四阿山〜根子岳（菅平牧場左回り周回）

2018年07月01日(日) [日帰り]

• GPS: 06:33
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,010m
• 下り: 999m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:17
• 合計: 6:31

5:54 菅平牧場登山口
5:58 5:59 中四阿道登山口
6:48 6:49 小四阿
7:31 7:32 中四阿
7:53 7:54 長池分岐
8:01 8:03 四阿山・根子岳分岐
8:29 9:10 四阿山
9:20 9:20 四阿山・根子岳分岐
9:59 9:59 大スキマ
10:50 11:20 根子岳
12:09 12:09 東屋
12:24 12:24 菅平牧場登山口
12:25 ゴール地点

天候

早朝は山頂付近に雲がかかっていたが、その後は快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越自動車道 上田菅平ICから。菅平牧場へ駐車しました。駐車料（入山料）は帰りにゲートにて200円。下山時には路肩駐車もありましたが、満杯ではない感じです。

コース状況／危険箇所等

■四阿山登山口〜四阿山・根子岳分岐まで
歩き始めは牛がいる牧場脇から。その後樹林帯の笹の中を抜けていきますが、歩きやすい登山道です。高度があがってくるとところどころの登山道脇広場から八ヶ岳方面が見えてきます。
■四阿山・根子岳分岐〜四阿山山頂〜四阿山・根子岳分岐
徐々に樹林帯を抜け低木（笹）の登山道になります。途中植生保護のための階段もあり。
■四阿山・根子岳分岐〜根子岳
まずは激下り。前日か明け方に降雨があったらしく、ヌルってます。ここは耐えて慎重に下るしかないです。1時間弱くだると天国のような笹野原（?)。その後そこそこの登りになり、2つほど偽ピークを過ぎると根子岳に到着します。根子岳直下は一箇所道が崩落している箇所があるので、慎重に。
■根子岳〜菅平牧場
さすがの花の百名山。いろいろな種類の花に癒やされながら、ひたすら下ります。思ったより時間がかかる。

その他周辺情報

ふれあいさなだ館で日帰り温泉。単純アルカリ泉。露天風呂もあり。
八ヶ岳のキュウリ5本入り100円とかお野菜がお買い得！

写真

7/1 5:58

四阿山〜根子岳間を激登とするか激下りとするかはアナタ次第。私は激下りを選択し反時計回りでまずは四阿山から。

7/1 6:02

しばらくは樹林帯。異例の6月梅雨明けですが、暑い暑い。

7/1 6:10

大明神沢を渡渉します。水の流れが豊か。

7/1 6:12

あと3.5Kmですね。軽い軽い。

7/1 6:16

アヤメですね。このくらいの高度にたくさん咲いてました。とまっているのはアブか？

7/1 6:25

ところどころ樹林が開けて見通しがよくなる。

7/1 6:25

…かと思った笹薮。まぁ大したことはありません。

7/1 6:50

南の方角ですね。おそらく浅間方面。

7/1 6:50

まだ山頂はガスに覆われています。まぁ、登っているうちに晴れるでしょう。

7/1 6:51

ええと、なんですか？ムラサキヤシオツツジ？レンゲツツジ？
この後花は数多く撮ってますが、残念ながら名前に自信なし。
順次分かり次第追記します。

7/1 7:00

虫類もモリモリ活動しています。

7/1 7:04

テガタチドリですか。

7/1 7:05

こっちはノビネチドリか。

7/1 7:05

ツツジであることは確かだと思います。

7/1 7:07

そして虫。こちらはなにかアゲハチョウの幼虫なのでしょうか。

7/1 7:24

おお、おそらく長野市のあたりの向こうに北アルプスの霊峰がみえてきました。

7/1 7:24

これは妙高とか？いやきっと違うな。
高妻山？？？

7/1 7:31

またも虫。

7/1 7:34

これは？
→ ゴゼンタチバナとのことです

7/1 7:37

7/1 7:42

7/1 8:03

根子岳との分岐の広場に到着です。昼飯にするにはちょっと人通りが多いなぁ。

7/1 8:07

お、富士山だね。

7/1 8:14

四阿山へ向かうStairway to Heaven。

7/1 8:22

ほぼ山頂の長野側の祠です。

7/1 8:22

すっかり山頂からガスが晴れています。きれいだ。

7/1 8:24

よっしゃ、登頂！群馬側の祠は長野側からすぐのところにあります。山頂は絶景！ですが、ちょっと先の三角点を目指しました。

7/1 8:35

三角点ゲット。三等ですね。

7/1 8:35

三角点にはモバイルなお地蔵さんもいらっしゃいました。

7/1 8:36

三角点付近からから臨む四阿山山頂。結構高度感ある山頂だなぁ。

7/1 8:38

四阿山山頂に戻ってきて、再度富士山！
ちょうどこの日は富士山山開きで明け方は賑わってたようですね。
私は人がたくさんいるのは苦手なので、ここ四阿山が心地いい。

7/1 8:42

7/1 8:47

しばらく絶景を堪能。あいつは槍だな！
雲の状態が絶妙で北アルプスの雄大な山々がちょうどこの時間帯だけ見えていた模様。この後根子岳についたころには雲に覆われていました。

7/1 8:48

鹿島槍、五竜、唐松方面だと思う。

7/1 8:48

7/1 8:48

7/1 8:49

白馬三山かなぁ。

7/1 8:49

7/1 8:49

7/1 8:50

7/1 8:50

7/1 8:50

7/1 8:50

これは浅間山方面ですね。

7/1 8:51

龍が飛んでそうだ。

7/1 8:51

八ヶ岳(?)の向こうに富士山。

7/1 9:08

群馬側の祠です。最近新調したのかな？まだ銅板の屋根とかがピカピカ。

7/1 8:52

こちらは根子岳。その向こうは須坂市の市街？
さて、山頂も満喫したので次の根子岳に向かいます。

7/1 9:23

で、念願(?)の激下りのスタート！

7/1 9:27

つか、摩擦がない世界はダイっきらいなんだよなぁ、ホントは。しかも虫だらけだし。でも、めげずに慎重にくだって、今回は尻もちは無しでした。

7/1 9:55

おー、なんだこの牧歌的風景は。

7/1 9:55

空が青い！

7/1 10:06

7/1 10:06

振り返って四阿山方面。

7/1 10:12

後はひたすら根子岳へ。

7/1 10:13

頂上？と思ったら偽ピークその1。

7/1 10:21

ツツジにも笑われる。

7/1 10:29

イワカガミですね。わかります。

7/1 10:32

根子岳直前。この付近に登山道が一部崩落している部分があるので、通過はご注意。

7/1 11:13

到着！花の百名山、根子岳。
「ねこだけ」は根子岳、猫嶽…などなどいろんな当て字がされている模様。

7/1 10:51

ここでメシ！すでに富士は雲でかくれて見えなくなっているので、せめて日本メシを眺めることに。

7/1 10:50

食後のプラム！
フルーツのクエン酸が疲れた体に無茶苦茶染み込む！

7/1 11:11

ここは広い山頂ですね。それに青空！

7/1 11:12

山頂をかなり満喫しました。名残惜しいのですが、そろそろ下ることにします。

7/1 11:15

7/1 11:29

下りは花のオンパレード。こんなに花の種類が多いのは私は始めてですが、近年は笹に侵食されて花の種類が減っているらしい。温暖化の影響なんでしょうか……

7/1 11:33

ツツジ

7/1 11:35

7/1 11:36

綿帽子状の花？種子？

7/1 11:45

登山道からちょっと入ったところに八合目の石碑。八合目以外は見当たらなかったのですが、あったのかなぁ。

7/1 11:55

ダケカンバも夏を迎えて葉を茂らせています。

7/1 11:56

えー、結構下ったと思ったのに、まだこんだけ？

7/1 12:10

アヤメ

7/1 12:13

アヤメと全く同色のこれはアザミなのか？
→ ウツボグサ とのこと。

7/1 12:15

牧場が近くなってくると低山のいろんな花が増えてきます。
低山っていっても1700メートルとかですが。

7/1 12:19

7/1 12:22

7/1 12:22

7/1 12:22

7/1 12:22

7/1 12:32

下山です。牛さんがのどかに待っていてくれました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル フリース 長袖シャツ ズボン Tシャツ タオル ソックス グローブ 帽子 コッヘル バーナー チェーンアイゼン 水筒 お尻マット コンパス ファーストエイドキット 雨具 ツェルト ヘッドランプ ロングスパッツ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター ストック 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 老眼鏡 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯

感想

ミハラシ

今年は思いもよらぬ6月中の梅雨明けとなりましたが梅雨明け記念に百名山の四阿山と花の百名山の根子岳を周回コースで回ってきました。この山域火山由来で四阿山と根子岳は四阿カルデラの縁になるですね。むちゃくちゃ大きい火山だ。
下界は梅雨明けそうそうの極暑に見舞われたらしいですが、さすが2000mを越えてくると結構風もありとても気持ちいのいい山行となりました。
このコース、ピークは2つ踏めるしルートも樹林あり、森林限界あり、激下りあり、牧歌的風景ありと、コンパクトながら非常に楽しめ、かなり満足度高かったです。

いや、でも雪山で来るともっと楽しいんだろうなぁとまたこれ夢想するわけですね。