甲斐駒ヶ岳 2967m8km↑1215m↓1201m 6'50"(8')（仙水峠⇄山頂）

2018年06月22日(金) 〜 2018年06月23日(土)

• GPS: 09:17
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,628m
• 下り: 1,644m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:43
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:43

15:17 北沢峠
15:24 15:24 仙丈ヶ岳二合目登山口
15:28 15:28 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
16:00 仙水小屋

2日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 1:53
• 合計: 8:24

4:07 仙水小屋
4:33 4:33 仙水峠
5:59 6:02 駒津峰
6:33 6:42 六方石
7:23 8:11 甲斐駒ヶ岳
8:14 8:22 駒ヶ岳神社本宮
8:51 8:56 摩利支天
9:32 9:47 六方石
10:14 10:14 駒津峰
10:52 11:08 双児山
11:15 11:20 双児山南峰
12:27 12:31 北沢峠 こもれび山荘
12:31 ゴール地点

天候

■1日目（北沢峠→仙水小屋）：晴れ
・夜は寒かった。ダウンとフリース両方必要だった。

■2日目（仙水小屋→山頂→双児山→北沢峠）：曇り→雨
・てんきとくらすの予報どおりだった（0〜6：A、9：B、12-：C）
・曇ってはいたが、日の出も富士山も白馬あたりまでも全部見えたので文句なし！
・頂上は風が強く寒かったが、バランスを崩すほど強い風ではなかった。
・下山時（8時半頃）から小雨が降り始め、双児山の森に入った瞬間（11時）本格的に降り始めた。ギリギリセーフ！

■梅雨時期の晴れ間に行けてラッキーだった！　数日前から日に何度もてんきとくらすでころころ変わる予報を見ては一喜一憂していたが、結局、前日夜の予報どおりの天気だった。梅雨時期の予報で一喜一憂するのはやめることにする。
■てんきとくらす：http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=19150006&type=15&ba=kk

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

■往路
・東京〜仙流荘駐車場（車）：10:00発 14:00着（4時間）
・仙流荘〜北沢峠（バス）：14:15発 15:15着
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
・北沢峠〜仙水小屋（徒歩）：16時着（40分）

■復路
・北沢峠〜仙流荘（バス）：13:10-13:55

コース状況／危険箇所等

・話に聞いていたほどは険しくなかった。むしろ、道は登りやすく、下りも穏やかで歩きやすく、ルートはコンパクトで長すぎず、有難い優しい山だった。見た目いかつくて怖いと思っていたおじさんが、実はジェントルマンだったような感じ（先月権現岳〜赤岳を歩いたばかりのため、比較でそう思うのかもしれないが）。
・命の危険を感じるところはなかった。
・強いて言えば、頂上前の直登は岩が大きいので、身長が低い方は、ところどころ乗り越えるのが大変かも。でも巻道はとても歩きやすいので、そちらを使えば問題なし。
・摩利支天から巻道に戻ってから、石が積み上げてあるところを通過して、谷に間違えて降りてしまった（地図に「沢に迷い込みやすい」と書いてあるところだと思う）。傾斜がきつく足場悪く、一歩歩くたびに大小の石が崩れ落ち、そこ以外は歩きやすい道だったのでおかしいと思ったら、案の定ルートを外れていた。結構進んでしまっていたので、戻るのに体力を消耗した。もし歩きにくい道を歩いていたら、ルートでない可能性大なのでご注意。
・双児山から北沢峠までの森は、ジグザグの緩やかな傾斜で、岩ほぼなしの歩きやすい道。1000mの降りだが、意外に膝に負担なく降りられた。甲斐駒おじさんありがとう。

その他周辺情報

仙水小屋　http://www.japanesealps.net/south/hut/sensui_goya.html

・ご親切にしてくださり、宿泊客が少なかったこともあって、非常に快適だった。どうもありがとうございました。
・梅雨時期の金曜日だったせいか、私たち以外は団体一組（10名強）だけだったので、2階の10畳ほどの部屋を二人だけで使わせていただけた。おかげ様でゆったりできた。
・夕飯時にはテーブルを外に設置してくださり、美しい自然のなかでご飯をいただくことができた。
・トイレは水が随時流れており、悪臭もなく綺麗。
・お水が美味しい！　さすが南アルプス。
・4時半夕飯、8時消灯、3時起床、3時半朝食（全員）。おかげで4時に出発でき、仙水峠の日の出にギリギリ間に合った。小屋の方に感謝。

写真

てんきとくらすの予報どおりの天気だった。

6/22 13:55

仙流荘駐車場

6/22 14:09

かわいいバス停

6/22 13:58

乗車券を買う。往復2340円。

6/22 14:21

観光バスのように運転手さんがマイクで説明してくれた。面白いのに聞き取りにくくて惜しい。

6/22 14:52

歌宿あたりからの甲斐駒ケ岳。この日は快晴。

6/22 15:14

北沢峠でバスを降りたところ。目の前にこもれび山荘。バスの予定15:15ぴったりに到着。

6/22 15:15

ここから仙水小屋までCT40分。夕食が4時半なので遅れたくない。

6/22 15:17

ちょっとだけ砂利道を歩く。

6/22 15:20

チングルマ（かな？今回がんばって花の名前を調べてみた）

6/22 15:27

長兵衛小屋。最近建て直したそうで、綺麗みたい。

6/22 15:33

沢沿いの道を歩く

6/22 15:33

なんて綺麗な水！

6/22 15:34

光に溢れ緑が輝く。とっても気持ちが良い。

6/22 15:37

綺麗…

6/22 15:38

6/22 15:45

桃源郷！　すでに甲斐駒ケ岳が大好きになる。

6/22 15:50

何の花？

6/22 16:02

CT40ほぼぴったりで仙水小屋着。

6/22 16:04

梅雨時期の金曜日だったせいか、宿泊客が少なく、この部屋を二人だけで使わせていただけた。嬉しい！

6/22 16:05

トイレは水が随時流れており、悪臭もなく綺麗。

6/22 16:52

4時半夕飯。外で食べたいと言ったら、テーブルを外に設置してくださった！幸せそうな友人。

6/22 16:52

有名なお刺身。お味噌汁が美味しかった。

6/23 3:33

8時消灯、3時起床、3時半朝食（全員）。

6/23 4:17

おかげで4:10時に出発できた。しばらく森。頂上まで誰にも出会わなかった。最高。

6/23 4:18

森を抜けると、岩の道に。振り向くと、仙丈ヶ岳が赤く染まっている。

6/23 4:19

夏至に近い日だったので、日の出が早く、4:20頃。小屋から仙水峠まではCT40分。何とか日の出が見たくて小走りになる。

6/23 4:23

間に合うかー

6/23 4:32

あと一息！　もう走るしかない

6/23 4:33

何とか間に合った！CT40分を20分で、仙水峠に4時半着。

6/23 4:34

左の影が甲斐駒ケ岳。まだ暗くてよく見えない。

6/23 4:45

駒津峰まで薄暗い森の中の急登を登る。CT1時間半。

6/23 4:57

振り返る。森の中の道だが、たまに展望が開ける。地蔵岳のオベリスクはすぐわかる（写真右端）。

6/23 5:01

ゴゼンタチバナ

6/23 5:18

明るくなり、右手に甲斐駒ケ岳がはっきりと見えるようになった

6/23 5:18

振り返った全体像

6/23 5:20

左後方に仙丈ヶ岳が見えてきた

6/23 5:25

ツマトリソウ

6/23 5:26

コケモモ

6/23 5:30

コイワカガミ

6/23 5:33

キバナノコマノツメ

6/23 5:40

振り返ると、鳳凰山の後ろに富士山が見えて、喜ぶ

6/23 5:42

右手に、ちょうど摩利支天から日の出が登るように見えて、喜ぶ

6/23 5:45

左手に、遠くの山脈が見えて、喜ぶ（中央アルプス？）

6/23 5:45

北岳が見えて来る。北岳ってこんなに尖っているのね。

6/23 5:47

シナノキンバイ

6/23 5:49

振り返った全体像。左から、甲斐駒ヶ岳、鳳凰山、アサヨ峰、北岳、仙丈ヶ岳

6/23 5:52

駒津峰近くで、やっと樹林帯を抜ける

6/23 5:59

駒津峰。CT1時間半を1時間10分で6時着。

6/23 6:00

いよいよ甲斐駒ヶ岳山頂へ

6/23 6:00

後方に仙丈ヶ岳と北岳

6/23 6:01

写真右が前方の甲斐駒ヶ岳。反時計回りに後方へグルっとパノラマ撮影

6/23 6:02

6/23 6:09

ハクサンシャクナゲ

6/23 6:12

この花は何？

6/23 6:03

頂上まで峰歩き。少し上り下りがある

6/23 6:10

6/23 6:15

6/23 6:18

6/23 6:27

6/23 6:16

駒津峰、仙丈ヶ岳を振り返る

6/23 6:36

岩稜直登コースに入る。前に人がいないので落石を気にする必要もない。全体を通じて、命の危険を感じるところはなかった。

6/23 6:38

甲斐駒ヶ岳を愛する友人

6/23 6:46

ズカサクラ

6/23 6:49

コイワカガミ

6/23 6:50

来た道を振り返る。I LOVE 稜線歩き<3

6/23 6:51

左手。北アルプスは槍が特徴的なので、わかりやすい。

6/23 6:51

写真右（前方）の甲斐駒ヶ岳から写真左（後方）へ反時計回り

6/23 6:57

ひとやすみ

6/23 7:01

尖った北岳

6/23 7:03

振り返る。

6/23 7:04

ハクサンイチゲ…かな？

6/23 7:06

イワウメ

6/23 7:07

頂上が近い

6/23 7:11

来た道を振り返る。

6/23 7:11

さらに登る（友人を振り返って見る）

6/23 7:12

雷鳥はニワトリに似ている

6/23 7:16

振り返る

6/23 7:19

頂上が近い

6/23 7:19

振り返る

6/23 7:19

振り返る

頂上前の直登は岩が大きいので、身長が低い方は、ところどころ乗り越えるのが大変かも。でも巻道はとても歩きやすいので、そちらを使えば問題なし。

6/23 7:21

6/23 7:23

振り返る

6/23 7:25

右手後方に富士山が青くくっきり！

6/23 7:26

振り返る

6/23 7:33

駒津峰から1時間半で、7時半頂上到着。仙水小屋からほぼコースタイムどおり（巻道利用の場合CT3時間40分を3時間20分で）。頂上を二人じめ。

6/23 7:31

写真中央が北（左から仙丈ヶ岳、鋸岳、…日向山は見えるのかな？）

6/23 7:34

北西方面

6/23 7:34

東方面（駒ヶ岳神社奥社）。真ん中奥に見えるのは八ヶ岳？右が秩父？

6/23 7:34

八ヶ岳…多分

6/23 7:34

中央アルプス、北アルプス？

6/23 7:35

美しい！

6/23 7:36

左手山頂、右に奥社、摩利支天。奥に左から八ヶ岳？、秩父？、富士山と北岳も見える。

6/23 7:37

左手の黒戸尾根から3人の方々が登ってきた。すごい。

6/23 7:37

美しい！

6/23 7:38

仙丈ヶ岳と友人

6/23 7:51

6/23 7:59

これが鋸岳かな？

6/23 8:00

6/23 8:07

頂上で約40分過ごす

6/23 8:12

去りがたいが、駒ヶ岳神社奥社へ向かう

6/23 8:15

駒ヶ岳神社奥社

6/23 8:16

お墓みたい

6/23 8:25

巻道を降りる。前方に摩利支天

6/23 8:29

良く踏まれていて、びっくりするほど歩きやすい。

6/23 8:39

摩利支天へ。

6/23 8:41

9時近くなって予報どおり雨が降ってくる。

6/23 8:51

摩利支天着。CT10分どおり。

6/23 8:52

6/23 8:53

バックに山頂

6/23 8:53

6/23 8:53

摩利支から見える甲斐駒ヶ岳と黒戸尾根がかっこよかった。

6/23 8:54

巻道に向かって、来た道を戻り始める。

6/23 8:54

黒戸尾根。剣が二本ささっているのが見えた

6/23 8:54

黒戸尾根。こんなに長い道をよく往復するなあ

6/23 8:58

6/23 8:58

6/23 9:22

摩利支天から巻道に戻り、この石が積み上げてあるところを通過して、うっかり間違えて谷に降りてしまった（地図に「沢に迷い込みやすい」と書いてあるところだと思う）。傾斜がきつく足場悪く、一歩歩くたびに大小の石が崩れ落ち、そこ以外は歩きやすい道だったのでおかしいと思ったら、案の定ルートを外れていた。結構進んでしまっていたので、戻るのに体力を消耗した。

6/23 9:23

間違えた道からよじ登ってルートに戻ると、やっぱりすごく歩きやすい道。歩きにくい道は、ルートでないということだ。

6/23 9:27

サイみたいな六万石と駒津峰が見える

6/23 9:29

トナカイみたいな木

6/23 9:29

寄せ植えみたい

6/23 9:53

6/23 9:57

歩いた道を振り返る

6/23 10:18

駒津峰を越えて、双児山へ向かう

6/23 10:21

一度降りて、双児山へ登り返す

6/23 10:22

6/23 10:28

6/23 10:46

何の花？

6/23 10:55

双児山頂上。登り返すところから頂上までは、林の中で視界なし。頂上も特に視界なし。

6/23 11:07

雲がムクムク上がってくる。

6/23 11:11

頂上から森へ入るところで、雨が本降りに。ギリギリセーフ！

6/23 11:15

双児山から北沢峠までの森は、ジグザグの緩やかな傾斜で、岩ほぼなしの歩きやすい道。膝を守るために、ゆっくりゆっくり降りる。1000mの降りだが、意外に膝に負担なく降りられた。

6/23 12:28

コケが美しい

6/23 12:31

難なく北沢峠に12時半下山。

6/23 12:34

こもれび山荘は残念ながらランチをやっていなかったが、美味しいコーヒーをいただけた。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 水2L 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 ストック

感想

rena3tky

甲斐駒ヶ岳は以前からとっても登ってみたかった山。梅雨の切れ目に、人気がないなかで登ることができて、本当に幸運だったと思う。どこをとってもとても美しく、大好きな山になった。またいつか登りたい。

コメント

also

甲斐駒はいいですね
rena3tkyさんこんにちは。
インスタと合わせてフォローありがとうございますm(__)m
天気も併せて静かな山行だったのではないでしょうか。
帰り際通った仙水小屋は薄明るくて砂漠のオアシスに見えました。
花も増えてきていい雰囲気になりましたね(*´Д｀)
お疲れさまでした！

rena3tky

本当いいですね！
おおっ、人外もののけalsoさん！alsoさんは金曜だったんですね。ニアミスですね。快晴のお写真素晴らしいです。あの距離を24時間で、ペース0.5って…。歩いてる姿をいつか拝見してみたいです！お疲れ様でした^ ^