大篦柄沢(オオノガラ沢)(鹿児島県高隈山)

2018年07月11日(水) [日帰り]

• GPS: 09:25
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,375m
• 下り: 1,374m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:19
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:20

6:20 スタート地点
8:30 8:48 支沢に迷い混む
13:35 14:00 大箆柄岳
15:14 15:32 入渓地点
15:40 ゴール地点

天候

曇り時々小雨

コース状況／危険箇所等

土石流残骸の流木がところどころにあるが特に問題無し
水量は多め

写真

7/11 6:14

土石流で林道が流されているのでロープが張られている。

7/11 6:25

5分ほどで大篦柄沢に出合う

7/11 6:26

土石流の跡が残っています

7/11 6:30

入渓

7/11 6:34

いきなり堰堤。この先から入渓するのが正解

7/11 6:36

土石流の残骸

7/11 6:39

楽しくなってきます

7/11 6:39

早速泳ぐcowさん

7/11 6:44

水量は多め

7/11 6:58

悪そうなところが…右なら行けるか？

7/11 7:07

右も厳しい…

7/11 7:07

手前のクラックを登って突破！アブミ使用。

cow)フォローで登ったがロープの流れ上,クラックをスタンスにしたトラバースをすることになり,緊張し腹が痛くなった…

7/11 7:50

斜滝を直登するtanekuさん

7/11 7:51

二段目も果敢に攻めるtanekuさん

7/11 8:13

トユ状滝も登る

水温はほどよいくらい

7/11 8:16

直登します

7/11 8:18

へつり気味に釜を渡り滝に取り付く

7/11 8:32

崖崩れ跡がありました

7/11 8:51

楽しい滝が出てきます

7/11 8:58

黒滝登場！

7/11 8:59

迫力あります！

cow)水に打たれすぎて震えた…

7/11 9:33

cowさんのリードで黒滝を越える！超ランナウトでヒヤヒヤしました。
水量が多く抜け口でアブミ使用。

cow)アブミ様様！それからランナウトに反省…プロテクションの取り方の経験をもっと積む必要あり！

7/11 10:07

黒滝の上部はキレイな沢

cow)滝はさらに続く…

7/11 10:11

またでかいのが…

7/11 10:14

ここはフリーで直登したが上部がヌメッていた。最後の方はcowさんが垂らしてくれたお助けロープを付けて登った。

cow)ここはザイルを出すべきだった…きわどいところでヌメった

7/11 10:46

またまたでかいの。

7/11 10:56

ここも直登。左を真ん中ぐらいまで上がって、右へトラバースした。

cow)ライン読みが面白かった！

7/11 11:06

7/11 11:23

7/11 11:45

まだまだ滝は続く！

7/11 12:24

ようやく源流の雰囲気

7/11 12:37

分岐を右に進む

7/11 12:49

水量が減ってきた。

7/11 12:59

山頂方向に進路を取る

7/11 13:11

尾根に上がった。

7/11 13:12

ヤブ

7/11 13:18

スズタケ地獄

cow)これで充実度がさらに上がることは言うまでもない…

7/11 13:30

登山道☆

7/11 13:37

やったぜ!!

cow)全身にいろいろへばりついていたが,気分爽快！

7/11 13:38

スズタケまみれのザック

cow)上着に穴が開いた…(涙)

7/11 13:48

ガスってます

7/11 13:50

一瞬だけ桜島が見えました。写真には写せず。

7/11 14:02

左に進んでガシガシ下山。

7/11 15:14

気持ち良さそうに水浴びするtanekuさん
taneku)調子に乗って頭を流れに突っ込んだらメガネを流されて焦った。

7/11 15:16

入渓地点で汗を流すcow

7/11 15:24

洗濯までする

7/11 15:39

終了！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

iPhone SE Apple

感想

cow-rancher

少し距離の長い遡行にも挑戦しようとtanekuさんと大箆柄沢に行った。
水量は多めだったが、登攀ラインをあれこれ考えながらの遡行は面白かった。
黒滝の登攀では、もっとスムーズに効果的なプロテクションを取るべきだったと反省…それができなければ、潔く巻くべきだった。
次の斜滝も、場所によってはきわどいトラバースがあり、足元もヌメっていたので、どんなところでザイルを出すべきなのかを考えさせられた。

遡行途中に支沢に迷い混むルートミスもあったが、それに気付いてリカバリーできたのは良かった。沢の分岐では、地形図とコンパス、高度、それから周囲の地形等の得られる情報を最大限集約させて進路を決めることが大切だと思った。

沢を遡行し、源流を見届け、藪を漕いで山頂に立つ…
山を少し深く知ることができた気がして、嬉しかった。

taneku

滝登りで有名な大篦柄沢(オオノガラ沢)へ！2016年の台風後、情報がありませんでしたが行ってきました。
土石流の影響は少なく、楽しく遡行できました。核心の黒滝は水量が多かったので右寄りの弱点を突いて突破。直登できる滝の連続でとても面白かったです。登りすぎて終盤はお腹いっぱいでした。登山道に出会うまでのスズタケのヤブ漕こぎが、ある意味で核心かも。