富士山 8歳長男と(富士宮R〜御殿場R〜プリンスR)
- GPS
- 10:49
- 距離
- 15.9km
- 上り
- 1,898m
- 下り
- 1,899m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 10:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
この時間は下山者もいてまだ賑やか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に危険箇所はない。 強いて言えば、観光登山者ばかりなので心に余裕を持てない人が狭い登山道を無理矢理抜いていくし、下山者は止まってくれない人も多いので気を付けるべし。 |
その他周辺情報 | 富士宮口から最も近い温泉は御胎内温泉。混雑しているので食事は他に行った方がいいだろう。 御殿場IC近くにはファミレスやファストフードが多数。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
長男との日本百名山49座目。
3年前に長男と約束をした富士山登山。
あれからたくさんの山を登ってきた。
そしてようやく目標の一つとしてきた富士山へ。
20年前、私(父親)が登った時に、高山病にかかってしまい同行していた友人からサポートを受けて登頂できた富士山。
正直、日本百名山のどの山よりも不安感が募っていた。
長男が高山病になるより私がなってしまう方が悪い結果になってしまうだろう。
そんなマイナス思考でいっぱいだった。
とにかく、高山病を軽減できるよう、前日から水分をたくさん摂り疲れをしっかり抜くことにこだわった。
前日夕方に自宅を出発し、水ヶ塚駐車場に着いたのは21:30頃。
下山最終バスが到着し、数十人の下山者が疲れた足取りで駐車場を横切って行く。
寝ようとすると、次から次へと車が入ってきては、外でおしゃべりをするのでなかなか寝付けなかった。
朝焼けに染まる富士山を眺めながら長男と出発の準備。
4:50に駐車場ではシャトルバスの案内等の放送が始まる。
チケット販売は5:10からと放送されていたが、5:00には販売は始まる。
バスもこの日は5:30が始発だったが、5:20には一台目は出発。
我々は始発の2台目。
朝早く起こされた長男はバスに揺られながら二度寝タイム。
富士宮口五合目に到着し、トイレを済まし、金剛杖を買ったり、景色を眺めたりして20分ほど過ごした。
ゆっくりと六合目に向かう。
とにかく焦らず、コースタイムよりも長い時間をかけて登ることを意識した。
六号目で初めての焼印を押してもらう。
次の新七合目までは距離があるので途中で休憩をはさみながら、ゆっくりゆっくり。
新七合目で最初のおにぎりタイム。
今回はひとり4ヶのおにぎりを持参。
昼食をなくし、2時間程度に1ヶのおにぎりを食べる作戦とした。
元祖七合目でも大休憩。
やはり高山病が怖い私。
長男には悟られまいと余裕な表情をつくる。
八合目に着く直前に、狭い登山道で行き違いで大渋滞。
これが有名な富士宮口の渋滞かぁ。
登山ガイドさんが交通整理をしているが、無視して登って行く登山者数名。
口論にもなっており、観光登山の弊害が。。。
八合目で二回目のおにぎりタイム。
高山病の症状はまだない。
九合目。
長男も私もまだまだ元気。
ただ、心拍数が速くなっていることは自分でもよくわかる。
九合五勺。
三回目のおにぎりタイム。
フリーズドライの味噌汁もいただく。
高山病にはなってないな。行けちゃう?
富士宮口山頂。
浅間神社奥宮で最後の朱印をもらう長男。
郵便局内にあるスタンプを押しまくり、登頂証明書も購入。
滑りやすい馬の背を四苦八苦しながら登る長男。
剣ヶ峰写真撮影の行列に並び、15分ほどで登頂。
富士山剣ヶ峰登頂。
日本百名山49座目。
御鉢めぐりはまたの機会にして、奥宮方面へ戻る。
売店で山バッジを購入し、御殿場口へ移動。
ここで長男が軽い頭痛を訴えてきた。
実は私も剣ヶ峰を下りてきたところで頭痛。
症状が軽いうちに標高を下げる。
ずるずると靴を滑らせながら歩いていくが、長男は滑らせずに止まろうとして歩くもんだからズルッと滑って何回か転倒。
滑る道はスキーやスケートと同じように滑ることを利用しながら歩くことを教えてみる。
そこからはコツをつかみ始めたみたいだ。
八合目から七合九勺まで下りてくる直前に事件発生。
私が長男を振り返ると、金剛杖を持っていない。。。
「杖どうした!?」と聞くと、
「あぁ〜、たぶん八合目で忘れてきたぁ〜!」と。。。
しょうがないので、長男を赤岩八合館に待たせて、登り返して取りに行くことに。
無事に金剛杖を回収し、長男の元へ。
「おまえの富士山での相棒なんだから帰るまで忘れるなよ」
と諭して長めの休憩。あ〜疲れた。
わらじ館で山バッジをもう一つ購入。
そこから下山道である大砂走りへ。
長男に大砂走りの下山方法を教えて一緒にズルズルと下山。
楽に距離を稼げるが、さすがに疲労も蓄積してきたので宝永山への分岐まで何回か休憩。
宝永山の山頂も踏み、第一火口を経由して富士宮口に下山。
五合目の売店でお土産を買って、バス待ちの行列へ。
次に来るバスに乗れるかギリギリのところ。
なんと、補助席最前列とガイド席の最後の2人という幸運。
水ヶ塚駐車場までに長男は爆睡。
駐車場に着いたのに降りる素振りを見せず、どうやら寝ぼけていたようだ。
日帰りでの富士山登山をよく頑張った長男。
標高が高い分、いつもよりも疲労が出たようだが、これから秋までの限界値を把握できたよい山行となりました。
今回初めて装備した夏用のアームカバーがかなり良い結果。
日焼けはしない、素肌より涼しく、体力の消耗も少なく済んだようだ。
白のメッシュキャップも通常装備になりそう。
心配した高山病は登山に影響のない程度の頭痛で済んでよかった。フゥ〜。
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