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Yamareco

記録ID: 1507157
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

秣岳・栗駒山塊最西端のピークと湿原巡り

2018年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
cafemonte その他4人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:45
距離
9.8km
登り
554m
下り
550m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
0:29
合計
5:45
8:53
13
スタート地点
9:06
9:25
89
10:54
10:58
91
12:29
12:34
78
13:52
13:53
45
14:38
ゴール地点
地図とコンパス講習をしながら、花の観察をしながらのんびりハイキング
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
例年、この時期はタケノコ(ネマガリタケ)採集のために地元の方が曜日問わずに多数訪れる。
往復2kmの距離増の車道歩きをいとなわなければ、須川湖キャンプ場の駐車場がトイレも利用可能でおすすめ。
コース状況/
危険箇所等
例年、この時期にやっかいな雪渓トラバースも全く雪がなかった。
当日や前日までの天候に左右されるが、この日は泥濘箇所も全くなく快適そのもの。
タイミングを外すと、大変な泥濘に悩まされる。
その他周辺情報 須川高原温泉の内風呂または露天風呂もおすすめだが、100円高くはなるが栗駒山荘の露天風呂は秣岳と天馬尾根を仰ぎ見ることができる素晴らしい景観。
シラタマノキ湿原入り口付近より、目指す秣岳を仰ぎ見る
シラタマノキ湿原入り口付近より、目指す秣岳を仰ぎ見る
ご覧の通り、残雪はほぼなし。
登山道には全くなし。
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ご覧の通り、残雪はほぼなし。
登山道には全くなし。
ミツバオウレン
マイヅルソウ
ツクバネソウ
タケシマラン
オオカメノキ
ツバメオモト
オオバキスミレ
ツマトリソウ
イワイチョウ
イワカガミ
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
モウセンゴケ
秣岳鞍部手前のトラバース箇所
この場所は、展望もすこぶるよく、ティータイムに最適。
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秣岳鞍部手前のトラバース箇所
この場所は、展望もすこぶるよく、ティータイムに最適。
この場所から見る秣岳は、いつも秀麗でかっこいい。
午前中だと写真が暗くなりがちなのが残念。
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この場所から見る秣岳は、いつも秀麗でかっこいい。
午前中だと写真が暗くなりがちなのが残念。
シラネアオイ
ノウゴウイチゴ
サラサドウダン
ベニサラサドウダン
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ベニサラサドウダン
アカモノ
ウラジロヨウラク
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ウラジロヨウラク
艶やかなベニサラサドウダン
艶やかなベニサラサドウダン
虎毛山と高松岳をつなぐ尾根もよく見える
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虎毛山と高松岳をつなぐ尾根もよく見える
こんな景色を眺めながら、楽しく歩ける登山道
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こんな景色を眺めながら、楽しく歩ける登山道
ゴゼンタチバナ
秣岳山頂から御駒ヶ岳、大日岳を望む
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秣岳山頂から御駒ヶ岳、大日岳を望む
オノエラン
あまりいい株に出会えず。
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オノエラン
あまりいい株に出会えず。
ハクサンチドリ
いざ白銀草原へ
ヒナザクラ
ヒナザクラ
ついにこの花の最盛期がきた。
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ヒナザクラ
ついにこの花の最盛期がきた。
白銀草原に続く木道
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白銀草原に続く木道
美しいベニサラサドウダン
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美しいベニサラサドウダン
白銀草原はこの木道と秣岳直下の木道とを結ぶ区間。
天馬尾根においては、その区間がハイライトと言っていい。
御駒ヶ岳の登山道がもう少し楽しければな…といつも思う。
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白銀草原はこの木道と秣岳直下の木道とを結ぶ区間。
天馬尾根においては、その区間がハイライトと言っていい。
御駒ヶ岳の登山道がもう少し楽しければな…といつも思う。
ずいぶん長くこの景色を好きで眺めているが、ここ数年の人気ぶりは顕著だと感じる。
モンサンミッシェルの通称がこの場所の人気を高めと感じている。
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ずいぶん長くこの景色を好きで眺めているが、ここ数年の人気ぶりは顕著だと感じる。
モンサンミッシェルの通称がこの場所の人気を高めと感じている。
コバイケイソウ
今年は当たり年のようだ。
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コバイケイソウ
今年は当たり年のようだ。
絵になるね
ツマトリソウ
このピンクの縁取りが名前の由来と言われているけれど、なかなかお目にかかることはない。
どうしてマイノリティであるこの状態の花が名前になったのだろう。
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ツマトリソウ
このピンクの縁取りが名前の由来と言われているけれど、なかなかお目にかかることはない。
どうしてマイノリティであるこの状態の花が名前になったのだろう。
秣岳
木道と泥炭層の斜面との組み合わせも悪くない。
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秣岳
木道と泥炭層の斜面との組み合わせも悪くない。
ヒナザクラ
タムシバ
場所を変えてシラタマノキ湿原
水豊かな湿原。
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場所を変えてシラタマノキ湿原
水豊かな湿原。
ワタスゲの果穂が見頃
ワタスゲの果穂が見頃
ツルコケモモも見頃
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ツルコケモモも見頃
ウカミカマゴケとツルコケモモの色の差がくっきり
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ウカミカマゴケとツルコケモモの色の差がくっきり
続いて須川湖
ボートに乗ってクルージング。
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続いて須川湖
ボートに乗ってクルージング。
ローアングルから眺める秣岳や天馬尾根、剣岳の景観は必見の価値あり。
ボートは530円でほぼ乗り放題。
慣れないと難しいけれど、楽しいアクティビティだ。
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ローアングルから眺める秣岳や天馬尾根、剣岳の景観は必見の価値あり。
ボートは530円でほぼ乗り放題。
慣れないと難しいけれど、楽しいアクティビティだ。
続いてイワカガミ湿原
こちらもワタスゲの果穂が最盛期。
あまりの白さに思わず笑みがこぼれる。
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続いてイワカガミ湿原
こちらもワタスゲの果穂が最盛期。
あまりの白さに思わず笑みがこぼれる。
ワタスゲの密集度高し
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ワタスゲの密集度高し
ここ数日の好天で、綿毛はほわほわ
風にそよいで、それはもうメルヘンな景観。
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ここ数日の好天で、綿毛はほわほわ
風にそよいで、それはもうメルヘンな景観。
あの中に飛び込んでみたい
あの中でゴロゴロしてみたい
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あの中に飛び込んでみたい
あの中でゴロゴロしてみたい
場所を変えて田代沼
対岸付近で見えにくいけれど、オゼコウホネが見頃。
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場所を変えて田代沼
対岸付近で見えにくいけれど、オゼコウホネが見頃。
ギンリョウソウ
最新の研究データを知ると、ビックリしてしまう植物。
ギンリョウソウ
最新の研究データを知ると、ビックリしてしまう植物。
ミツガシワ
見頃は見逃した。
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ミツガシワ
見頃は見逃した。
コバイケイソウ
田代沼湖畔の群落はそれはもう見事。
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コバイケイソウ
田代沼湖畔の群落はそれはもう見事。

感想

栗駒山の高山植物の見頃は6月に尽きると思う。
7月でも十分間に合うのだが、栗駒山において、種類、数、規模では6月がダントツだと思う。
そして、その年の残雪と融雪に多大な影響を受けるものの、6月下旬の秣岳付近はとにかく素晴らしいと思っている。
ネマガリタケ採集の車と駐車スペースの取り合いになるのだが、彼らはあまり花には興味がない。
笹藪の奥でガサガサと音が聞こえてビックリする時もあるけれど、静かに花を楽しむことにさして支障はない。

栗駒山の花のいい季節にツアーを企画して欲しいというリクエストをもらっており、それなら6月中旬〜下旬のこのタイミングはゼッタイに外せない。
そして、どんな花を見たいのか、という希望とどのくらい歩けるかという体力の問題とを鑑みて、今回は秣岳と白銀草原、そして周辺の湿原、湿地巡りとしてみた。
もちろん、これ以外のエリアでもステキな花との出会いは約束されているのだが、個人的には秣岳をいたく気に入っていることが最大の理由だ。

上出来と言うのには、デキすぎの結果であった。
これからの季節の秣岳も実に素晴らしいものであるが、ひとまずこの時期の秣岳の美しさを味わえて満足した。
これからの季節は、ピンポイントで花園を巡ることが増えるだろう。

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