々がきれいに見えました。
2018年06月14日 08:04撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 8:04
2,400m辺で白峰三山や南アルプスの峰々がきれいに見えました。
地蔵岳(2,731m)越しの中央アルプスです。
登山道は地蔵岳の右側を巻いていました。
2018年06月14日 08:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 8:06
地蔵岳(2,731m)越しの中央アルプスです。
登山道は地蔵岳の右側を巻いていました。
乗鞍岳
奇麗に見えていました。
2018年06月14日 08:07撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 8:07
乗鞍岳
奇麗に見えていました。
北アルプス、槍穂高連峰も・・・
あちらも山頂につく頃には稜線に雲がわいてきてしまいます。
2018年06月14日 08:07撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 8:07
北アルプス、槍穂高連峰も・・・
あちらも山頂につく頃には稜線に雲がわいてきてしまいます。
標高2,600mを過ぎると植生が変わってダケカンバの林の中を歩きます。開けてきた感じでとても気持ちいですね。
2018年06月14日 09:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
6/14 9:16
標高2,600mを過ぎると植生が変わってダケカンバの林の中を歩きます。開けてきた感じでとても気持ちいですね。
ヒメイチゲ
2018年06月14日 09:26撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 9:26
ヒメイチゲ
標高2,700m過ぎて日当たりのいい岩場にはイワカガミがたくさん花を咲かせていました。
2018年06月14日 09:28撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 9:28
標高2,700m過ぎて日当たりのいい岩場にはイワカガミがたくさん花を咲かせていました。
これから左手を登り、先に見える稜線の上を仙丈ケ岳に向かって進むのですね。
一歩一歩頑張ろう!
2018年06月14日 09:28撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 9:28
これから左手を登り、先に見える稜線の上を仙丈ケ岳に向かって進むのですね。
一歩一歩頑張ろう!
中央アルプス稜線にはには小さな雲の塊がいっぱいついてます。
そのうえ背後のこちらの稜線からもガスがわいてきた・・・
地蔵岳がはるか下のほうに見えます。
2018年06月14日 09:35撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 9:35
中央アルプス稜線にはには小さな雲の塊がいっぱいついてます。
そのうえ背後のこちらの稜線からもガスがわいてきた・・・
地蔵岳がはるか下のほうに見えます。
仙丈ケ岳に至る稜線
山肌は夏のたたずまいです。
2018年06月14日 09:40撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 9:40
仙丈ケ岳に至る稜線
山肌は夏のたたずまいです。
中央に見えるピークが仙丈ケ岳
2018年06月14日 09:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 9:51
中央に見えるピークが仙丈ケ岳
イワベンケイ
2018年06月14日 09:53撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 9:53
イワベンケイ
岩場の登山道を回り込むと雌のライチョウが一羽
「クッ、クッ」「クー、クー」と鳴き声が愛らしい!
道をあけてくれないのでその場に座り込んで観察兼休憩タイムでした。
2018年06月14日 10:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:05
岩場の登山道を回り込むと雌のライチョウが一羽
「クッ、クッ」「クー、クー」と鳴き声が愛らしい!
道をあけてくれないのでその場に座り込んで観察兼休憩タイムでした。
可愛いなあ!
2018年06月14日 21:28撮影
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6/14 21:28
可愛いなあ!
残雪登場
ツボ足+ストックで歩けます。
夏靴なので登りではうまく蹴り込めません。
下りはかかとで簡単に蹴り込めます。
このあたりでおいらより2時間遅く出発されたトレランの方に追い越されました。
2018年06月14日 10:10撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:10
残雪登場
ツボ足+ストックで歩けます。
夏靴なので登りではうまく蹴り込めません。
下りはかかとで簡単に蹴り込めます。
このあたりでおいらより2時間遅く出発されたトレランの方に追い越されました。
ミヤマキンバイも稜線付近でたくさん花を咲かせていました。
2018年06月14日 10:30撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:30
ミヤマキンバイも稜線付近でたくさん花を咲かせていました。
オヤマノエンドウ
2018年06月14日 10:31撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:31
オヤマノエンドウ
チシマアマナ
2018年06月14日 10:34撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:34
チシマアマナ
ヒメハクサンイチゲ?!
2018年06月14日 10:34撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:34
ヒメハクサンイチゲ?!
山頂に到着!
南アルプス林道バスが北沢峠まで運行になるのは明日からです。
平日ということもあり、山頂は私とトレランのお兄さんの二人で独占しています。
週末天気がいいと座る場所の確保が大変でしょう!
2018年06月14日 10:36撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:36
山頂に到着!
南アルプス林道バスが北沢峠まで運行になるのは明日からです。
平日ということもあり、山頂は私とトレランのお兄さんの二人で独占しています。
週末天気がいいと座る場所の確保が大変でしょう!
大仙丈ケ岳にガスがわいてきています。
登山者で込み合う時期でもあそこまで行く方は比較的少ないので、ゆっくり過ごすにはおすすめの場所です。
2018年06月14日 10:37撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:37
大仙丈ケ岳にガスがわいてきています。
登山者で込み合う時期でもあそこまで行く方は比較的少ないので、ゆっくり過ごすにはおすすめの場所です。
藪沢カール
先ほどまでは仙丈小屋がはっきりと見えていたのにガスがかかり始めました。
2018年06月14日 10:38撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:38
藪沢カール
先ほどまでは仙丈小屋がはっきりと見えていたのにガスがかかり始めました。
小仙丈ケ岳
今日はあそこまではいきません。
2018年06月14日 10:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 10:56
小仙丈ケ岳
今日はあそこまではいきません。
北岳、間ノ岳・・・
農鳥岳はガスがかかってしまいました。
2018年06月14日 11:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:02
北岳、間ノ岳・・・
農鳥岳はガスがかかってしまいました。
北岳にズーム
また行きたいなあ!
2018年06月14日 11:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:02
北岳にズーム
また行きたいなあ!
間ノ岳
あちらにも・・・
2018年06月14日 11:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:02
間ノ岳
あちらにも・・・
既にお花畑は色とりどりです。
2018年06月14日 11:07撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:07
既にお花畑は色とりどりです。
キバナシャクナゲ咲いてました。
2018年06月14日 11:08撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:08
キバナシャクナゲ咲いてました。
ミネズオウ
白い花とピンクの花がありました。
2018年06月14日 11:13撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:13
ミネズオウ
白い花とピンクの花がありました。
イワウメ
2018年06月14日 11:13撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:13
イワウメ
来た道を戻ります。
2018年06月14日 11:18撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:18
来た道を戻ります。
おそらく先ほどのライチョウさん。
登山道の真ん中で砂浴びしていました。
砂浴びの姿、写真撮りそびれて残念!
2018年06月14日 11:33撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 11:33
おそらく先ほどのライチョウさん。
登山道の真ん中で砂浴びしていました。
砂浴びの姿、写真撮りそびれて残念!
コミヤマカタバミは天気や時間のせいか花が開いているものが少なかった。
2018年06月14日 12:33撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 12:33
コミヤマカタバミは天気や時間のせいか花が開いているものが少なかった。
シロバナノヘビイチゴ
2018年06月14日 12:34撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 12:34
シロバナノヘビイチゴ
アブラナ科の〇〇ナズナ・・・・
簡単にわかると思ったが・・もっと観察してくるんだった(^-^;
2018年06月14日 12:37撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 12:37
アブラナ科の〇〇ナズナ・・・・
簡単にわかると思ったが・・もっと観察してくるんだった(^-^;
グンナイフウロ
2018年06月14日 14:36撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 14:36
グンナイフウロ
ニリンソウ
2018年06月14日 14:53撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 14:53
ニリンソウ
クリンソウ
2018年06月14日 14:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 14:57
クリンソウ
朝は気づいていなかったけど、道路の反対側にも駐車場の看板(標識)ありました。
2018年06月14日 15:32撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 15:32
朝は気づいていなかったけど、道路の反対側にも駐車場の看板(標識)ありました。
本当に感謝します。
利用日誌が設置されています。
感謝の気持ちを伝えるためにも簡単にでも記載しときましょう。
2018年06月14日 15:33撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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6/14 15:33
本当に感謝します。
利用日誌が設置されています。
感謝の気持ちを伝えるためにも簡単にでも記載しときましょう。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ 熊よけ鈴 携帯予備バッテリー ピッケル アイゼン

感想

還暦を過ぎて山登り初めて2年と8か月、トレーニングを重ねて徐々に登れる山の範囲を広げてきたところです。
今年はテントを背負って縦走がしたい、黒戸尾根も登りたいなど、当初は想定すらしていなかったことにも手が届きそうな気がしている最近です。
トレーニング的な意味合いでは、次の登山に繋がる山歩きがしたいという気持ちが強いです。

昨年から計画は作ってはいたものの、時期尚早と思ってそのままにしておいた今回のコース、なぜかここ数日で行きたい気持ちが強くなり思わず実行してしまった。
登山口までおおむね1時間という地元の山なので、前日に登山口駐車場の下見を実施。(道路反対側に設けられた駐車スペースは見落としてましたが・・・)
朝暗いうちの出発だったので、駐車場の状況を確認しておいたのは良かった。
それでも駐車する際は、他車の迷惑にならないように車から降りて懐中電灯で何度も車の位置を確認。

さて、歩き始めると実に長いコースでした。
標高1,900mを過ぎたあたりから松峰小屋入り口の分岐を過ぎた先まで、おそらく2km以上ずっとアップダウンを繰り返すばかりで標高はちっとも稼げず、疲労のみ蓄積していく感じ。
標高2,400m付近でも再びアップダウンの繰り返しに遭遇します。
アップダウンの登り返しは下山時も同様に訪れるわけですから、その点は先が心配な要素。
過去の登山のつらかったシーンを頭に思い浮かべ比較しながら、「あの時よりはまだましだ・・・」などとプラスのイメージを作りながら歩いておりました。

標高2,600m過ぎて植生が変わり、ダケカンバの開けた林の中に出たときはなんか報われた感じで心が明るくなった。
稜線に出ると久しぶりに南アルプスに戻ってきたという気持ちでした。
既に山肌は夏のたたずまいです。
登山道に残雪の区間がありますがわずかな区間です。

お花畑もすでに色とりどりの花が広がっています。
北沢峠までのバスがまだ運行していないのでとても静かな山頂を楽しむことが出来ました。(翌日から運行開始)
私のほかには私より2時間遅く登山口を出発され、山頂と仙丈小屋の分岐手前で追いついてこられたトレランの方おひとり。

稜線に出たところでライチョウにも出迎えてもらえ、期待以上に楽しい山行でした。

長い下山道も何とかこなして無事下山できてよかった\(^O^)/

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訪問者数:1944人

コメント

凄い!
QuincyBow様
 いつもレコを驚きの思いで拝見しております。とても2016年からリタイヤ後に山歩きを始められたとは信じがたいほどの山歴で驚嘆しております。
今回も地蔵尾根ピストン日帰りなんて、私の体力では無理です。
 トレーニングされてきたようですが、具体的にはどのような内容でトレーニングされたのでしょうか?
私にはQuincyBow様のレコは大いなる刺激です。頑張って歩こうという気分になります。これからもレコを楽しみにしております。
                        ery100
2018/6/15 20:18
Re: 凄い!
ery100 様、コメントありがとうございます。

3年前の10月に初めて山に登ったころには思いもよらぬほど最近は山に登れていて自分でもびっくりです。
還暦はまだまだ若いと実感しております。
こんな感じを維持していきたいものです。
トレーニングは最初、勤務していた6階建てのビルの階段の上り下りを最低二周することでした。
階段を一段飛ばして歩いていましたが、徐々に周回数を増やせるようになり、丸二年続けたころは10周以上軽くできるようになっていましたがそこでリタイア。
その後は家の物置の鉄階段を30分ほど登り下り、やがて10数キロ背負ったりして歩くようになりました。
最近は天気の良い日は5キロほど走っていますが、雨の日は階段トレーニングです。
毎日続けるのでなく、休みも入れるほうが良いと友人から教えられました。

こちらこそレコ拝見して刺激をいただいています。
これからもよろしくお願いします(^O^)
2018/6/15 20:36
なるほど、トレーニングの成果ですね
QuincyBow様
 トレーニングの内容教えて頂きありがとうございました。
継続は力なりですね、私ももう少しトレーニングに真面目に取り組む必要があると痛感します。ありがとうございました。
                               ery100
2018/6/16 17:31
地蔵尾根
QuincyBowさん、こんにちは

地蔵尾根から仙丈ヶ岳、私も行ってみたいと思ってるルートです。
しかし凄いですね。
還暦からお山始めてのチャレンジとは、目まぐるしい成長ですね。
私は55になってそろそろピーク超えたかなって弱気になってましたが気合を入れてもらえた気がします。
ありがとうございました。
黒戸尾根ももう手が届いてますね。
レコ楽しみにしております。

(追記)
あっすいません、肝心なことお伺いするの忘れてました。
中間水場ってところですが水出てましたでしょうか?
2018/6/15 20:25
Re: 地蔵尾根
higurasi様、コメントありがとうございます。

いつもレコ拝見させていただいて憧れております。
そんな中でこのようなコメントいただき改めてやる気がわいてきた感じです。
ありがとうございます。
黒戸尾根、そして塩見岳の日帰り・・・近いうちに実現してその後の山登りにつなげていきたいです。
higurasi様のレコ楽しみにしています。
これからもよろしくお願いします。
2018/6/15 20:56
Re: 地蔵尾根・・中間水場について
スミマセン、実際歩いているときはそこが中間水場とはしっかり認識出来ていませんでした。
後でレコ整理しながら、それらしい場所に塩ビ管があり水が出ていて、これ飲めるのかなあなどと悩んだことを思い出したくらいです。
そこには水場の案内は無く、その水は口にしませんでした。
自信をもってそれが水場であったかどうかは申し上げられません。
お役に立てずに申し訳ないです。
2018/6/15 21:32
Re[2]: 地蔵尾根・・中間水場について
ご丁寧にありがとうございました。
ここの水場季節によっては枯れてることもあるそうで、
あまりあてにはできなさそうですね。
仙丈小屋が開いてればそこで調達できそうですね。
2018/6/15 23:01
素敵な山歩き
こんにちは!
御無沙汰しております!

昨年 ニアミスだった仙丈で
地蔵尾根を降りて行く単独行の方を
羨ましく見送りましたが
QuincyBowさん 本当に 凄い脚力と
このような渋いルート選択に
恐れ入りました

残念ながら とても真似する脚力は ないので
コース取りで工夫して 頑張りたい所ですが
今回は シンプル一本 素敵な山歩き
ただ羨ましく思う限りですね〜

これからも 素敵なルート紹介していただき
羨ましがらせてくださいね
on-boroP
2018/6/18 13:03
Re: 素敵な山歩き
boroP さん、こんにちは

こちらこそご無沙汰しています・・とはいっても、レコは楽しく拝見させていただいていますよ〜。
今回のコース、自分にはまだ無理!と思っていましたが、最近行けそうな感覚になってきたので、思い切って実行してみたものです。
途中で撤退なんてことにならずによかったです。
長いコースは途中のエネルギー補給、水分や塩分の補給、きつい登りでの呼吸法など、自分なりにいろんな課題や工夫が出てくるもんですね。
少し高いハードルに挑戦することもいいもんだと思いました。

還暦はまだ若い!心からそう思っているわたくしです(笑)
お互い健康を維持しつつ山登りを楽しんで行きたいものですよね。

コメントありがとうございました。
これからも素敵なレコを楽しみにしています
2018/6/18 15:54
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