石倉川遡行-坊主山


- GPS
- 04:20
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 380m
- 下り
- 359m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ganさんのMLから
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■先導
11月に入り沢納会もやったというのに、まだ未練が残っている。
幸い雪の予報はまだ出ていない。
ではと地図で道南を探していると森町の石倉川が目に止まる。
ほぼ海抜セロmから遡行した先に376.7mの坊主山があった。
読図の限りでは難しいところはなさそうだが、全ては遡行して初めて分かることだ。
9時丁度に5号線から濁川温泉に入るところでパパが待っていた。
南東面沢の下りに備えて私の車を脇に停めて、パパの車で石倉川へ向かう。
5号線沿いの森町石倉地区は落部から5km前後函館寄りの集落だ。
石倉漁港の手前に石倉郵便局の看板があり、その50m手前の脇道から石倉川沿いの道に入る。
高速道路の下を過ぎての分岐は右が舗装されて右上に上がっている。
左の林道を行くとすぐ沢を渡るとまた分岐だ。
「本石倉2線」の看板のある右の林道を進む。
国道から800mで車を止める。
林道は最近調査が入っているようで、その先にも笹を刈っている跡が続く。
ピンクテープがカワガラスのように先導してくれている。
■余計
看板には「火山砂防工事調査」と書いてあるが、こんな小さい沢を調査するのはいいが、砂防ダムだど余計なことはしないでほしい。
それほどに小川程度の川なのだ。
想像した通りに大きな滝もなければナメた美しい岩盤もない。
あえて言えば1mの滝が2つあった。
しかし、それでも後悔しないのが初遡行だからであり、ましてや晩秋の雰囲気はそれでけで私には十分なものだ。
延々と続いたピンクテープは195分岐でやっと終わる。
左を進むと直ぐの205分岐で水を取り、2:1で左を取る。
265分岐はもう殆ど涸れている。
僅かに右にうっすらと水が滲む。
山頂までは100mあまりだ。
藪漕ぎに入るが手がかりが浅い。
kennちゃんが正面突破を図り、ほか3名は右から巻くように崖状を行くと山頂に着いた。
■燦々
僅か15分ほどの格闘だった。
小春日和のそこからは濁川盆地が一望だ。
駒ヶ岳が少しだけ霞んで見える。
地熱発電所の蒸気音がゴーゴーと聞こえ続ける。
こんな低山でも三角点がしっかりあった。
時間はタップリあった。
太陽を燦々と浴びながら、腹を満たす。
パパが朝近くの和菓子屋で買った大福餅を皆に振る舞う。
あんこ大好きな私はニンマリだ。
昼寝したらどんなに気持ちがよかったろうか。
■一糸
40分ほど休んでから南東面を流れる濁川に向かって下降する。
kennちゃんが先頭を切る。
途中で刈分け道があり、山裾を少し回ってから再び谷間に向かう。
残り50m辺りから急な涸れ沢は上にうっすらと土が被さり、慎重に降りる。
尻滑りも数回し、おとーちゃんの真剣な表情は仕事並みか。
濁川に降りてからの渡渉地点でも最後の緊張を味わい、車に着いた。
車を回収してパパと別れる。
落部奥にあるBさんの別荘近くの磐石温泉は3人で貸切だった。
まさか美女と野獣2匹で混浴を楽しめるとは・・・・・。
一糸まとわぬ姿は・・・・ああ、悩ましい。
私とkennちゃんの緊張度合いは過去のどの沢でも経験がなかった。
湯船に沈んだ3名の胸中は果たして同じだったか。
3人で輪になり背中と胸の流しっこが出来なかったのが今後一生悔やまれる。
18歳未満の会員がいるかもしれない。
これ以降の詳細な報告は勘弁してほしい。
だからね、ウフフ・・・。
■おまけ
一般的に言えばブタ沢になるだろうか。
しかしそれもまたよしだ。
初めての沢は永遠に止められない。
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