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記録ID: 1511473
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ハイキング
甲信越

七面山〜数百人の修験者が集う神聖な山〜表参道コース

2018年06月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:56
距離
21.1km
登り
2,070m
下り
2,064m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:24
休憩
1:22
合計
7:46
9:42
9:42
45
12:05
12:10
127
14:17
14:25
2
14:27
14:29
2
14:31
14:31
7
14:38
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・表参道入口の羽衣地区スタート
・表参道入口脇の駐車場は10台程度のスペース。7時前の時点で既に満車。川沿いに広い駐車場があるので心配なし。
コース状況/
危険箇所等
敬慎院までは傾斜の緩やかな幅の広い参詣道がひたすら続く。1200mの標高差は想像以上にこたえる。
登山口手前の春木屋旅館前。主に修験者の方が泊まるのかな?
登山口手前の春木屋旅館前。主に修験者の方が泊まるのかな?
登山口のトイレ。キレイです。
登山口のトイレ。キレイです。
登山口脇の駐車場。10台くらいで一杯。帰りに見たら、道路脇に止めている車がいた。
登山口脇の駐車場。10台くらいで一杯。帰りに見たら、道路脇に止めている車がいた。
序盤は赤い肌の木が出迎え。朱塗りの鳥居の代わり見たい。
序盤は赤い肌の木が出迎え。朱塗りの鳥居の代わり見たい。
20人ほどの修験者が集合。この方々がものすごい集団になって登るとは、この時は知る由もなし。
20人ほどの修験者が集合。この方々がものすごい集団になって登るとは、この時は知る由もなし。
二丁目の神力坊。登山口からすぐ着きます
二丁目の神力坊。登山口からすぐ着きます
神力坊の休憩所。
神力坊の休憩所。
各種飲み物を販売。左手には冷やしトマト。
各種飲み物を販売。左手には冷やしトマト。
神力坊裏手からの眺め。
神力坊裏手からの眺め。
神力坊。合掌。
ホタルブクロ
登りやすいが、見晴しのきかない同じ風景が延々と続く
登りやすいが、見晴しのきかない同じ風景が延々と続く
肝心坊に到着。合掌。
肝心坊に到着。合掌。
神力坊と同じく、長椅子がたくさん
神力坊と同じく、長椅子がたくさん
営業時間前
ユキノシタ
バス停のような休憩所が一定の間隔で設置されています
バス停のような休憩所が一定の間隔で設置されています
霧が立ち込めてきた。と言うか、雲の中に入った。
霧が立ち込めてきた。と言うか、雲の中に入った。
ちょっと変わったツツジ?変わり種か?
ちょっと変わったツツジ?変わり種か?
中適坊・23丁目
ここも、長椅子がたくさん。
ここも、長椅子がたくさん。
休憩所の中は札だらけ
休憩所の中は札だらけ
湿度が高くて汗が凄い
湿度が高くて汗が凄い
やっと25丁目。半分まで来た
やっと25丁目。半分まで来た
時折、幻想的な風景に出会う
時折、幻想的な風景に出会う
展望台からの眺めは真っ白。帰りに期待
展望台からの眺めは真っ白。帰りに期待
水滴の付いた蜘蛛の巣がいたるところに
水滴の付いた蜘蛛の巣がいたるところに
晴雲坊・36丁目。この時は静まりかえっているが、帰り道で修験者のものすごい集団に埋めつくされました。
晴雲坊・36丁目。この時は静まりかえっているが、帰り道で修験者のものすごい集団に埋めつくされました。
ポカリ故障中で残念。
ポカリ故障中で残念。
オダマキ
ギンリョウソウ!
蝶ヶ岳以来
ギンリョウソウ!
蝶ヶ岳以来
ようやく雲の上に出たみたい。立派なブナに感動
ようやく雲の上に出たみたい。立派なブナに感動
キノコ多し
派手派手なキノコ。花が少なく、登山道を彩る貴重なカラー
派手派手なキノコ。花が少なく、登山道を彩る貴重なカラー
何と言うところか分からずだが合掌
何と言うところか分からずだが合掌
湿度が低くなり、気持ち良い風が吹くようになる
湿度が低くなり、気持ち良い風が吹くようになる
和光門に到着。想像以上に立派な門に驚く。
和光門に到着。想像以上に立派な門に驚く。
和光門から少し登ったところから振り返り見る。広々とした参道に清々しい風が吹き抜けて気持ち良い!
和光門から少し登ったところから振り返り見る。広々とした参道に清々しい風が吹き抜けて気持ち良い!
鐘楼。こちらも立派。登詣者は自由に鳴らして良いらしい。連打不可の注意書き。さっき別の方が鳴らしたばかりだったので遠慮する。
鐘楼。こちらも立派。登詣者は自由に鳴らして良いらしい。連打不可の注意書き。さっき別の方が鳴らしたばかりだったので遠慮する。
鐘楼脇の手水舎。冷えた水が喉に染みて最高。本来、身を清めるためのものだと思うがゴクゴク飲んでしまった。
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鐘楼脇の手水舎。冷えた水が喉に染みて最高。本来、身を清めるためのものだと思うがゴクゴク飲んでしまった。
鹿登場!あまり人を怖がらない。すぐ近くを通過して行った。
鹿登場!あまり人を怖がらない。すぐ近くを通過して行った。
随身門。立派です。
随身門。立派です。
随身門前の展望台。富士山見えーず残念 (ToT)
随身門前の展望台。富士山見えーず残念 (ToT)
甲府盆地方面。雲海に覆われてます
1
甲府盆地方面。雲海に覆われてます
鹿の一家。
バンビ2頭
逃げません。しばしこの場所で見守ってみる
逃げません。しばしこの場所で見守ってみる
声をかけて、こっちを向いてもらいました。
声をかけて、こっちを向いてもらいました。
正面に七面山が見えた!
左手は荷物運搬用ケーブルの荷下ろし場か。なぜかナンバーのない軽自動車が止まってた。どうやって運んだの?
正面に七面山が見えた!
左手は荷物運搬用ケーブルの荷下ろし場か。なぜかナンバーのない軽自動車が止まってた。どうやって運んだの?
バックホーまであるし。下界から続く林道はないはずだけど・・・
バックホーまであるし。下界から続く林道はないはずだけど・・・
七面山山頂に向かう。最初は緩やかで快適な道。
七面山山頂に向かう。最初は緩やかで快適な道。
登山道からちょっと脇道を進んで、大がれを眺めてみる。これまでの穏やかな雰囲気から一転、高山である事を思い知らさせた感じ。
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登山道からちょっと脇道を進んで、大がれを眺めてみる。これまでの穏やかな雰囲気から一転、高山である事を思い知らさせた感じ。
途中、辛うじて富士山の頭が見えた。この日、唯一の富士山ショットになった。
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途中、辛うじて富士山の頭が見えた。この日、唯一の富士山ショットになった。
倒木に付いた苔から次世代の芽吹き。
倒木に付いた苔から次世代の芽吹き。
七面山山頂に到着!眺望はないが、静かな空間。
七面山山頂に到着!眺望はないが、静かな空間。
三角点タッチ
上空は爽やかな初夏の空。
上空は爽やかな初夏の空。
先ずコーヒーから始めよ。居心地がよく1時間過ごす。
山頂まで来る人は少ないらしい。登頂してから敬慎院に戻るまで誰にも会わなかった。
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先ずコーヒーから始めよ。居心地がよく1時間過ごす。
山頂まで来る人は少ないらしい。登頂してから敬慎院に戻るまで誰にも会わなかった。
下山開始。新緑が素晴らしい
下山開始。新緑が素晴らしい
随身門に戻る。門の向こうに敬慎院。
随身門に戻る。門の向こうに敬慎院。
敬慎院への下り。これほどの立派な建物がここにあるとは驚き
敬慎院への下り。これほどの立派な建物がここにあるとは驚き
本殿。素晴らしい。合掌。
本殿。素晴らしい。合掌。
池大神宮
敬慎院境内と七面山。
下山します
敬慎院境内と七面山。
下山します
下山の道中、花が少なくキノコは貴重な色彩
下山の道中、花が少なくキノコは貴重な色彩
参道いっぱいに広がる根っこ
参道いっぱいに広がる根っこ
2丁目神力坊の下駄
2丁目神力坊の下駄
無事下山。お疲れでした
無事下山。お疲れでした
登山口脇の案内板。ザックリ感に味がある
登山口脇の案内板。ザックリ感に味がある
登山口下の宿。修験者の方々が泊まっていたかも。
登山口下の宿。修験者の方々が泊まっていたかも。
白糸の滝とお萬様の像
白糸の滝とお萬様の像

感想

とてもユニークな山行でした。

一番驚いたのは、修験者の方々の大集団。数百人規模の団体が2グループ。皆、白装束に身を包み「ナム、ギョウ、ホウ、レン、ゲイ、キョウ」と声を合わせて登ってくる一団に圧倒されます。リーダーらしい方は拡声器を使っているので山中に題目が響きます。下山時のすれ違いでは我々のために一斉に止まって頂き恐縮しまくり。何度もすみませんを繰り返してやり過ごしました。
これで終わったかと思ったら、また題目が・・・。今回は晴雲坊で待機。
すると、次々と修験者がやってきて、広いと思っていた晴雲坊はあっという間に満員御礼。年配者が多いと思いきや、若い方、しかも女性が多くて驚きました。

二番目に驚いたのは、1200mも登った先に、これほど立派な寺院があるとは信じられませんでした。あれだけ多くの修験者が目指すのもわかる気がします。
境内の周囲にはたくさん鹿がいます。あまり人を怖がらず、近づくことができます。一心不乱に草を食む姿は見飽きません。

肝心の山行ですが、そのほとんどは幅の広い傾斜が緩やかな参道歩き。1200mの標高差の割には、早く登れたと感じました。ただ、霧が立ち込める中腹の登りは湿度が高くて大量の汗をかき、とても苦しい思いをしました。

登山道ぽいのは、敬慎院から頂上までの200〜300mほど。眺望なき山頂を目指す人は少なく、多くの人は敬慎院が最終目的地。むしろ山頂に行く方が変わり者かも。

この山は信者が参詣する場所であって、我々のようにピークハント目的で行くのは、ちょっと場違いな感じがしました。

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ハイキング 関東 [2日]
七面山表参道(宿坊敬慎院泊)往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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