百花繚乱！安達太良山 周回 ロープウェイで標高稼いでまったりお花見山行

2018年06月16日(土) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 9.7km
• 登り: 781m
• 下り: 774m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:44
• 合計: 5:52

10:06 奥岳登山口
10:24 10:25 あだたら山ロープウェイ 山頂駅
11:12 11:13 仙女平分岐
12:07 12:23 安達太良山
13:23 13:26 峰の辻
14:21 14:42 勢至平分岐
15:04 15:05 八の字
15:57 15:58 奥岳登山口
15:58 ゴール地点

天候

曇、時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

あだたら高原スキー場駐車場に駐車（無料）

コース状況／危険箇所等

危険箇所特になし
峰の辻〜奥岳登山口、特に峰の辻〜勢至平は泥濘多い

【山頂駅〜安達太良山山頂】
木道が整備され、ハイキング気分で高山植物が楽しめます。木道終了後傾斜が出てきますが、さほどきつくはありません。植物も多く、お花狙いならこの間をピストンするだけで満足できると思います。

【安達太良山〜峰の辻】
安達太良山の直下のなだらかな斜面を進むセクションです。植物もあり、沢もあり、雪渓もあり。天空散歩感があって楽しいセクションです。

【峰の辻〜勢至平分岐】
このセクションだけは使う人が少ないようで、一般的な登山道の様相です。静かな山が好きな人はくろがね小屋避けてこちらのルートが良いかも。一方傾斜が緩いためか雨水が滞留し、水たまり、泥濘が多く歩行に苦慮しました。晴れでも残ると思います。

【勢至平〜奥岳登山口】
基本的には重機が通れるよう整備された道で、未舗装林道といった感じです。途中傾斜があるセクションだけ旧道を使うことができ、こちらは一般的な登山道です。泥濘あり。初めての山登りでしたら旧道使わずに登っても良いかなと思います。

写真

6/16 10:01

スキー場の駐車場から出発。完全に雲の中、寒い！

6/16 10:03

駐車場のすぐ上がスキー場。左奥にロープウェイ乗り場とレストハウスがあります。

6/16 10:04

こちらがロープウェイ乗り場。

6/16 10:04

結構お高いのねw
帰りは歩いて下りる予定だったので片道買いました。

6/16 10:16

ロープウェイ楽ちん〜
何も見えませんw

6/16 10:21

山頂駅に到着！いやー標高稼いだw

6/16 10:21

登山者向け情報がいろいろ。

6/16 10:24

駅を出たらすぐに登山道が始まります。

6/16 10:24

いきなり！
サラサドウダン（更紗灯台）かベニサラサドウダン。どっちだろ。ドウダンツツジ属だそうです。

6/16 10:26

もういきなり満開ゾーン。こりゃすごい！
木道が整備されてます。

6/16 10:26

サラサドウダンがもうどこでも見られます。きれいですね〜。

6/16 10:26

薬師岳の展望台分岐。ま、景色は全く期待できない天気だったので行くモチベーションもなく通過w

6/16 10:27

ハイマツかと思ったんですが、それにしては背が高いし。
ということでゴヨウマツ（五葉松）らしいです。この辺には多いみたいです。

6/16 10:28

これはベニサラサドウダンだろう！紅いからw

6/16 10:29

おお〜！紅葉で有名なナナカマド（七竈）も見頃です。梅っぽい花。

6/16 10:31

お花に囲まれた木道が続きます。

6/16 10:32

イワカガミ（岩鏡）！かわいい。

6/16 10:33

ツマトリソウ（褄取草）も出てきました。

6/16 10:34

ベニサラサドウダンが上から横から。この木も紅葉するらしいですね〜。

6/16 10:36

調べ中

6/16 10:39

もうずっとこんな感じの幸せな道が続きます。おかげでペースが遅くなるw

6/16 10:40

木道終了。

6/16 10:41

木道が終わっても整備された歩きやすい登山道です。
サラサドウダンが導いてくれます。

6/16 10:43

道端には小さな高山植物達。
マイヅルソウ（舞鶴草）、ツマトリソウ、イワカガミ。

6/16 10:43

イワカガミもどんどん増えてきました。

6/16 10:44

ここでこちらのかわいい花が登場！
アカモノ（赤物）です。ツツジ科らしい。

6/16 10:46

ハクサンシャクナゲ（白山石楠花）！まだ咲いてませんね、これからかな。

6/16 10:47

こちらもだんだん増えてきました、ガクウラジロヨウラク（萼裏白瓔珞）。

6/16 10:48

ガクウラジロヨウラクと水滴。雲の中っていうのもこういう奇跡があって良いですね〜。

6/16 10:50

イワカガミの群生。元気いっぱいです。

6/16 10:53

整備された登山道が続きます。

6/16 11:03

かの有名な？ゴゼンタチバナ（午前橘）！

6/16 11:06

アカモノが群生。かわいいですね〜。

6/16 11:06

さて休憩ポイント。ここまでは傾斜もゆるくそんなに疲れないので休憩はお好みで。

6/16 11:07

ゴヨウマツの花、ですかね？真面目に見たのは初めてかも。

6/16 11:08

ミネヤナギ（峰柳）かな？
ふさふさのところに水滴がついて全然違う見た目にw

6/16 11:10

仙女平からの道と合流。
道を覗いてみたら、こちらの表参道（笑）と違って細く人が少なそうな道でした。

6/16 11:13

いや〜満開。最高です。

6/16 11:13

水滴の感じが最高。晴れだとこうなりませんからね。

6/16 11:14

調べ中

6/16 11:14

道が少し険しくなりますが、お花は引き続き咲いています。

6/16 11:15

タニウツギ（谷空木）！ツツジっぽいけどツツジ科ではなくスイカヅラ科らしい。

6/16 11:18

道端を埋め尽くすイワカガミとマイヅルソウ。

6/16 11:21

ナナカマドの蕾で蜜を吸う虫さん。

6/16 11:22

標高上がってきましたが、サラサドウダンのトンネルはまだ続きます。

6/16 11:24

調べ中

6/16 11:31

調べ中

6/16 11:33

道が険しく、傾斜も少しきつくなってきました。マーキングも出てきます。

6/16 11:34

小さいシャクナゲ！と思いきやこれはイソツツジ（磯躑躅）。

6/16 11:36

ナナカマド。きれいですね〜。

6/16 11:36

安達太良山、下ですか？笑
冬が厳しいんでしょうねこの辺も。

6/16 11:38

おお〜雪渓！まだ雪があるとは、、、

6/16 11:42

小さくてかわいい白い花、ミネズオウ（峰蘇芳）。

6/16 11:42

頂上が近づいてきた、、、かな〜？笑

6/16 11:45

標高の変化とともに咲いている花の種類も変化。面白いです。

6/16 11:47

道は左に曲がって最後の上り！

6/16 11:51

この辺は硫黄臭が漂い、急に花の姿がなくなります。火山だね〜。

6/16 11:54

峰の辻への分岐を通過して頂上へ。

6/16 11:56

山頂に到着〜！広い！残念ながらガスガスです。

6/16 12:01

山頂標識。後ろの岩が最高点です。

6/16 12:03

いつもどおりSC相模原の宣伝w

6/16 12:06

最高点へはちょっとだけ鎖場があります。ちょっとだけw

6/16 12:07

すぐに到着！

6/16 12:11

こっちでもやっとこうw

6/16 12:12

岩の上から山頂の広場を見下ろすとこんな感じ。

6/16 12:14

下りは別ルートがつけられてます。

6/16 12:23

さてお昼。ワールドカップで盛り上がってる、というか、気圧の変化で盛り上がってますね。笑

6/16 12:57

団体さんが来たので頂上から撤収。先程の分岐から峰の辻へ。

6/16 12:59

トラロープ沿いに下ります。

6/16 13:00

ミネズオウが群生。山頂付近は低木が中心です。

6/16 13:00

わかりやすい登山道。

6/16 13:01

調べ中
もうね、色が青っぽい。不思議な色です。

6/16 13:03

安達太良山山頂を見上げながら下ります。

6/16 13:06

水滴が葉っぱに溜まって神秘的！

6/16 13:08

イワカガミと安達太良山。

6/16 13:09

マーキングに沿って進みます。やっぱり火山だな〜という雰囲気。

6/16 13:13

見上げると雪渓！

6/16 13:15

なんか水の音がするな〜と思ったら湧水！源流ですね。

6/16 13:16

イワカガミと安達太良山アゲイン。笑

6/16 13:18

山頂からすぐなのに、こんなに湧いていることに驚きです。

6/16 13:18

渡ります！
でも実はこれ、ここで道を外れてまして、もう少し右の方に本来の道があります。気をつけて〜。

6/16 13:21

オノエラン（尾上蘭）！
この辺でしか見ませんでした。水があるからなのかな？

6/16 13:22

峰の辻に到着！地獄感あるw

6/16 13:23

標識の裏側に道案内。くろがね小屋には寄らずに帰るので、奥岳登山口方面へ、矢印通りに進むと、、、

6/16 13:24

進むと、、、、道を外れましたw
道は尾根から少し左の方についています。

6/16 13:26

道に合流。

6/16 13:28

結構大きくマーキングが続いているので、峰の辻からはマーキングを見落とさぬよう。

6/16 13:29

友と雪。なんだ？笑

6/16 13:34

標高が下がってくるとドウダンツツジが戻ってきてくれます。

6/16 13:35

ナナカマドも同じく！

6/16 13:40

薬師岳側の登山道と違って狭く、普通の登山道といった感じですw

6/16 13:43

標高が下がって植物の背が高くなってきました。

6/16 13:50

タニウツギも。こうやって見るとはっぱがあじさい系ですね。

6/16 13:55

泥濘が出てきました。

6/16 14:01

勢至平まで泥濘、水たまりが続きます。晴れでもすぐにはなくならないと思われます。。

6/16 14:04

調べ中

6/16 14:09

整備されていない訳ではなく、木道や階段も出てきます。

6/16 14:21

アスレチック感満点の泥濘と水たまりが続きます。結構時間かかったw

6/16 14:22

やったー大通りに合流！

6/16 14:23

くろがね小屋方面。なんだこの広い道。笑

6/16 14:23

登山口方面。どうやら重機が通っているらしい。だからこの道幅か。

6/16 14:54

レンゲツツジ（蓮華躑躅）ですかね。もう終わりかけでした。

6/16 15:04

広く平和な道が続きます。

6/16 15:05

広い道は馬車道、登山道は旧道と呼ばれているようです。
どっちでもいけますが、距離は旧道が有利なので旧道へ。

6/16 15:05

なかなかの傾斜と泥濘。

6/16 15:07

お花がなくなっちゃいました。

6/16 15:17

ということでどんどん下ります。

6/16 15:24

馬車道に合流しては分岐を全部で3回ほど。

6/16 15:31

3回めの後、道が谷側と山側に分かれますが、谷側が当たりです。

6/16 15:33

合流してはまた分岐。

6/16 15:36

最後の合流。

6/16 15:39

橋を渡ります。

6/16 15:39

さっきの源流がこんな川になったと思うと感動！

6/16 15:40

遊歩道の方には滝とかあるらしいです。行けば良かったかなw

6/16 15:43

右側はスキー場。別のルートとの合流地点。まっすぐ行きます。

6/16 15:47

ギンリョウソウ（銀竜草）！別名ユウレイタケ。納得の別名です。透明な花弁。

6/16 15:52

おおースキー場でよく見る感じの傾斜だ。

6/16 15:57

駐車場に戻ってきました〜！無事帰還！

6/16 16:13

レストハウスで山バッジ。

6/16 16:16

これうまかった！レストハウスで売ってます。

6/17 10:43

次の日は試合ですが試合前に浄土平へ。安達太良山と同じくらいの標高に車で行けます。笑

6/17 10:43

ほとんど雲の中だったんですが一瞬の晴れ間が！最高ですね。

6/17 10:57

早く起きて登ればよかったかな。笑

6/17 12:56

とうほうみんなのスタジアムで試合を。引き分けでしたw

撮影機器：

Galaxy S6 SC-05G docomo サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

koitan

J3 SC相模原 vs 福島ユナイテッドFCの対戦を前に、試合会場であるとうほうみんなのスタジアムから見える安達太良山に登りました。

天気はあいにくの曇り、ほとんど雲の中でしたが、咲き乱れる花に目を奪われ、むしろ雲の水分が水滴になって美しく。やっぱり山は天気だけでも標高だけでもないなと思わせる満足度の高い山行になりました。

安達太良山、特に薬師岳〜くろがね小屋を周回するルートは整備されており、沢や植物のバリエーションにも富み、傾斜も緩く、初心者さんには最適なコースだなと感じました。晴れていれば素晴らしい眺望も望めるでしょう。体力、時間が心配ならロープウェイで往復すればかなり短時間で登頂できます。

普段は丹沢によく行きますが、同じくらいの標高でもこうも違うものかと感心しました。火山という条件がもたらす植生、景色が非常に面白いです。今回は花の季節だったのでお花で楽しめましたが、季節それぞれ、違う楽しみがある山だろうなと思いました。登った山の中でも5本の指に入る素晴らしい山だと感じました。

一方でやはり初心者向けの山として認知されているためか団体さんはすごく多いです。20名以上の団体さん、5団体くらいお会いしました。特にロープウェイ〜山頂〜くろがね小屋あたりは多くの団体さんが使っていると思います。

違うコースで、違う季節にまた来てみたいと思える素晴らしい山でした！