大峰山は冬景色 樹氷きらめく弥山・八経ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ジャンルを積雪期PHにしましたが、雪はそれほどたいしたことはなかったです。 |
写真
感想
大峰山は初めて、というか、近畿の山が初めてでした。朝6時、宿泊先の洞川温泉の宿を出た時はまだ薄暗く、気温は零下2度でした。登山口の行者還トンネルに上って行くにつれて明るくなると、稜線上部が白くなっていました。もしかして雪?樹氷? 登る前から、わくわく。
駐車場で車を降りるとさすがに寒い。ウールの帽子・手袋、ウインドブレーカー、スパッツと耐寒装備を装着し、出発。関西弁で道聞かれたらわかるやろか〜、とアホな妄想をしながら、かなりきつい尾根道を登っていきます。ぐんぐん高度をかせぎ、1時間ほどで主稜線に到着しました。雲一つない快晴です。風もほとんどありません。こんな朝の稜線歩きはほんとに気持ちいい。そのうち、うっすらと雪が出てきました。初雪でしょうか。
弁天ノ森を越えると弥山と八経ヶ岳が見えました。弥山頂上付近の樹林帯あたりはやはり白くなっていました。聖宝の宿の行者像の台座にも雪が薄く積もっていました。薄くつもった雪の登山道を進むと、ほどなく弥山の登りになりました。途中、日陰の落葉樹の枝には樹氷がびっしり。木の上のほうには陽が差してきているので、樹氷がぽろぽろと落ちてきます。あっちからぽろぽろ、こっちからもぽろぽろ。登りきって弥山小屋に到着。小屋の前の木も雪化粧、少し早いクリスマスツリー状態でした。弥山に参拝。目の前の八経ヶ岳は、弥山との鞍部付近が真っ白になっていました。
鞍部に下っていくと、樹氷群が絶景でした。まるで、吉野山のサクラのような美しさ。登山道は樹氷のトンネルをくぐっていく感覚。雪の道を登り返して八経ヶ岳頂上に到着。やはり寒いですが、風が弱いのでそれほどでもない。360度の展望ですが、山の名前がよくわからない。地図と見比べて、この山か? というくらいですから、自信がありません。頂上には、登山者が何グループかいらっしゃいましたが、やはり関西弁が公用語のようでした。
八経ヶ岳からの下りでも、樹氷群の美しさに圧倒され、帰るのがもったいないと思いながら、いやいや下山しました。弥山を下る道では、樹氷はまだ少し残っていましたが、下のほうの登山道の雪はほとんど溶けていました。奥駈道出会からの急な尾根道を慎重に下り、駐車場の気温は5度でした。
{おまけ}行者還トンネルを東に抜け、大台ヶ原ドライブウェイ(災害のため一部通行止めで回り道経由)を通り、日出ヶ岳に登りました。熊野灘がきれいに見えました。日没近くに、ドライブウェイの展望台から大峰山脈の夕景色を何枚も撮りました。
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