弥陀ヶ原から花の百名山 "月山" へ

2018年07月01日(日) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 12.8km
• 登り: 597m
• 下り: 615m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:02
• 合計: 4:45

8:20 八合目 弥陀ヶ原
8:34 8:34 御田原参籠所
9:32 9:32 一ノ岳
9:38 9:38 たたみ石
9:54 9:54 九合目 佛生池
10:07 10:07 行者返し
10:44 10:46 月山
11:29 11:29 月山
11:58 11:58 行者返し
12:08 12:08 九合目 佛生池
12:17 12:17 たたみ石
12:21 12:21 一ノ岳
12:48 12:48 御田原参籠所
12:56 12:56 八合目 弥陀ヶ原
13:05 ゴール地点

天候

晴れ/山頂はガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■弥陀ヶ原の駐車場は午前8時の時点ですでに満車。路上駐車となってしまいました。

コース状況／危険箇所等

■危険箇所は特になし。ところどころで雪渓が出てきますが、アイゼンはなくとも上り下りできます。

写真

7/1 8:21

月山8合目"弥陀ヶ原"の駐車場は満車でした。駐車場のキャパが少ないのかなぁ・・・

7/1 8:26

遠く日本海を望む。

7/1 8:27

ニッコウキスゲはまだパラパラ咲いてる程度。

7/1 8:28

木道を辿ります。

7/1 8:29

ウラジロヨウラク

7/1 8:34

コバイケイソウは今が見頃

7/1 8:36

御田ケ原参籠所

7/1 8:38

スダヤクシュ

7/1 8:39

ここのミズバショウはこれからだ。

7/1 8:40

雪田の向こうに月山。

7/1 8:41

鳥海山は雲がかかっている。

7/1 8:42

チングルマとイワカガミ

7/1 8:46

弥陀ヶ原には大小の池塘が点在している。

7/1 8:47

池塘と月山

7/1 8:48

イワイチョウ

7/1 8:51

さて晴れてるうちに山頂まで行きたいところだが。

7/1 8:53

ワタスゲ

7/1 8:54

ワタスゲの中の木道を行きます。

7/1 8:57

池塘と鳥海山。ワタスゲが風に揺れて何とも清涼感があります。

7/1 9:08

アカモノ

7/1 9:12

ニッコウキスゲ

7/1 9:15

無量坂を行きます。

7/1 9:33

まだところどころ雪が残っていて、渡る風が涼しい。

7/1 9:43

ミヤマキンポウゲ・・・葉を見るとやっぱりキンバイか。

7/1 9:49

イワカガミ

7/1 9:51

チングルマ

7/1 9:52

この辺りはお花畑。

7/1 9:52

綿毛のチングルマ

7/1 9:53

青空をバックにコバイケイソウの白が映えます。

7/1 9:55

ウサギギク

7/1 9:55

月山9合目にある仏生池小屋。

7/1 9:58

カタツムリは久しぶりに見た。

7/1 9:58

ウズラバガッサンチドリ

7/1 10:00

ヨツバシオガマ

7/1 10:01

ヒナウスユキソウが出てきた。後ろはイワベンケイとキンバイ。

7/1 10:02

仏行池小屋を振り返る。

7/1 10:10

ヒナザクラ

7/1 10:11

コバイケイソウ

7/1 10:11

ミヤマカラマツ

7/1 10:20

行者ヶ原の池塘群

7/1 10:30

残雪と緑のコントラストが美しい・・・でも上空には鉛色の雲が広がってきた。

7/1 10:30

山頂方面はガスだね。

7/1 10:32

ヒナウスユキソウ

7/1 10:34

木道の敷かれた大峰付近。

7/1 10:39

山頂直下はまだ雪が残っている。

7/1 10:46

三角点。

7/1 10:49

月山神社の社殿下に出た。

7/1 10:50

ショウジョウバカマ

7/1 11:03

ハクサンイチゲ

7/1 11:05

コフキゾウムシ発見。水色の綺麗なゾウムシです。

7/1 11:06

アオノツガザクラとイワカガミ

7/1 11:08

ハクサンハタザオ

7/1 11:09

ミヤマキンバイ

7/1 11:13

ヒナウスユキソウ

7/1 11:24

頂上小屋

7/1 11:24

ホソバイワベンケイ

7/1 11:26

時季限定のクロユリ。数は少なく全部で10個くらいしか発見できなかった。

7/1 11:31

さて下山。すっかりガスってます。

7/1 11:40

コケモモ

7/1 11:41

キスミレ

7/1 11:42

ミヤマシオガマ

7/1 11:44

チングルマとイワカガミ・・・このセットが多い。

7/1 11:45

雪田から水蒸気が発生している。

7/1 11:47

生まれたてのハクサンイチゲ、ちょっとピンボケ。

7/1 11:57

コバイケイソウ祭り

7/1 12:00

こちら咲きたてチングルマ

7/1 12:04

一気に降りて、仏生池小屋が見えてきた。

7/1 12:13

シラネアオイ

7/1 12:16

怪しげな雲が流れていく。

7/1 12:49

御田ケ原参籠所が見えてきた。

7/1 12:56

ハクサンフウロ

7/1 12:56

白いシモツケ？シモツケにしては葉っぱが丸みを帯びてるような・・・

7/1 12:57

駐車場へ戻ってきた。

撮影機器：

PowerShot G5 X CANON

感想

TONO

　前日の夕方の雷雨は凄かったですが、この日も天気は不安定な様子。早朝4時頃に出て午前中勝負でどこか登ろうと思っていたのだが、ワールドカップのフランスvsアルゼンチンを見ないわけにはいかないし・・・結局凄い試合で気付けば最後まで。この時点で4時出発は却下。で6時半頃に出て月山に行くことに。月山はいつも姥沢からなので、今回は鶴岡側の弥陀ヶ原から登ることにした。
　8時頃に弥陀ヶ原の駐車場に着くとすでに満車。知らなかったのだが、この日山開きだったようだ。そのせいもあって大混雑してたのだと思うが、駐車スペースがさほど多くないのも原因だろう。シーズン中はシャトルバスとか運行するのだろうか・・・路駐していた車の空きスペースに車を滑り込ませて何とか駐車。
　準備をして歩き始め。初めてのコースなのでワクワクします。弥陀ヶ原〜御田ケ原は池塘が散在する中に木道が敷かれ、ここを周回するだけでもそれなりに楽しめそうだった。たたみ石を過ぎ雪渓を渡るとお花畑になり、仏生池のほとりに建つ仏生池小屋に着いた。先に進むとオモワシ山のトラバース、行者返しと続く。ここは大岩の重なる狭い急坂だが、距離は短いのであっと言う間に通過。行者返しとはちと大袈裟か。モックラ坂を緩やかに登ると行者ヶ原〜月見ヶ原の草原に目が行く。ハクサンイチゲ・イワカガミ・チングルマ・ミヤマシオガマ・ヒナザクラ・・・花の最盛期にはまだ早いが、花の百名山の片鱗を感じつつ登って行く。大峰付近になるとヒナウスユキソウも見られ思わず足が止まるが、上空には鉛色の雲が広がってきた。この先はガスの中。山頂直下の残雪を踏んで登ると、月山神社の建つ山頂に到着。
　ここで大休止の後、今回の目的の一つであるクロユリ探しに出かけた。辺りを探すもなかなか見つからず、結局頂上小屋付近にちらほらと咲いていたが、全部で10株くらいか。登山道の傍らで咲いていたクロユリは撮影の順番待ち状態だった。
　さて午後からは天気は崩れそうだし下山です。姥沢に下ってしまいたい衝動に駆られるが、車の回収ができなくなるので、往路を引き返す。あとはノンストップで駐車場まで。
　月山は手軽に花と眺望が楽しめるイイ山。姥沢からと弥陀ヶ原からではまた景色も雰囲気違うが、もし姥沢〜弥陀ヶ原間のバスとかがあれば、姥沢から登って弥陀ヶ原へ下るのがベストなのではないかと思った。（TONO）