記録ID: 1517653
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ハイキング
日光・那須・筑波
筑波山 * つくば道から歴史に思いを馳せて *
2018年07月07日(土) [日帰り]
茨城県
ピアソラ
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:36
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 873m
- 下り
- 864m
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日帰り
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:32
距離 15.3km
登り 873m
下り 873m
| 天候 | ○ 天気 ： 曇り 時々 霧。 ○ 風速 ： やや強め（10m/s程度）。 ○ 気温 ： 普通（25℃くらい）。 ※湿度は高め ○ 視程 ： やや短め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・10:30 {自宅} - 11:00 筑波交流センター駐車場 ○ 復路（約15km） ・18:45 筑波交流センター駐車場 - 19:45 {自宅} ※途中、外食しました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
〇 特に危険箇所はありません。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 筑波交流センター �� 普門寺 �� 旧筑波山郵便局 �� 筑波山神社 �� 御幸ヶ原（２箇所） (2) 登山ポスト 見つけられませんでした。 |
写真
梅雨の間、1959年（昭和34年）に出版された筑波山（木村繁著）という古い本を読んでいたら、地元筑波の歴史散策に行きたくなってしまいました。
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7/7 20:07
梅雨の間、1959年（昭和34年）に出版された筑波山（木村繁著）という古い本を読んでいたら、地元筑波の歴史散策に行きたくなってしまいました。
今でこそ中腹まで車道が通じ、筑波山神社が筑波山（つくばさん：877m）の表玄関になっていますが、昔はつくば道という麓の道から登るのが一般的だったようです。今回はそのつくば道から筑波山を目指すことにしました。
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7/7 11:11
今でこそ中腹まで車道が通じ、筑波山神社が筑波山（つくばさん：877m）の表玄関になっていますが、昔はつくば道という麓の道から登るのが一般的だったようです。今回はそのつくば道から筑波山を目指すことにしました。
田圃の向こうに見えるのは城山（じょうやま：129m）です。その昔、山頂に多気城というお城があったことからそう呼ばれているようです。
2
7/7 11:14
田圃の向こうに見えるのは城山（じょうやま：129m）です。その昔、山頂に多気城というお城があったことからそう呼ばれているようです。
この辺りは北条という歴史地区で、江戸時代に筑波山参拝の門前町として栄えた街です。1987年（昭和62年）に廃線となった筑波鉄道の常陸北条駅があった場所でもあり、昭和レトロな商店街が残っています。
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7/7 11:23
この辺りは北条という歴史地区で、江戸時代に筑波山参拝の門前町として栄えた街です。1987年（昭和62年）に廃線となった筑波鉄道の常陸北条駅があった場所でもあり、昭和レトロな商店街が残っています。
石でできた古い道標に「これよりつくは道」とあります。第三代将軍徳川家光の頃に、知足院中禅寺建立の建材を運ぶために開かれた道とのことです。
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7/7 11:28
石でできた古い道標に「これよりつくは道」とあります。第三代将軍徳川家光の頃に、知足院中禅寺建立の建材を運ぶために開かれた道とのことです。
通りすがりの小さな墓地に、人知れず色鮮やかなサボテンの花が咲いてました。
太古の昔、神々が集ったと言われる神郡（かんごおり）という名の集落に入ります。
つくば道の終点にある旧筑波山郵便局。その奥の歴史を感じる石段を登り詰め、車道を跨ぐともう筑波山神社の参道です。
ここまで来てようやく山登りが始まる訳ですが、その前にかき氷でクールダウン。メロン味とレモン味。
実を言うと、体中にまとわりつくような湿気と暑さに、最後までケーブルを使うべきか悩みましたが、結局足で登ることにしました。
いつもは下山で使う御幸ヶ原コース。登りで使うのは何気に初めてです。
木段が出てきたらあと少し。ラストスパートです。暑さもあり結構消耗しました。
御幸ヶ原に到着しました。加波山（かばさん：709m）方面を望みます。
江戸時代までは今のように登山道が整備されておらず、男体山（なんたいさん：871m）は険しくて登ることができなかったそうです。ということで、歴史に思いを馳せるため今回はパスすることにしました（笑）。
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7/7 15:10
江戸時代までは今のように登山道が整備されておらず、男体山（なんたいさん：871m）は険しくて登ることができなかったそうです。ということで、歴史に思いを馳せるため今回はパスすることにしました（笑）。
女体山（にょたいさん：877m）到着っ！ガスって何も見えませんでした。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
今の時代、筑波山に登る人の多くは、筑波山神社を表玄関としています。
標高250mの山の中腹まで車道が通り、バスも通じているため、当然のことです。
ただ、今から凡そ100年前の1922年（大正11年）にこの車道ができる以前は、
当時筑波山参拝の門前町として栄えた北条から登るのが一般的だったようです。
北条から筑波山神社へと伸びる参詣道は「つくば道」と呼ばれ、
（今では想像もつかない話ですが）宿屋や土産屋などが軒を連ねる
大変賑やかな通りだったと言います。
そんなかつての表玄関北条からつくば道を経て、筑波山に登ってきました。
残念ながらその工程のほとんどで開発が進み、歴史の面影を残す
家並みや石段が僅かばかりぽつりぽつりと点在するだけでしたが、
歩を進めるごとに迫りくる筑波山の雄姿だけは当時のまま
変わらないものだろうと、思いを馳せながら散策しました。
遅い時間に出発したため、現代の表玄関である筑波山神社に
着いたのは昼過ぎでした。体中にまとわりつうような湿気と暑さもあり、
最後までケーブルを使うか迷いましたが、せっかく歴史の道を
歩いて来たのだからと観念し、自分の足で登ることにしました（笑）。
天気が良くなかったのと時間が遅いのとで、御幸ヶ原はいつになく
閑散としていました。人気の無い静かな筑波山はとても魅力的でした。
いつもより余計に歩いたので疲れましたが、その分満足度の高い一日でした。
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