剣が峰(マチネシリ) 雌阿寒

2011年11月26日(土) [日帰り]

• GPS: 04:52
• 距離: 13.2km
• 登り: 858m
• 下り: 858m

コースタイム

下り、GPSが切れていたので、一部直線になってます。

天候

晴れ時々曇り　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道はゲート無し。一部アイスバーン。

コース状況／危険箇所等

登山口からほぼアイスバーン。樹林帯出口から剣が峰南展望ポイントまでハイマツが覆い被さり酷いハイマツトンネルに。

オンネトー凍結始まりました。雪が降るまでの絶景。綺麗です。

野中温泉200円　湯船と桶と椅子だけです。オンネトーと同じ色の湯。

写真

11/26 9:31

剣が峰登山口　アイスバーン。誰もいない。

11/26 9:46

林道から登山道へ。

11/26 9:52

今日もノンスリップ携帯靴を

11/26 10:22

ハイマツトンネルを抜けて、白くない雄阿寒

11/26 10:35

剣が峰　思ったより白くない。

11/26 10:38

超霜柱と剣が峰

11/26 10:45

剣が峰

11/26 10:51

剣が峰

11/26 10:53

地獄のハイマツトンネル

11/26 11:02

阿寒湖と雄阿寒

11/26 11:05

太平洋と通称「南岳」北見山岳会の山行記録に出ていた。

11/26 11:05

阿寒湖と雄阿寒、西別と摩周も遠くに

11/26 11:20

雌阿寒は雲の中

11/26 11:28

剣が峰の剣の先と阿寒湖、雄阿寒

11/26 11:29

阿寒湖方面パノラマ

11/26 11:29

雌阿寒方面パノラマ

11/26 11:34

剣の先より阿寒湖方面パノラマ

11/26 11:34

剣の先より

11/26 11:35

剣の先より

11/26 11:36

南岳と阿寒富士

11/26 11:40

雌阿寒が見えだす。

11/26 11:45

阿寒富士も

11/26 11:48

阿寒富士と雌阿寒、双眼鏡で見たら人影が。

11/26 11:55

雪堤もどきを進む。

11/26 11:59

はっきりと見えだした雌阿寒

11/26 12:03

まだ人影が。

11/26 12:03

晴れたのでパノラマ

11/26 12:08

振り返ると剣が峰

11/26 12:15

火口縁から霞む山頂

11/26 12:20

山頂

11/26 12:20

阿寒湖方面

11/26 12:21

火口を覗く

11/26 12:22

凍る青池と霞む阿寒富士

11/26 12:25

凍る青池と霞む阿寒富士

11/26 12:25

凍る青池と霞む阿寒富士

11/26 12:25

マチネシリ火口

11/26 12:25

分岐看板はエビのしっぽ

11/26 12:26

凍る青池と霞む阿寒富士　もう少しなのだが

11/26 12:26

凍る青池と霞む阿寒富士　もう少し

11/26 12:29

剣が峰へ下る

11/26 12:29

剣が峰へ

11/26 12:35

雪渓を下る

11/26 12:38

尾根と剣が峰

11/26 12:39

尾根と剣が峰

11/26 12:39

通称「南岳」

11/26 12:48

雌阿寒を振り返る

11/26 12:51

パノラマ

11/26 12:54

喰い散らかしたガンコウランの実

11/26 12:55

ハギマシコ足跡

11/26 13:01

剣が峰、南から

11/26 13:01

氷の世界から戻って

11/26 13:01

青空と阿寒湖

11/26 13:15

晴れ渡る剣が峰

11/26 14:11

真ん中にクマゲラが

11/26 15:01

一番手前、野中温泉寄り、オンネトー凍ってます

11/26 15:01

この辺は全面結氷

11/26 15:05

奥の方。キャンプ錠寄り、この辺もほぼ結氷

11/26 15:05

凍ってます

11/26 15:05

凍ってます

11/26 15:09

展望デッキ付近。ここの奥はまだ水面が

11/26 15:11

富士山といえば、騙せそう。

11/26 15:13

凍ってます

11/26 15:13

凍ってます

11/26 15:14

凍ってます

11/26 15:15

ラムネ色の氷が写真では出ない。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX5 SONY

感想

h2013m

　カチポロに行くつもりだったが、またしても寝坊。ライブカメラの日勝峠は雪で風速10m。STVの帯広のライブカメラは晴れているのだが、日高山脈は雲。時間も遅いので、然別でもと出発するが、雄阿寒がくっきりと見える。雌阿寒も雲がかかっているが、見える。昨日仕事中に見た雌阿寒と剣が峰が白かったのを思い出し、雄阿寒か雌阿寒剣が峰コースにハンドルを切ってしまう。
　道路には路肩にわずかに雪があるだけ、やはり雌阿寒は白いが、雄阿寒は白くない。何故だろう?ということで、剣が峰コースへ。林道は上の方だけ部分的にアイスバーン。本日も誰もいない。11/23に4人パーティーが入っている。ハイマツが酷いとのこと。そんな所あったか?と思いつつシャツに上下カッパで出発。凍りついた道を進み、すぐ暑くなり長袖Tシャツにカッパになる。登山道もカリカリアイスバーンなので、今日も秘密兵器ノンスリップ携帯靴を装着。サクサク喰い付きスピードアップ。快調に樹林帯を抜けるが、登りになると道にハイマツが被さっている。雪も乗ってないのに何故?と仕方なく潜るが、進むほどに酷くなる。ヘロヘロで剣が峰の展望台へ。思ったより雪が付いていない。もっと真っ白でカッコ良くなっていると思っていたのだが。ホシガラスの群れがミャーミャーと変な声で鳴いている。小鳥の大群が行ったり来たりしている。何だろう。双眼鏡でも判らない。そして、目の前には覆いかぶさるようにハイマツのトンネルが。ここで止めようかとも思ったが、それではあまりにも根性無しと思い進む。腰を曲げて進むのも辛いが、それでもザックが引っ掛かる。隙間で時々立ち上がり、時に這い這いしながら何とか突破し、阿寒湖が見える展望台まで、既にヘロヘロ状態。ここでシャツを着直し先へ進む。ガンコウランを食い散らかした痕が雪の上に赤紫の染みを作っている。いまだに飛び回っている鳥の大群の仕業か?剣が峰のコルに近づくと阿寒富士が見えだすが、雲がかかっている。そして更に登ると雌阿寒は雲の中。下では見えたじゃないか?一気にヤル気が失せ、剣が峰に変更。途中の雪渓を利用してショートカット、スパイクをカリカリ効かせて順調に登る。風もそれほど強くないので今日は剣の先まで。阿寒湖と雄阿寒、その向こうに西別と摩周、津別峠と藻琴山も見える。大群の鳥の一羽が岩の上に。やっと双眼鏡で捉えられた。小豆色の鳥、ハギマシコだ。ガンコウランの実を食べ漁っていたらしい。食事の邪魔をしていたようで、可哀想な事をした。寒いので降りようと歩き出すと雌阿寒が見え始め、未練がましく見ていたら山頂に人影が。随分のんびりとしている。
　何だか自分が随分根性無しに思え、12時半をめどに雌阿寒へ。小さな雪堤もどきをカリカリ飛ばして登り、沢筋の雪渓を利用して登り続け、稜線の看板が見え始めると鈴の音が阿寒富士の方へ進んでいく。降りてしまったらしい。火口縁に呆気なく着くと山頂は霞み気味、青池は凍りついている。阿寒富士も霞んでいる。急いで山頂へ、12時半前、思ったより早く着いた。とんぼ返りで降りはじめ、青池と阿寒富士が見え隠れする。晴れそうなので少しだけ待ってみたが、完全には晴れない。この景色好きなのだが。残念だが、後ろ髪引かれる思いで下山。アイスバーンの登山道はスパイクの効きも悪そうなので、凍りついたザレ場を慎重に下る。あとは雪渓を利用して快適に下り、氷の世界から緑のハイマツ帯へ。下りのハイマツ潜りは楽かと思ったが、下りながらの屈み歩きは腰にくる。時々アヒル歩きになって呻きまくって樹林帯へ。いつの間にかGPSがオフになっていた。やっと楽になり、スパイクを効かせ快適に登山口へ。登山口付近でカラスかと思ったらクマゲラだった。いつも五月蠅い位なのに無言で動き回って去って行った。
　帰りはまたオンネトー温泉へ。その前にオンネトーへ。意外なことに凍っている。ラムネ色の氷、とても綺麗だ。写真では判らないのが残念。全面結氷とはいかないが十分だ。氷が波打って綺麗に反射しないが、雪が降るまでの絶景。写真家が数人三脚を立てていた。
　今回は野中温泉200円で。貸切。相変わらずオンネトー色の風呂は最高だった。