甲斐駒ケ岳【56.8】リタイア寸前の黒戸尾根。

2025年08月17日(日) [日帰り]

• GPS: 12:02
• 距離: 19.2km
• 登り: 2,501m
• 下り: 2,514m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:27
• 休憩: 1:32
• 合計: 11:59

4:33 尾白川渓谷駐車場
4:38 白州観光尾白川渓谷キャンプ場
5:47 5:52 一合目
6:21 6:22 笹の平分岐
6:40 6:43 二合目
7:40 三合目
7:43 刃渡り
8:01 8:12 刀利天狗
8:42 五合目小屋跡
8:45 8:51 屏風小屋跡
9:12 9:19 六合目
9:32 9:41 七丈小屋
9:47 9:53 七合目
10:34 八合目御来迎場
11:02 11:09 九合目
11:30 11:31 駒ヶ岳神社本宮
11:36 12:09 甲斐駒ヶ岳
12:13 駒ヶ岳神社本宮
12:29 九合目
12:49 八合目御来迎場
13:07 七合目
13:13 13:14 七丈小屋
13:25 六合目
13:45 屏風小屋跡
13:49 五合目小屋跡
14:18 14:19 刀利天狗
14:33 14:34 刃渡り
14:36 三合目
15:13 二合目
15:27 笹の平分岐
15:43 一合目
16:27 竹宇駒ヶ岳神社
16:32 尾白川渓谷駐車場

天候

晴れ。周辺には雲多い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場を利用。朝4時過ぎの到着で、まだまだ余裕ありました。日中は川遊びの車も増えて路駐が生じていた様子。

コース状況／危険箇所等

道そのものは非常に分かりやすいので、道間違いのリスクは少なそうです。ただし、登山道はだいぶ傷んでいるようでした。部分的に補修が進められているようでした（ありがとうございます）。
後半になるとハシゴ・鎖が多くなってきます。難易度的にはそこまで高くはないものの、気を付けて通過しなければデス（←ダブルミーニング）。鎖場の中には、ホールド箇所が少なく鎖に頼りきりになってしまうところも多々ありました。腕力も残しておかないと。

その他周辺情報

尾白の湯を利用。830円。良いお湯でしたが、家族連れでごった返していました（夏休みですもんね〜）。

写真

8/17 4:34

予定より30分早く、4時半にスタートできました。家から近いのはやはり楽です。

8/17 4:40

同じくらいに活動している方多数。このつり橋を渡っているときに、ワイヤーの上を器用に歩く動物（タヌキ？）と目が合ったのですが、すぐにどこかへ行ってしまいました。

8/17 5:27

今日は無理なく日帰りできそうな場所を選んだつもりだったのだけれど、なんだろう、足が重いです…。

8/17 5:32

このところの暑さで夜も熟睡感がないし、疲れが溜まっているのかしら。

8/17 5:47

1合目！1時間以上歩いて1合目！！
……今日のために昨夜はハイカロリーな夕食を摂ってしまったので、何とかその分くらいは消費したいけど…どこまで行けるだろうか。

8/17 5:47

笑顔に励まされます。とにかく、行けるところまで行ってみよう。何度も来ている場所ですから、Uターン時の心理的負担は小さいハズです。

8/17 6:21

笹の平分岐。駒ケ岳神社からのルートも気になっていますが、ヤマビルがいるそうなので敬遠してしまってます。

8/17 6:21

いつも登りでは追い抜くことの方が多いのですが、今日は追い抜かれること多々。

8/17 7:40

3時間以上かけて3合目。標準タイムよりは早く歩けているものの、この先のハシゴ・鎖場で時間を取られてしまうと思うので、気持ち的にはけっこう焦ってしまいます。

8/17 7:44

刃渡りは問題なく通過。

8/17 7:47

甲斐駒ヶ岳は、これまでお天気・眺望に恵まれたことがないのですが、今日はどうかな〜。

8/17 7:58

ハシゴが出てきましたが、ここらのはまだ本格的でないので大丈夫。濡れていなかったのもラッキーでした。

8/17 8:04

4合目。上がった息が収まらない。限界が来る前に、よきタイミングでリタイアかなぁと考え始めています。

8/17 8:04

なんにしても、様子を見ながらですね。

8/17 8:43

五合目小屋跡。前回はここで仮眠を取った気がします。そしてそのまま甲斐駒ヶ岳・アサヨ嶺・地蔵岳とめぐって御座石鉱泉に抜けたとか、自分のことながら信じられません。

8/17 8:45

屏風小屋跡。ここからハシゴ・鎖が本格的になります。

8/17 8:47

疲れた疲れてないかは関係なく、とにかく慎重に移動しないと。

8/17 9:09

それにしてもハシゴが多いです。いつから整備されているんでしょうね。信仰の山とはいえ、これらが無かったらと思うとかなり険しい山になると思います。

8/17 9:13

かなり刃こぼれしておりました。

8/17 9:31

七丈小屋。だいぶ標高が上がってきているので、このまま山頂踏めるだろうか。

8/17 9:44

テント場にテントはなかったですが、休憩している方々が数名。すでに下山に入っている方々が、この後山頂に向かって北沢峠に抜ける方々かなぁ。

8/17 10:03

もうどこでUターンしてもよいと思っているのだけれど、騙し騙しで前に。

8/17 10:06

ザレた岩場は神経使います。

8/17 10:10

偽ピークかもだけど、先が開けてちょっと気持ちが上がってきます。

8/17 10:18

数歩毎に足が止まってしまいますが、たぶんもう少しの頑張りで山頂になるはず。

8/17 10:26

フゥフゥ、ちょっと一休み。20℃ほどあるようだけど、風が強く吹くとけっこう寒いです。

8/17 10:34

お隣の、鋸岳かな（←お隣なのにまだあんなに遠いということは、甲斐駒の山頂はまだ先ということに、疲れのせいかまだ気が付いていない）。

8/17 10:40

いつものやつ。

8/17 10:56

その先も、段差の大きな岩場が続きます。

8/17 11:02

8/17 11:25

ヘロヘロのフラフラですが、予定より30分早くスタートしたこともあり、計画と同じくらいの時間で登頂できそうです。

8/17 11:26

今度こそ山頂かな。人が見えます。

8/17 11:31

駒ヶ岳神社本宮。もう、限界。

8/17 11:32

早く着いたら、摩利支天まで行きたかったんだけどな〜。今回もお預けです。

8/17 11:35

なんとかかんとか、甲斐駒ヶ岳の山頂に到着です！新しくなった山表をパシャリ。

8/17 11:36

裏側は「東駒ケ岳」。

8/17 11:37

山頂は晴れているものの、周囲には雲があって、ほかの山々はあまり見えず。

8/17 11:37

まぁ仕方がありません。とりあえず食事休みをしてから下山にしましょう。

8/17 11:51

安かったので買ってみた新たな耐熱テーブル。軽いけど収納時にちょっとかさばります。バーナー用の穴が開いてるのはポイント高し。ちなみに最近の食事はカレーorカレー味が多いです。食欲なくてもスパイスの香りで何とか食べられそうなので（←山で食べられなかったことなど無いクセに）。

8/17 12:10

さて、少し休めたので、下山しましょうか。帰りも長いですからね〜。

8/17 12:25

クジラとイルカ。

8/17 12:26

8/17 12:42

通過した後ですが、毎回、この鎖場に難儀します。高さがある上に、左型の岩が頭上の邪魔になるので、非常に通過しにくいのです。

8/17 12:48

地蔵岳のオベリスク。一日であそこまで行ってきたとか、ホント信じられません。体調って大事ですね〜。

8/17 12:49

こちらは反対側の鋸岳。

8/17 13:09

七丈小屋まで戻ってきました。テント場にテントが2張り。居住性のよさそうなテント、いいなぁ（←いつもツェルト泊の人）。

8/17 13:21

鎖・ハシゴは下りでさらに集中して。

8/17 13:48

五合目を過ぎて、ちょっと登り。苦しいけれど、ここを登ってしまえばあとはほぼ下りのみです。

8/17 14:05

だいぶ緩やかになってきました。もう下りのみになったかな。

8/17 14:18

少しだけ鎖・ハシゴが残っていますので、最後まで油断せず。

8/17 14:30

（下山ルートに入ってから）雲が晴れてきましたね〜。

8/17 14:32

八ヶ岳もお姿を見せてくれました。

8/17 14:41

自作ドリンクパウダー。まとめて8袋くらい作っておいたので、心おきなく使えます。ちなみに美味しくは無いです。

8/17 15:03

登山道を整備してくださっている方々がいました。5〜6名＋1匹で作業に当たっておられました。本当にありがたいですね。

8/17 15:09

上が登山道（と補助ロープ）。下はずいぶんえぐれてしまっています。こんな場所が多々あるので、補修が必要なんですね。

8/17 15:12

往路では「こんなところでキャンプなんて非常識な…」なんて思ってしまったのですが、作業をされている方々のベースキャンプだったのですね。

8/17 15:27

疲れたよう。最後の方まで傾斜はそれなりです。

8/17 16:16

尾白川渓谷の分岐（上）まで下りてきました。あと少しです。

8/17 16:22

尾白川渓谷の分岐（下）。川もすぐそこ。

8/17 16:25

吊り橋まで来ると、川遊びの方々もたくさんです。外国の方も多かったです。

8/17 16:25

何とか明るいうちに下山できてよかった。

8/17 16:26

無事の下山に感謝。

8/17 16:32

駐車場の車はだいぶ減っているようでしたが、日中は路駐が出るほどの込み具合だったようです。
今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

撮影機器：

A403SH SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。夏野菜はとりあえず炒めて食べればたいてい美味しいですが、やっぱり道の駅でたまに見かける巨大なズッキーニが一番嬉しい pumi3 です。

この土日は土曜日にお天気が悪かったので、山行は日曜に。となると翌日は仕事なので、あまり無理はしたくありません。近場でサクッと歩ける場所は…お天気もよさそうなのは…という複数の条件で考えて、今回は甲斐駒ヶ岳を選択です。早朝に家を出ても、1時間程度で登山口に到着なので、車中泊せずに山行可能なのもポイント高いです。
ところがですね、いざ歩いてみると、なんだか今回は歩くのがつらい…。何度か歩いたことのある道ですが、こんなにしんどいのは初めてです。そういえば、笹山を歩いた時にも似たように辛くなったことがありますが、う〜ん、これっていったい何なんでしょう。まぁ私の場合、運動をしていた学生時代から、自分の体調については比較的鈍感だったので、自覚なく疲労が蓄積していたのかもしれませんが…。
原因は自分でも分かっていませんが、まさか先週の山行で咬まれてしまったマダニの影響？ではないことを願うばかりですが、とにかく体のメンテナンスをきちんとしないと、来週の山行に影響出てしまいますね〜。

次回は快適な山行ができますように。