庚申山から鋸山へ


- GPS
- 10:05
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,696m
- 下り
- 1,681m
コースタイム
天候 | 一日中良いお天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*今回の記録はmatukura64さんの11月13日の記録(足尾山魂(銀山平〜庚申山〜鋸山)(鹿の鳴き声と猿の群れ!))を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。 <コース状況> *庚申山からの稜線と影になっている斜面には積雪が1cm程ありました。 ・一の鳥居まで 舗装路半分、未舗装路半分で4km程の距離です。 ・一の鳥居から庚申山荘 落ち葉が多く登山道が隠れている所がありますが、迷うことはないでしょう。 ・庚申山から鋸山 白山(だったと思う)までは普通の尾根道です。 笹が多い所がありますが特に問題ありません。 白山からはトラロープ、鎖、梯子があって尾根は切り立っているので十分注意して通る必要があります。 また、これ以上の積雪が有るとこのルートは危険だと思います。 ・鋸山から六林班峠 鋸山から六林班へもルートは明瞭で問題なし。 ・六林班峠から庚申山荘 馬鹿尾根ならぬ馬鹿トラバースだと思います。 ルートはしっかり着いていますが、沢が多いので夕立の多い時期に通行する場合は危険なルートだと思います。 また、ここのトラバース中は何度も、獣臭が沢の下から風に乗ってプンプンしました。 熊鈴の音に気付いて逃げる鹿が沢山居ました。 <皇海山へ向かうには> 朝、日の出の時刻を過ぎて少ししてから(6:30)の出発となりました。 鋸山までの往復で自分の足では約10時間(総休憩時間が1時間30分程)、下山時刻は日の入りギリギリ(16:35)でした。 皇海山と鋸山の往復は2,3時間掛かるはずなので、トータルで13時間はみておかないと危ないかなと思いました。 今の時期に行こうと思うなら暗い時間に歩くことを覚悟しないと難しそうです。 <その他庚申山荘について> ・バイオトイレは今の時期は鍵が掛かっていて使えないようにしてあります。 ・外の蛇口(水場)は凍結防止の為にチョロチョロと流して有ります。 関東圏の人だとそういう習慣がないかもしれないので気を利かせて閉めないようにしましょう。 |
写真
感想
<最高の登山日和>
今日は朝から晩まで雲一つない最高の登山日和の中で庚申山、鋸山に登ってきました。
下山して庚申山荘に戻るまでに出会った人は山荘に泊まって皇海山を目指すという単独の方一名のみで、あとはずっと山を独り占めの静かな山歩きになりました。
山奥に突如現れる庚申山荘は旅の疲れを癒してくれる山のオアシスの様な山小屋だと思います。
庚申山荘を利用してゆっくり山歩きしてみたいと思いました。
いつか泊まってみたいです。
<六林班峠からの馬鹿トラバース>
今回の山行で印象が強いのは、危険な鋸山の稜線ではなく六林班峠から庚申山荘へと向かう延々と続く馬鹿トラバースです。
尾根を越え、沢を渡り、幾つも幾つも同じことを2時間近く繰り返していい加減にして欲しいと思ってしまいました。
なので馬鹿尾根ならぬ馬鹿トラバース。
右肩下がりの斜面がいつまでも続くので日本の景気のようでウンザリ 笑
ルートがしっかり付いているので迷うことはないと思いますが、似たようなことをずっと繰り返すので現在地の把握が難しいです。(今のは幾つ目の沢だ?って感じで)
地図読みの練習にはいいのかなと思いました。
やっとの思いで庚申山荘に着くと2kmの登山道と4kmの林道が残ってるので、ゆっくり休憩している暇はありません。
ちょこっと休憩して、いつでも使えるように念のためヘッ電を装着して直ぐに下山です。
夕暮れ時の駐車場付近に猿の群れが居ましたが、何もされませんでした。ふぅー、危ない危ない。
日没前ギリギリになってしまいましたが、無事帰って来れたので良かったです。
<最後に>
今回の山行を終えての感想は 長い!
往路の林道が長い、六林班から庚申山荘までがダラダラと長い、そしてまた林道と・・・
本来なら核心部の庚申山から鋸山が危険だけど眺望が良いので印象に残るのでしょうが、そこはまぁ景色は綺麗だったけど大して辛いという感じも無くその他の“長い”に消されてしまったような所があります。
でも、庚申山荘に付いた時の青い空と庚申山、その手前の開けた場所にある庚申山荘のイメージがとても良い感じで残っています。
うん、今回も面白かった!
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